チェンソーマンでアキが銃の悪魔になったのはなぜ?マキマの企てについても

漫画『チェンソーマン』は、ジャンプ漫画の常識を変えたと言われるほど、メインキャラクターが死んでしまう鬱展開が連載当初話題になりました。

その中でも主人公デンジの家族のような存在であったアキが、銃の悪魔に乗っ取られ魔人になってしまった展開は、読者に大きな衝撃を与えたのではないでしょうか。

アキは、史上最悪の悪魔と言われた銃の悪魔を倒すためにデビルハンターになったはずでした。

しかしなぜアキ自身が、銃の悪魔になってしまったのかについて本記事ではネタバレ有りでまとめてみました。

そこには支配の悪魔であるマキマの企てがあったのです。

チェンソーマンでアキが銃の悪魔になったのはなぜ?

 

 

アキは、子供の頃に両親と弟を銃の悪魔に殺されてしまった過去があり、銃の悪魔を倒すため公安のデビルハンターに志願しました。

バディである姫野は、アキに銃の悪魔を倒すのを諦め、公安よりも安全な民間のデビルハンターに移ろうと話したこともありました。

アキは頑なに銃の悪魔を倒そうと執着し続けましたが、本当にアキ自身の考えであったのかは定かではないです。

なぜなら、アキは最初からマキマの支配の中に置かれていたのです。

チェンソーマンでアキとは

早川アキ

引用:CHARACTER|アニメ『チェンソーマン』公式サイト

先述しましたが、アキは銃の悪魔を倒すために公安のデビルハンターになった、ちょんまげがトレードマークのイケメンです。

年齢は20代前半だと言われていますが、まだデビルハンターの仕事をし始めた10代の頃、姫野からタバコの味を覚えさせられました。

アキは、早くに家族を亡くしたせいで自立も早く、まだ若いながらも料理・掃除・洗濯と家事もしっかりこなしていました。

家族を殺されてしまったため、悪魔を嫌っていましたが、世話好きなところがあるのでデンジとパワーの面倒をよくみています。

仕事もそつなくこなし、しっかりしているように見えますが、同僚が死んでしまう度に泣いてしまうほど繊細な部分もあります。

銃の悪魔とは?

銃の悪魔は、13年前にアメリカに出現し、5分活動しただけで120万人もの命を奪った史上最悪の悪魔です。

当時銃を使って悪魔対策をする動きが活発化し、世界中で銃の流通が広まった為、事件や内戦、暴動が急増していたという時代背景がありました。

世間では銃に対する恐怖が以前よりも増し、さらにアメリカで銃を使った大きなテロが起こったことで銃の悪魔は誕生してしまいます。

さらに銃の悪魔が多くの犠牲者を出してしまったことで、悪魔そのものに対しての恐怖が高まり、他の悪魔までも力が強くなってしまいました。

少しでも銃の悪魔の恐怖を減らすため、全国で銃所持は厳罰化され、報道規制もされましたが、いまだに銃の悪魔は存在し続けています。

また、銃の悪魔の肉片を他の悪魔が食べると、力が増してしまうので厄介です。

公安のデビルハンター達は、銃の悪魔の肉片を集め、本体の場所を探し一刻も早く抹殺しようと考えています。

アキが銃の悪魔になった理由

アキが銃の悪魔になった理由は、マキマが銃の悪魔とデンジを対決させたかったからです。

しかし、銃の悪魔が強すぎて、弱いデンジには倒すことはできないことをマキマは知っていました。

銃の悪魔をアキの死体に入れ魔人化させることにより、銃の悪魔を弱体化させ、かつデンジに精神的なダメージを与えように計画しました。

マキマはデンジの大切な人であるアキを殺させることで、デンジの精神を壊し、チェンソーマンの悪魔であるポチタを目覚めさせようとしていたのです。

地獄でチェンソーマンの悪魔と戦ったマキマは、チェンソーマンを完全に支配したかったのです。


マキマとの関係についても

 

 

アキは、デンジに会った時からマキマのことが好きだと言っていました。

バディである姫野がどんなにアキにアピールしようとも、マキマを好きだという気持ちは全く変わらなかったようです。

アキがマキマを好きになったきっかけは、作中では最後まで出てこず、アキは死ぬ間際になぜ自分がマキマを好きだったのか不思議に感じていました。

マキマとは

マキマ

引用:CHARACTER|アニメ『チェンソーマン』公式サイト

マキマは、内閣官房長官直属のデビルハンターです。

20代後半の仕事かできる女性に見えますが、甘党でチュッパチャップスを持ち歩いていたり、お酒をザルのように飲み干したり人間味がある人物だといえます。

また、休日は映画館を何個も梯子するほど映画好きで、高級マンションを二階分貸し切り、大型犬を8匹も飼っている大金持ちです。

デビルハンターは誰であっても、マキマの能力を見ることはできませんが、支配の悪魔であるマキマは自分の支配が及んでいる悪魔の能力を使うことができます。

人の気持ちも思いのまま操ることができ、天使の悪魔の記憶を改ざんしたり、アキに自分のことが好きだと錯覚させていました。

マキマは一見して普通の人間に見えますが、同時にそこしれぬ恐怖を孕んだ悪魔でもあります。

マキマの企て

マキマは、悪魔の名前の存在を消すことができるチェンソーマンを支配したいと考えていました。

地獄でチェンソーマンの戦う姿をみていたマキマは、すっかりチェンソーマンに惚れ込んでしまいました。

また、チェンソーマンの力を支配することができれば、この世から「死」「戦争」「飢餓」などの悲劇をなくすことができると考えました。

地獄で瀕死の重傷をおったチェンソーマンは、ポチタに姿を変えデンジの元にやってきましたが、その間もマキマはチェンソーマンのことをずっと探していのでしょう。

しかし、チェンソーマンと再会した時は、彼はすでにデンジの心臓になってしまっていました。

マキマは、デンジとポチタの間の「普通の生活をする」と言う契約を破棄させることで、ポチタを自分のものにしようとしました。

まとめ

アキが銃の悪魔になった経緯や、マキマの企てについてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。

個性的なキャラクターが登場する『チェンソーマン』ですが、皆精神的にねじれた部分があり、人間味があってすぐ亡くなってしまうのが悲しいです。

アキが銃の悪魔になって家に戻ってくるシーンは、絶望的すぎて多くの読者のトラウマになったことでしょう。

マキマについては、前半はミステリアスで魅力的な女性だったのに、後半に本性を現し驚いた人も多いのではないでしょうか。

トラウマになっても良いから、面白い漫画が読みたいと思うなら、是非コミックやアニメでチェックしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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