荒木飛呂彦先生が描く「ジョジョの奇妙な冒険シリーズ」は、スタンド能力を使い悪と戦う冒険活劇漫画です。
多彩な能力を持つスタンドが登場しますが、どのスタンドが一番強いかという質問をすると、必ず挙げられるのがウェザー・リポートのスタンドです。
『ジョジョの奇妙な冒険 PART6 ストーンオーシャン』に登場するウェザー・リポートは、天候を操ることができるという最強のスタンド能力を持っています。
そんなウェザーリポートの正体や、『ストーンオーシャン』の主人公徐倫の敵であるプッチ神父との関係について調査しました。
目次
ジョジョ6部でウェザーリポートの正体は?
ウェザーリポートやっぱり良いな
うん、良いよウェザー pic.twitter.com/3uLIyzaOl2— キャプテン三杉feat.イルミ&カモメアナカン (@irumi_inoldays) October 19, 2022
ウェザー・リポートの初登場は、エンポリオの秘密の部屋でピアノの中に寝転んでおり、無口なせいか特に言葉は発せず物憂げな表情をしていました。
毛皮のような帽子を被り、変わった服装をしていますが、イケメンで整った顔立ちをしています。
妙な癖があり、話をする時は口を開かず顔をギリギリまで近づけて喋りますので、徐倫はウェザーリポートのことを意識してしまってます。
ウェザーリポートとは?
ウェザー・リポートはグリーンドルフィン刑務所の男性監に収容されている囚人です。
殺人未遂を犯してしまったため、6年の刑期を受けていますが、過去の記憶を全て無くしてしまっていて自分がどんな人間だったかを知りたいと思っています。
ウェザー・リポートという天候を自由自在に操る能力を持っており、エンポリオからも一目置かれている存在です。
困っている人を見ると手を貸さずにはいられない優しいところがあり、物腰も柔らかく、口数は少ないですが好感を持たれやすい人物です。
ウェザーリポートの正体は?
実はウェザー・リポートは、プッチ神父の双子の弟で、赤ちゃんを失ってしまった母親が彼を引き取ってしまったことがわかりました。
二人は双子でありながら全く別の家族のもとで育ち、プッチ神父は裕福な家庭で神学校に進学し、懺悔室でウェザーを引き取った母親からその真実を知りました。
ウェザーリポートの本名は、ウェス・ブルーマリンといい、貧乏な家庭でアルバイトに明け暮れていました。
そして、偶然にもプッチ神父の妹ペルラと血が繋がっていることも知らず、恋に落ちてしまったのです。
ウェザーリポートのスタンドや能力は?
ウェザー・リポートは、自分の名前と同じく、天候を自由自在に操る能力を生まれつき持っていました。
この能力は応用が効き、何もないところに雨雲を発生させ雨を降らしたり、自分の周りに乱気流を発生させ攻撃を弾くこともできます。
また、竜巻を起こして毒ガエルを一斉に降らせて、徐倫を助けたこともありました。
他にも、空気中の酸素を集めて、宇宙服のようなスーツを作ったり、多種多様で万能な使い方ができるウェザーリポートは最強のスタンドだと言われています。
プッチ神父との関係についても
プッチ神父は、他人のスタンド能力を勝手に奪い、時には殺してしまうほど目的のためなら手段を選ばない冷酷な人でした。
しかし、若い頃は正義感と奉仕の心に満ち溢れ、裕福な家庭で神学を学び何一つ不自由なく育ってきました。
ところが、DIOがプッチ神父の元に現れ、自分の死んだはずの弟が生きていたことを知り、プッチ神父の理想は崩れていったのです。
プッチ神父とは?
プッチ神父は産まれた時から、足が変形していたのですが、DIOに足を治してもらったことで二人は親友になりました。
DIOは、プッチ神父に人のスタンド能力と記憶をディスク化して取り出すことができる、スタンド能力を授けてくれました。
またDIOは、プッチ神父に「天国にいける方法」を記したノートがあると告げ、自分の骨を託しました。
しかし、そのノートは承太郎によって焼却されてしまい、ノートの内容を知っている承太郎の記憶をプッチ神父は狙うようになりました。
プッチ神父は、承太郎の娘である徐倫に目をつけ、グリーンドルフィン刑務所へ収監させるように裏で工作しました。
刑務所の徐倫に会いにきた承太郎は、プッチ神父に記憶とスタンド能力のディスクを盗られてしまい、廃人になってしまいました。
ウェザーリポートとプッチ神父との関係
先述しましたが、ウェザー・リポートとプッチ神父は双子の兄弟であることが、ブルーマリン夫人の告白によって判明しました。
ブルーマリン夫人は、産まれたばかりの自分の子供が亡くなってしまい、激しく動揺しウェザー・リポートを連れ去ってしまったのです。
そして、偶然にもウェザーは血の繋がったペルラと恋に落ちてしまい、プッチ神父は二人を別れさせるように探偵に依頼しました。
しかし、この探偵は過激思想の持ち主で、ウェザーを激しく攻撃し木の上に吊し上げてしまいました。
それを見たペルラは自ら命を絶ってしまい、ウェザーリポートはこの世の全てを憎み、スタンド能力を暴走させました。
ウェザーリポートは能力に目覚め、ペルラを失った悲しみで、この世の全てを憎みカタツムリを発生させ全てのものに復讐しようとしました。
しかし、プッチ神父はウェザーの記憶のディスクを抜き取ることで、ウェザーは何も知らない囚人としてグリーンドルフィン刑務所に収監されてしまいました。
星形のあざが出たのはなぜ?
プッチ神父は、人と人の間には見えない引力があることを信じていました。
特に同じ日に生まれたプッチ神父とウェザーの間には、お互いに影響し合っていることがわかりました。
そして、DIOの骨から作られた緑色の赤ちゃんを取り込んだプッチ神父と呼応するように、ウェザーの肩には星型のアザが浮かび上がりました。
星形のあざとは?
星型のアザは、もともとジョースター家の一員に受け継がれてきたものです。
そして、このアザを持っている者同士は、お互いのいる場所や距離を感じ取ることができるようです。
DIOは、古代アステカの「石仮面」を被ることで吸血鬼になり、非道を尽くし永遠に生きようとしました。
ジョナサンはDIOを止めるために戦い、最後は自分の首から下の肉体を乗っ取られ、DIOとともに海に沈んでいきました。
その後DIOは復活しますが、首から下はジョナサンの体のままなので、ジョースター家の星型のアザを後天的に背負うことになったのです。
あざが出たのはなぜ?
ウェザーリポートの肩にあざができたのは、プッチ神父がDIOと同化したことに、ウェザーの体が反応したからだと推測できます。
以前、プッチ神父が矢に刺されスタンド能力に目覚めた時、ウェザーも引きずられるように自分のスタンド能力を開花させました。
ウェザーは、プッチ神父が自分の双子の兄だということを知りませんでしたが、それでもお互いの変化に気づいていることがわかりました。
その為、プッチ神父の異変をウェザーリポートの体が感じ取り、星型のアザができてしまったのかもしれません。
まとめ
ウェザーリポートの正体や、プッチ神父との関係についてまとめましたがいかがだったでしょうか。
二人はあまり似ていませんが、双子だったという展開は意外でしたね。
記憶を取り戻したウェザーリポートは、一体どうなってしまうかはコミックやアニメでチェックしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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