インディジョーンズ魔宮の伝説にサギー教という邪教が登場します。
サギー教では人間を生贄にした恐ろしい儀式も行われます。
今回はインディジョーンズに登場するサギー教や儀式について紹介させていただきます。
目次
インディジョーンズでサギー教とは?
サギー教は「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」に登場する邪教集団です。
サギー教が復活していたと知ったインディ・ジョーンズはパンコット宮殿で彼らと戦うことになります。
サギー教の教祖モラ・ラムに捕らえられたインディは悪魔の血を飲まされ一旦は洗脳されるのですが、仲間のアジア人少年ショートに松明の火を浴びせられたことによって正気を取り戻し反撃に出ます。
やりたい放題だったサギー軍団はイギリス軍のブランバート率いるライフル部隊の活躍によって再び解体されます。
サギー教は実在した?
#1日1本オススメ映画『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』本作でインディが戦うサギ―教は実在の教団でまたの名をパンシガルと。インド全土で旅人を殺し(必ず絞殺)暗黒女神カーリーに捧げた。その数は百万人を超える。ナチス以上の敵では? pic.twitter.com/2XpKc74Ros
— 森新児 (@morisinji) January 22, 2016
サギー教は実在した宗教で18世紀にイギリス軍によって壊滅させられました。
映画においてサギー教はパンコット宮殿を中心に甦ったという設定になっています。
サギー教は邪神カーリーを崇める危険な思想を持った宗教です。
血を好むカーリーのため、実際に子供を誘拐し河原で首を切ってその血をカーリーに捧げるという儀式をやっていたそうです。
サギー教はどんな宗教?
サギー教は強盗、誘拐、殺人など様々な悪事に手を染めていました。
ヒンドゥー教のカーリーへの供え物として殺人を行い、信者1人につき年1人の殺人が義務付けられていました。
サギ-教では血はカーリーに捧げる神聖なものと考えられていたため、流血を禁じていました。
殺人は推奨するのに流血は禁じるなんて滅茶苦茶ですね。
もはや宗教というより悪党の集団です。
サギー教ではシヴァの配偶神であるカーリーという女神を祀っています。
サギー教の儀式についても
続いてサギー教の儀式についても見ていきましょう。
インディジョーンズに出てきたサギー教の儀式とは
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』を観て いつも思うのですが、燃えあがる心臓を片手に 余裕の笑顔をみせる「サギー教」の司祭のおじさま……。どうして熱々のサンカラストーンを握った時は こんなに熱がったのでしょうか……?#映画 pic.twitter.com/iqjjwQ9RMd
— USJ情報局 L.C.A.STUDIOS (@LCASTUDIOS_USJ) June 13, 2015
インディジョーンズに登場するサギー教では人間を生贄に捧げる儀式を行います。
地下道の神殿の中でサギー教の司祭であるモラ・ラムが男の胸に手を突っこみ、心臓を取り出します。
しかし心臓を取り出された男はまだ生きています。
高熱で炎の上がる溶岩の中に降ろされた男が燃え上がると、モラ・ラムが手に持っていた心臓も燃え上がります。
モラ・ラムは悪魔の血を使って人々を洗脳し、人間の心臓を抉り出し生贄にするという悪事を働いていました。
サギー教では流血が禁じられているためこういった演出になったと考えられますが、非常に恐ろしい儀式ですね。
映画とはいえ素手で心臓を取り出すなんて思わずぞっとしてしまいますよね。
司祭が言っていたカーリー・マーとは?
ちょっと痩せてから「女神」ってたまに呼ばれるんだけど、女神って価値は人それぞれなので、インドの女神とかを想定してたらちょっと嫌だな。
血と殺戮を好む女神、カーリーマーのことじゃないよね?大丈夫そ? pic.twitter.com/ntpPZSIDx7
— ほかりゆりな (@yurix1111) July 4, 2021
カーリー・マーは創造・維持・破壊を司るヒンズー教の三相一体の女神です。
現在では特に破壊者の相が一般に知られています。
血と殺戮を好む女神ということですからカーリーを崇める司祭のモラ・ラムが危険な思想を持っているのは至極当然です。
ちなみにカーリーが名前でマーは母親を意味しており、「黒い母」と呼ばれているようです。
血と殺戮を好む「黒い母」カーリー、恐ろしすぎます。
まとめ
今回はインディジョーンズに登場するサギー教について紹介させていただきました。
サギー教で崇拝されている女神カーリーが殺戮を好むということで、信者たちが罪のない人たちを生贄にする儀式を行うという恐ろしい宗教だということが分かりました。
生きている人間から心臓を抉り出して火あぶりにする儀式が怖すぎます。
実在したサギー教でもひどいことが行われていたようですが、インディジョーンズに登場するサギー教がやっていた悪事も恐ろしかったですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメントを残す