となりのトトロの歌さんぽはどこの景色を歌ったもの?作詞の中川李枝子に宮崎駿が出した注文は?

ジブリの映画『となりのトトロ』を観たことが無くてもオープニング曲の「さんぽ」を聞いたことはほとんどの日本人なら聞いたことがあるでしょう。

幼稚園や保育園でもよく歌われて今や童謡ともいえる歌「さんぽ」について調べてみました。

 

となりのトトロの歌さんぽはどこの景色を歌ったもの?

「さんぽ」は中川李枝子(なかがわりえこ)さんが作詞をしています。作曲・編曲は久石譲(ひさいしじょう)さんです。

この歌の歌詞は、中川李枝子さんが子どものころ過ごした札幌市や福島市の自然豊かな風景や、子どもの様子をイメージしたものだそうです。

4歳まで札幌で過ごしたのと、戦後お父様の仕事の関係で数年間福島市に住んでいたので、その二つの町のイメージで作詞されたのですね。

中川さんにとって福島で過ごしたのはとても良い思い出になっているそうです。

「さんぽ」の歌詞・うたまっぷ

さかみち トンネル くさっぱら
いっぽんばしに でこぼこじゃりみち
くものすくぐって くだりみち

引用:うたまっぷ

 

小さい頃に歩いた道が思い出されますね。

作詞の中川李枝子に宮崎駿が出した注文は?

作詞を頼まれた時、宮崎駿監督から「映画を離れても、子どもたちが口ずさめる歌を」と注文があったそうです。

その注文にしっかり答えた作品になっていますね。

トミーが1997年に全国の就学前の児童・約1400人を対象に実施した「ぼくのわたしの一番好きな歌」の人気投票では「さんぽ」が1位に選ばれたそうです。

それだけ子どもの心をつかむ歌なのですね。

ちなみに、中川李枝子さんは、ずっと保育士をされていた方で、子どもに関するエッセイやお母さん向けの本を出している方です。

児童文学作品でも有名で、『ぐりとぐら』『いやいやえん』などは読んだことのある方が多いのではないでしょうか。

また、作曲した久石譲さんは、『風の谷のナウシカ』をはじめとして、『風立ちぬ』まで29年間宮崎駿監督すべての長編アニメーション映画の音楽を手掛けています。すごいですね。


「さんぽ」についてのネットでの反応

「さんぽ」は昔からある童謡だと思っていた人のツイート↓

短調にして歌うと絶望感が!

そんな子供に人気の「さんぽ」ですが、SNSでは、短調で絶望感を感じながら歌う、というのがあって驚きました。

「ともだちたくさん、うれしいな」が全然うれしそうでないです。

短調にするだけでこんなに違うんですね~

キンプリの「さんぽ」

ホッとします^^

まとめ

今回は『となりのトトロ』のオープニングテーマ曲「さんぽ」についてのまとめでした。

ネットでもいろんな人が歌ったり演奏したりしています。

詩や曲も素晴らしく、何より『となりのトトロ』の映画にとてもマッチしたいい曲だと思います。

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