ボヘミアンラプソディのフレディ役バロンコーエン交代はなぜ?ラミマレックが原因?

 ボヘミアンラプソディは、伝説のバンド「クイーン」のボーカル・フレディ・マーキュリーの光と影を数々の名曲とともに描いた作品です。

映画ではラミ・マレックがフレディを演じて話題になりましたが、当初は、俳優のサシャ・バロン・コーエンが演じることになっていました。

サシャ・バロン・コーエンについて見ていきます。

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くまた
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ボヘミアンラプソディのフレディ役バロンコーエン交代はなぜ?

ボヘミアン・ラプソディは2018年に公開されました。

クイーンの軌跡を主にフレディ・マーキュリーの視点から振り返っています。

制作が発表されたのは2010年で、当初はサシャ・バロン・コーエンがマーキュリーを演じる予定でした。

意見の違いで降板

バロン・コーエンは、自分はフレディ役を演じるために生まれてきた、と何年にもわたって言い続けてきたそうで、とても演じたかったようです。

当時はブライアン・メイは、コーエンが役を演じるのに最適であると話していました。

しかし、コーエンはプロデューサーらとの意見の違いにより2013年にプロジェクトを離れます。

コーエンは、フレディがコカインを常習していたことなど、より真実を含ませたいと思っていたようです。

小人(dwarves)が頭にコカインのトレイを載せてパーティーを歩いたりする場面を映画に入れたかったようですが、それは制作側に認められませんでした。

クイーンのドラマーのロジャーテイラーは、後に、バロン・コーエンと制作側がずっと話し合いをしていたと述べ、バロン・コーエンがフレディのことを十分に真剣に受け止めていなかった、と話しました。

また、コメディ色の強いコーエンを起用することに難色もあったようです。クイーンのメンバーは、この映画をコメディーではなく、人々を感動させるシリアスな作品にしたかったからです。

ロジャーテイラー ↓


引用:映画.com

マレックについては、素晴らしい才能で、フレディになりきっていたと絶賛しています。

ラミ・マレック ↓


引用:映画.com

2016年11月になってやっとラミ・マレックのキャスティングが決まります。


ラミマレックが原因?

というわけで、バロンコーエンが降板したのは、ラミマレックが原因ではなく、制作側との意見の食い違いが原因でした。

マレックがフレディ役に決まった経緯ですが、最初はプロデューサーから電話があって、ロサンゼルスに来られないか、と聞かれたそうです。

フレディ役に検討していると言われたのです。

決まる前からフレディになりきる

最初にプロデューサーから声がかかった時点では、まだスタジオは決まっていませんでした。

マレックは、スタジオが決まった時点でもしかしたら主役も変更になるかもしれないと考え、自分がいかにフレディ役に適しているかをアピールすることを考えました。

フレディそっくりの前歯を作ってもらい、それを装着して生活し、やる気を認めてもらおうとしたのです。

あの前歯はマレックのアイディアだったのですね。

前歯のコンプレックスを活かす

マレックはインタビューでこのように話しています。

「フレディにとって前歯はコンプレックスだったと思う。幼い頃のあだ名はバッキー(前歯をからかう単語)で、インタビュー映像などを見ると、彼は話すときも上唇を前歯にかぶせたり、手で口を覆うことが多かったりするんだ。でも前歯を矯正するというアドバイスには絶対に応じなかったらしい。歯の形を変えることで歌声に影響が出ることを恐れたんだろうね」

フレディが抱えていた前歯のコンプレックスから、マレックはフレディに近づくことができたのですね。

そして見事にフレディ役を射止めることができました。

2017年9月にロンドンで撮影が始まり、「X-MEN」シリーズで知られるブライアン・シンガーが監督を務めましたが、 欠席が多いことやとキャストやスタッフとの衝突により2017年11月に解雇されました。

初期段階で監督を務める予定だったデクスター・フレッチャーが、映画の完成のために雇われ、撮影は2018年1月に終了しました。

一部の批評家は、監督が代わったことで映画の主題が不明瞭になった、と述べています。

監督も変わり、主役も変わっていたとは知りませんでした。

それでもこのような大ヒット作になったのですからすごいですね。

サシャバロンコーエンについて

サシャ・バロン・コーエンは1971年、英ロンドン出身の俳優です。


引用:https://eiga.com/official/oscar/all-others.html

ケンブリッジ大学在学中、アマチュア演劇クラブに所属。

卒業後、モデルとして働いた時期もあるが、コメディアンとしてTVに出演します。

1998年、コメディ番組から生まれたキャラクターのアリ・Gに扮してブレイク。

アリ・Gとして司会を務めたバラエティ番組「Da Ali G Show」(2000年)で人気を博します。

同番組内で誕生したキャラクターのボラットも話題を呼び、「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」として映画化。

過激な内容で訴訟なども引き起こしましたが、ゴールデングローブ賞主演男優賞をはじめ多数の映画賞を獲得しました。

2018 年、タイムズは彼を30人の最高のコメディアンに指名します。

2021年には「シカゴ7裁判」で、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞を受賞。

私生活では、映画『お買いもの中毒な私!』のアイラ・フィッシャーと2010年に結婚し、3人の子供もいます。

主な出演作品

●2009年「ブルーノ」
●2011年「ヒューゴの不思議な発明」
●2012年「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」
●2017年「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

フレディに似ているのはどっち?

ラミ・マレックのフレディは素晴らしかったですが、バロン・コーエンだったらどんなだっただろう、と思います。

体形的にはマレックは華奢すぎたので、フレディのがっちりした感じはバロン・コーエンのほうが似ていたのではないでしょうか。

また、フレディはペルシャ系インド人の血が入っているのですが、マレックの両親はエジプト人で、バロン・コーエンの母親はイスラエル出身のペルシャ系ユダヤ人ということです。

オリエンタルな雰囲気はマレックのほうが似ているようですね。

バロン・コーエンのフレディ・マーキュリーを見てみたかった気もします。コメディ要素が強い作品になっていたのでしょうか。

主役が降板することはたまにあるみたいですね。バックトゥザフューチャーのマーティ役も始めはエリック・ストルツで、すでに撮影をしていましたが、役のイメージに合わずにマイケル・J・フォックスになりました。


まとめ

●ボヘミアンラプソディーのフレディ役が、当初はサシャ・バロン・コーエンだった件

●ラミ・マレックに決まった経緯

について見てきました。

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