【異世界食堂】赤の女王とは?正体や声優の伊藤静についても

ヒーロー文庫から出版されている大人気グルメファンタジー「異世界食堂」。

2017年にアニメ一期が放送されましたが、2021年10月から第二期が始まりました。

今回は「異世界食堂」の登場人物である赤の女王の正体や声優の伊藤静さんについても調べてみました!

 

【異世界食堂】赤の女王とは?

赤の女王は伝説の魔竜の1人です。店の最後の客として他の客が帰ったあとにだけ訪れます。

異世界食堂で赤の女王とは?

毎週、ねこやが異世界食堂として営業する最後に訪れるお客。

彼女が最後に来店するのには理由があり、店主は彼女が大食いだからと話します。

大食いだからというだけでは説明できない迫力、美貌、財力、何もかもが謎な彼女ですが、ねこや二人目の店員であるクロとは旧知の仲らしく……?

赤の女王の好物はビーフシチュー

赤の女王の好物であるビーフシチュー。

肉の旨みと野菜の旨みが凝縮されたスープにとろけそうな野菜とほくほくのポテトが混ざり、野菜嫌いな彼女でもペロリと平らげてしまう一皿になっています。

彼女は毎回一皿だけお店で食べ、残ったビーフシチュ-を寸胴鍋ごと持ち帰ります。自分の巣に戻った彼女は真の姿に戻り、ゆっくりと残りのビーフシチューを味わうのです。

ちなみにこのビーフシチューはねこやで一番高い料理(銀貨1枚=1000円)。

寸胴鍋の中のビーフシチューは100杯分になるそう。

赤の女王の登場場面は?

漫画では4th dish(第四話)で登場。

給仕であるアレッタに「最後のお客様が来る」とビーフシチューの準備を始める店主。その客の話をしていると来店を告げるベルの音が。

アレッタと店主の二人が出迎えようとすると、そこには裸の赤の女王が……!

ドレスを着た彼女はビーフシチューの到着を今か今かと待ちます。

キラキラとした目で運ばれてきたビーフシチューを食べ、口にした瞬間表情が明るくなり、美味いと大声で叫び、あまりの美味しさに溜息と一緒に火を噴く……まるで大好物を口にした子どものような喜びようです。

最後には店主にお代を払って寸胴鍋を持ち帰り、真の姿でじっくりとビーフシチューを堪能するのでした。

アニメでは第一話から登場しました。

こちらでは先に真の姿で登場。人の姿になり、側近の差し出したドレスを身にまとってねこやに赴きます。

こちらでも変わらずビーフシチューを頼み、最後には寸胴鍋を持ち帰ります。

しかし漫画版と比べて味わい方は大人しく、食べながら味を絶賛するナレーションは入るものの、漫画版ほどその感情は表に出ていません。

来店する際に先週の寸胴鍋をちゃんと持ってきていたところにクスッとしてしまいました。


赤の女王の正体は?

赤の女王の正体

赤の女王の正体は十万年以上を生きた伝説の真紅の魔竜。

炎属性を司る彼女は、かつて仲間たちと異形の怪物『万色の混沌』を滅ぼして世界を救った神として多くの信仰を集めているため『赤の神』とも呼ばれています。

六柱の神々の中では最も勇敢で好戦的。ただし他の神に比べ、魔力の制御が苦手。

その力はねこやに訪れる邪神を倒した人々でさえ、一目で彼女には適わないと悟ってしまうほど。

灼熱の火山を縄張りにしていて、数千年を掛けて築き上げた宝物の山を寝床としています。この山の一角にねこやの扉が現れるのです。

 

漫画版では彼女のことを「大食いだから他のお客さんと別に来てもらっている」と店主がアレッタに説明しましたが、アニメ版では彼女の持つ力のことにも触れており、大食いであると同時に強大な力を持つ神だからというのも最後のお客である理由でしょう。

赤の女王の仮の姿

赤い髪に赤い瞳、褐色の肌を包むのは燃えるように赤いドレス。

瞳孔が金で縦に割れているため、すこしドラゴンや爬虫類を思わせる目です。

頭に大きな角が二本あり、豊満な体型の美女。

彼女自身もその美貌に自身があるのか、余計な飾りは不要、と言わんばかりに化粧もしなければ装飾品も身に着けません。

赤の女王のエピソード

赤の女王は先代(現店主の祖父)からのお客。

先代にビーフシチューの対価として鍋一杯の黄金を渡そうとしたが断られ、それ以降お店での一杯と寸胴鍋の分を合わせて金貨二枚を支払っています。

この金貨二枚、日本円にすると20万円ほどとのこと。それを毎週「もっと多く払ってもいい」と言いながらポンと支払っていくのですから、彼女の貯め込んだ財宝の量がとんでもないとよく分かりますね。

声優の伊藤静についても


引用:https://seigura.com/senior/2781/

伊藤静のプロフィール

生年月日

1980年12月5日

血液型

O型

出身地

東京都

所属事務所

賢プロダクション

特技・趣味

歌、スキューバダイビング

 

「暗殺教室」のイリーナ、「ハヤテのごとく!」の桂ヒナギク、「べるぜバブ」のヒルダなど様々なジャンルのアニメ作品の他、「シノアリス」のかぐや姫やFGOのアストライア等、ゲーム作品でも多くの役を務めています。

伊藤静の声優経歴

伊藤さんが声優を目指したきっかけはアルバイト。同僚を通し、アニメの声あてだけでなく、ラジオのパーソナリティや歌、雑誌などなど……既に幅広く活躍する声優の存在を知り「色々なことが出来て面白そうだ」と思ったとのこと。様々なジャンルで幅広く活躍しているのはこの切っ掛けにありそうですね。

その後、東京アナウンスアカデミー、(現:東京アナウンス・声優アカデミー)に在籍、その後賢プロダクションにてスクールデュオ3期生となって2003年にデビュー。

同じ声優さんの生天目仁美さんと声優ユニット「生天目仁美と伊藤静」を結成していますね。

2010年4月21日、初の個人名義ミニアルバム「Devotion」をMellow Headから発売。

また、2012年に死去した紗ゆりの後任として、2013年に「クレヨンしんちゃん」の2代目・大原ななこ役を引き継ぎ、2016年、第10回声優アワードで助演女優賞を受賞されました。


赤の女王と店主や黒(クロ)との関係

ここからは赤の女王と店主や黒との関係を見ていきます。

店主と赤の女王

店主だけではなくねこや自体を自分のテリトリーだと認識している赤の女王。

そのため、ねこやに『財宝を守る呪い(まじない)』を掛けており、お店そのものや彼女にとっては『財宝の一部』である店主やアレッタにも何かあれば、すぐに自身にわかるようにしています。

ねこやへと繋がる扉が彼女の宝物を保管する場所にあるため、お店(店主やアレッタを含む)自体を自らの財宝であると考えているとみて間違いないでしょう。

クロと赤の女王

クロと赤の女王は旧知の仲です。

それもそのはず。赤の女王にとってクロは異形の怪物『万色の混沌』を滅ぼすために共に戦った仲間の一人。

生物を緩やかに死に導いてしまう力を持ち、生きているものを避けて月に籠もっていたクロを気にかけており、ねこやでクロと出会った際にここは自分のテリトリーだと主張しながらも、ねこやでバイトすることを勧めます。

それはそれとして、ねこやで一番美味しい物は何かという話では意見が一致しない二人です。

まとめ

 

今回は「異世界食堂」に訪れる客の一人である赤の女王についてまとめました。

毎週営業の最後に訪れる、ビーフシチューをこよなく愛する神様。

子どもっぽい振る舞いもあれば、昔馴染みを気にかける優しさもある魅力たっぷりな彼女を漫画でもアニメでも是非ご覧になってください。

 

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