チェンソーマンでパワーの正体は?魔人なのにデビルハンターになったのはなぜ?

漫画『チェンソーマン』の登場人物であるパワーは、デンジのバディで元気一杯の血の悪魔の魔人です。

魔人とは、悪魔が人間の体を乗っ取った状態で、人格は人間ではなく悪魔で殺人衝動を抑えられなくなってしまいます。

チェンソーマンの世界では、人間に悪さを働く悪魔は基本的に排除されますが、パワーは悪魔でありながらデンジ達の仲間になることになりました。

人間を見下し差別発言を繰り返すパワーですが、なぜデビルハンターにな李、人間の味方になったのでしょうか。

本記事ではパワーの正体についても調査しました。

チェンソーマンでパワーの正体は?

パワーの正体は、地獄で最も恐れられたと言われる血の悪魔です。

悪魔は、人間の死体を乗っ取ることができ、そうすると肉体の権限は全て悪魔にわたってしまいます。

パワーはとてもかわいい外見をしていますが、その体を操っているのは血の魔人で「ワシ」などという古典的な言葉を使います。

パワーとは?

パワー

引用:CHARACTER|アニメ『チェンソーマン』公式サイト

パワーは、デンジに初めて与えられたバディです。

デビルハンターでは、二人一組になり悪魔と戦うという体制を取っています。

まだ新米であるデンジに与えられたバディは、悪魔であるパワーでした。

最初デンジは、悪魔がデビルハンターになるなんて想像もできないと驚いていましたが、パワーは理性が強く殺人衝動を抑えることができたのでデンジのバディになりました。

理性が強いと言われる割には、パワーは攻撃的な麺もあり、何かとデンジに暴力を振るい、殺そうとしたこともあります。

しかも重度の虚言癖があり、見栄をはるたために嘘をつき、自分の失敗をデンジになすりつける証言も平気でしたりします。

しかし、幽霊がちょっと苦手であったり、猫を助けようとしたりするなど優しい面もあります。

また、自分のことがかわいいことを知っており、自らを安売りすることはせず、胸を揉んでいいのは3揉みだけだと言ったりしていて実に個性的です。

パワーの正体は「血の悪魔」

パワーは、女の子の外見を持っていますが、その中身は血の悪魔でした。

そのため、いくら可愛くても、性格は血の悪魔でプライドが高く高慢な態度でしゃべろうとするところがあります。

運動神経がよく、デンジよりも早く走り、サムライソードに襲われた時は一人だけ攻撃を受けませんでした。

パワーは魔人になる前は、血の悪魔として地獄恐れられていたらしく、弱い悪魔はパワーの前からは姿を隠してしまうようです。

悪魔の力は、その名前がどれだけ怖がられているかで決まりますが、死を連想させる「血」と言う言葉は確かに恐れの対象になりやすいです。

魔人になって弱体化してしまったパワーですが、卓越した運動能力と血を操る力を使って悪魔と戦います。

パワーの性格やデンジとの関係

よりそうパワーとデンジ

引用:藤本タツキ「チェンソーマン」集英社

パワーはデンジのことを「人間」と呼び、ニャーコを助けるためにコウモリの生贄にしようとするほど、デンジに酷い扱いをしていました。

しかし、コウモリの悪魔から助けてもらったことで、名前で呼び合うようになり心を開き二人は仲良くなっていきました。

サムライソードの襲撃後は、デンジと一緒に岸辺の訓練を受け、二人で協力し「超インテリ作戦」などを行使して岸辺を倒そうと試みました。

しかし、デンジを車で轢いたりもしているので、デンジが不死身でなかったら大変なことになっていたでしょう。

デンジとパワーには人権がないので、危険な任務を任されることが多く、何かと協力しあったり気持ちを共有したりする場面が多いです。

またパワーが闇の悪魔との戦いで精神的におかしくなってしまった時は、デンジは常にパワーの隣にいてやり一緒に寝てあげたりもしました。


魔人なのにデビルハンターになったのはなぜ?

パワーの記憶によれば、人里離れた田舎で裸のまま生活していたのが彼女の最初の記憶のようです。

おそらく、田舎で死んでしまった娘の体を乗っ取り、パワーは血の悪魔の魔人になったのでしょう。

獣が狩をするように、服も着ないで動物を倒して食べていたパワーでしたが、猫のニャーコに会ったことでその生活は一変しました。

最初はニャーコを食べるために、餌を与えそばに置いていましたが、一緒に過ごしているうちにニャーコに対して愛情が芽生えてしまったのです。

コウモリの悪魔がニャーコを誘拐したことで、パワーはなんとしてもニャーコを取り返したいと思い、今までの平穏な生活を捨てざるを得なくなってしまいました。

パワーがデビルハンターになった理由

パワーがデビルハンターになった理由は、おそらくマキマの支配の力によってデビルハンターになる道しか残されていない状態になってしまったのでしょう。

デンジもそうでしたが、マキマはターゲットが崖っぶちの状態にさせ、自分の選んだ道しか歩けなくさせることが得意です。

マキマは、コウモリの悪魔にニャーコを盗られ、一目さんに田舎から都会へと走っていきました。

その道中でマキマに拾われたパワーは、デビルハンターになったようです。

半不死身で悪魔の能力を使える魔人は、人間のデビルハンターの盾として重宝されていました。

そしてマキマは、地獄でチェンソーマンと主従関係だった血の悪魔の魔人であるパワーをを、デンジと引き合わせたいと考えたのでしょう。

パワーの能力

パワーの能力は、血を意のままに操れると言うことです。

その身体能力と合わせ、自分の血を武器に変えて、斧に変えたり矢や槍に変化させ戦います。

また、他人の血を操ることは不得意なようですが、出血してしまった場合止血をすることもできるので、治療要員としても重要な存在です。

戦いで血を使いすぎると貧血を起こし、血を吸いすぎると角が肥大化し、強く傲慢な悪魔になってしまうので定期的に血を抜いているようです。

また、ポチタの血肉を食べて蘇ったパワーは、他人の体の血を武器に変え、体を内部から突き刺すという攻撃も行いました。

まとめ

パワーの正体などについてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。

暗い展開になりがちなチェンソーマンの物語の中で、とても明るくかわいい姿を見せてくれるので癒されたという方も多いのではないでしょうか。

デンジとパワーの絡みはいつも面白いので、ぜひアニメやコミックでチェックしてみてくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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