ヤングジャンプで連載されている『キングダム』は2022年現在、累計発行部数8700万部を突破した大人気漫画です。
中国の戦国春秋時代の中華統一を目指し、奴隷出身の青年信(しん)と後の始皇帝である嬴政(えんせい)が奮闘します。
アニメ第4シーズンが2022年4月に始まりましたが、一つの見せ場として毐国の反乱が放送されるのではと予想されています。
なんとこの反乱で、嬴政の敵であったはずの呂不韋の側近である昌平君(しょうへいくん)が、一転して味方になります。
本記事では、昌平君の直属の近衞兵黒騎兵(くろきへい)や、団長である豹司牙(ひょうしが)について調査しました。
目次
【キングダム】黒騎兵は昌平君直下の近衛兵!
黒騎兵は昌平君直属の近衛兵で、秦国一の軍師である昌平君が作った秦国朝廷直属の特殊護衛部隊です。
全身黒づくめの鎧とマントを纏っていて、黒い馬に乗っています。
黒騎兵の初登場は漫画の何巻?
黒騎兵の初登場はコミック23巻で、山陽を秦国として宣言する場所に、李斯(りし)と昌文君の護衛のためにやってきました。
全身黒づくめなので、信を始め歩兵達はあの騎士達は誰だろうと驚いていました。
軍師学校に通っていた河了貂も黒騎兵の存在は知っていたそうですが、実際に見たことはなかったようで驚いていました。
名門士族である蒙恬(もうてん)は、以前にもみたことがあるのか信達に黒騎兵がきたということは、政府の要人が派遣されたと説明していました。
黒騎兵は滅多に表に出てくることはなく、秦国王の護衛や特別な時にしか見ることができない部隊だそうです。
黒騎兵の強さは?
黒騎兵の強さはおそらく、六大天の軍と引けを取らないほど強いと言って良いでしょう。
毐国反乱の際は、昌平君の指揮により包雷の陣をしき、1万もの敵兵を薙ぎ払いました。
さらに、嬴政と共に桓騎軍の元に向かった時は、桓騎を打てるほどの強い軍としてついていきました。
豹司牙自身の強さについても、キングダム公式ガイドブックでは、「昌平君の懐刀」と書かれるほど頼りにされているそうです。
また、武力は89とあの魏火龍七師の呉慶に匹敵する武力を持っています。
指揮力については、88と王賁と同程度で、また知力も85と高い数値を記録しています。
さらに、昌平君の力強い指揮があれば鬼に金棒で敵はいないでしょう。
豹司牙についても
豹司牙は、黒騎兵の団長で、主に秦王嬴政の警備に務めている事が多いです。
呂不韋が河南で勢力を拡大していると聞いた時は、強力な護衛として嬴政とともに河南について行っています。
豹司牙は昌平君の近衛団団長
昌平君直属の近衞団団長は、豹司牙がつとめており、その強さは秦国の将軍たちにも引けを取らないほど強いと言われています。
登場場面は2022年4月では、まだ2回しか登場しておらず、発した言葉は「殺るぞ」の一言のみです。
しかし口数が少ないからこそ、よりクールな印象が残り、しかも全身黒ずくめなことからファンからの人気が高いキャラクターです。
これから昌平君や信とともに戦ってくれると思うと、頼もしいですし期待が高まりますね。
15個目。今日は #豹司牙
黒、強い、そして昌平君直下いいことづくしの黒騎兵。黒ばっかりだからさくっと出来た。絶対にイケメン。昌平君推しとして豹司牙は外せんな!仕事疲れたからもう眠る。#昌平君 #消しゴムハンコ #キングダム pic.twitter.com/32s890CUn9— リタ (@onioni_onioni) April 6, 2017
秦王・嬴政の護衛としても活躍
桓騎が趙国の投降兵を虐殺してしまった際に、嬴政について豹司牙は桓騎を処刑するためにやってきました。
嬴政は桓騎が反省する様子がないのを見ると、豹司牙に桓騎の首をはねるよう命令しました。
すると、桓騎の側近である黒桜(こくおう)は素早く豹司牙に斬りかかろうとしますが、刀を折られてしまいました。
黒桜も桓騎とともに戦禍を潜り抜けてきた五千人将ですが、豹司牙は易々と彼女の攻撃を制しました。
また、彼女の刀を折ってしまったということは、豹司牙が持っている刀がもしかしたらとても高級な剣である可能性もあります。
キングダムの豹司牙は秦王の護衛+処刑執行人という立ち位置ですね。黒桜の剣をアッサリ斬るほどの強さでした。この豹司牙は趙王の王印の騎士団ほどの強さなのでしょうか?#キングダム pic.twitter.com/0PteOKpT4E
— 漫画好き (@manga_suki_1st) December 5, 2021
キングダム公式ガイドブックによると、この春秋戦国時代の間に青銅を使った剣から鉄を使った剣に移行し始めたそうです。
一般的に青銅器よりも、鉄器の剣の方が強度が高く強いもので、多くの兵士は大量生産がきく青銅器の剣を使っていたことでしょう。
豹司牙が、黒桜の強度の弱い剣を叩き切ったのは、正に格の違いを見せつけたと言ってもいいかもしれません。
また、桓騎軍を滅ぼせるほどの実力があるからこそ、嬴政は豹司牙と黒騎兵を連れてきたのでしょう。
豹司牙と昌平君の今後を予測!
昌平君は史実の記録によると今後秦を裏切りますが、その時に真っ先に連れて行くのは黒騎兵だと推測できます。
また、黒騎兵は秦王嬴政の側にいることが多いので暗殺の危険もあるかもしれないです。
豹司牙の口数が少ないのと、いつも無表情なのは、やはり秦に心を許していない側面も持っているからでしょうか。
比較的人気のある昌平君と豹司牙が、裏切りによって退場してしまうのは心苦しいものですね…。
しかし、作者の原先生が史実からどのように物語を展開するのか期待が隠せません。
まとめ
昌平君の近衛兵団である、黒騎兵とその団長である豹司牙についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
まだまだ登場回数が少ないながらも、全身黒づくめであることから、格好良さが滲み出る豹司牙がアニメでどう描かれるか期待が隠せません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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