アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』は2022年にアニメ化され、注目を集めました。
主人公の徐倫は、承太郎から託されたペンダントの中に入った矢尻によって、スタンド能力を得ます。
そして、グリーンドルフィン刑務所に到着した徐倫の、ルームメイトになったのがグェスでした。
ビスケットをかじりながら、徐倫に挨拶をするグェスは一体どのような人物なのでしょうか。
彼女のスタンド能力「グーグードールズ」や、奇妙なペットであるピーちゃんやそのスタンド能力も調査しました。
目次
グェスのスタンドはグーグードールズ!
グェスは黒髪で、身長171センチ体重56キロ、鳥の足跡のような模様のついた帽子をかぶっています。
また、目の下に三つ点のような刺青があるのも特徴的です。
刑務所の中では生き物など飼えないはずなのに、なぜかインコを飼っています。
そして、そのインコの頭が外れ、中から人の手が出てきたのを徐倫は確かに見ました。
グェスは人を小動物の大きさまで小さくし、ペット化するスタンド能力「グーグードールズ」を持っていたのです。
グェスとは
グェスは22歳ですが、放火、殺人未遂、仮釈逃亡と数々の犯罪を犯しており、刑期が12年と長いです。
そのため、グリーンドルフィン刑務所にいる時間が長くなることを恐れ、脱獄を目論んでいます。
精神的にも極限の状態にあるようで、人に対する態度はコロコロ変わり、情緒不安定ですぐに手が出てしまいます。
徐倫とは仲良くしたいようですが、彼女にとっては親しくなることはすなわち相手をペット化することのようです。
グェスのスタンドはグーグードールズ
グェスは、徐倫のペンダントを拾ったエルメェスから、2ドルでペンダントを買い取りました。
そして、徐倫やエルメェスと同じように、矢尻で傷を負い、グーグードールズの能力を得ました。
グーグードールズは、鋭い牙と爪を持った小さな人形みたいなスタンドで、小さくなった人と一緒に動物の皮袋の中に入っていました。
対象者が裏切るような態度をとると、「グーグー」と鳴きながら姿を現し、その鋭い牙で体をズタズタに切り裂いてしまいます。
グーグードールズの能力は?
先述しましたが、グーグードールズの能力は他人の体を自由自在に小さくすることです。
スタンド自体は、鋭い爪を持っていますが破壊力はそこそこで、引っ掻かれるとパックリ切れますが、体を切り裂くには密閉空間でないと力は破棄できないようです。
能力の持続力も短く射程も20〜30mで、グェスが徐倫から離れてしまうと、すぐに徐倫の体が急に大きくなってしまいました。
そして皮を捨てて徐倫が走って逃げようとすると、彼女を一生懸命追いかけてきましたが、速さも人間と同じくらいで徐倫に軽くあしらわれていました。
しかい精密動作性は優れていて、徐倫の肩を素早く切り裂いており、まだ生まれたばかりのスタンドなので成長性も期待ができます。
ピーちゃんやチョロ吉についても
グェスの飼っているピーちゃんとチョロ吉とは、刑務所の中で暮らす彼女にとっては気を許せる大事なペットのようです。
しかし、中には人が入っていることが物語の中でわかってきました。
録画してたジョジョの奇妙な冒険6部を見ました!📺
グェスのピーちゃんよしよしするシーンが予想以上で面白かった☺️声優さんって凄いですね。
エンディング曲も良いチョイスですね!
Duffyとかすんごい久しぶりに聴いた🎷 pic.twitter.com/ops3eaUWCs— ペソギソ (@majidedaruiwayo) January 15, 2022
ピーちゃんとは?
ピーちゃんとは、グーグードールズに小さくされて、インコの皮を被せられた看守でした。
怠けているという理由でクビになったそうですが、もしかしたらグェスと恋仲になって業務をサボっているうちにクビになったのかもしれませんね。
グェスはピーちゃんのことが大好きだと言っていますし、ピーちゃんもそうでしょうと話している場面があります。
ピーちゃんは、インコのようにグェスの指にとまろうとして、人間のような声を出してしまったことでズタズタに切り裂かれてしまいました。
チョロ吉とは?
チョロ吉とは、徐倫がネズミの皮袋に入った時に、グェスが彼女を服従させるためにつけた呼び名です。
グェスは、看守の時もそうでしたが、動物の言動や行動を真似させることで本人のプライドを削ぎ取ろうとしていました。
身も心も自分に屈服させることで、自分との信頼関係が保たれていると思い込んでいたようです。
長い刑務所生活で、グェスはそのような形でしか、人と仲良くなるということがわからなくなっていました。
徐倫との戦いについても
グェスは、徐倫がグリーンドルフィン刑務所に来て、初めて戦う相手です。
また、グェスに強要され、脱獄するために看守達の事務所に忍び込もうとします。
そのため、彼女との戦いは緊迫感があり、一寸先で徐倫に何が起こるかわからない手に汗握る展開が魅力です。
徐倫とグェスの出会い
グェスは徐倫と会うや否や、徐倫が下段のベットを使おうとしたことに腹を立て、ダンベルで殴りかかりました。
その夜、ペンダントのことや、インコの頭が外れたことなどを考えながら泣く徐倫を、グェスはただ眺めていました。
グェスは、徐倫に興味を持っていたことは確かですが、自分のことを好きになってもらうために容赦無く試し行為を行いました。
徐倫のズボンを濡らしたり、徐倫の朝食を捨てたり、わざとペンダントの中の徐倫の両親の写真をゴミ箱に忍ばせました。
このような行為を繰り返し、グェスは徐倫のことをだんだん好きになったと言っています。
徐倫のスタンド覚醒
ストーンフリーは糸の能力だけでも、凡庸性が高く、今まで人型にならなくとも敵を倒してきました。
そのため徐倫は、グェスのグーグードールズを見るまでは、スタンド能力に人型の姿があることに気付いていませんでした。
しかし、鉄骨に首が挟まり身動きが取れない中、グーグードールズの攻撃をくらいそうになった時、初めて人型のスタンドが目の前に現れました。
徐倫が絶体絶命な時に、やっとその姿を現したんですね。
また、スタンドが傷付くと自分の体も傷付いてしまうのは、糸の状態でも人型でも同じなことがわかりました。
徐倫との戦いの決着は?
戦いの決着は、徐倫が鉄格子の隙間から強烈なパンチでグェスを殴り倒し、徐倫が勝利しました。
このことで、グェスは徐倫に手出しをすることはなくなり、逆に刑務所内で揉め事にならないように忠告などをしてくれるようになりました。
まとめ
徐倫のルームメイトである、グェスのスタンド能力などについてまとめましたがいかがだったでしょうか。
まだスタンドについてよくわかっていない徐倫が、知恵と観察力を振り絞り、グェスに勝利する姿にはスカッとさせられました。
是非、アニメやコミックでチェックしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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