【異世界食堂】クロの恋心は?マスターに感じた思いや赤の女王との関係についても

ヒーロー文庫から出版されている大人気グルメファンタジー「異世界食堂」。

2017年にアニメ一期が放送されましたが、2021年10月から第二期が始まりました。

今回は「異世界食堂」の登場人物であるクロの恋心について注目してみました。

かわいいと人気のクロですが、その正体は?そしてクロがマスターに感じた思いとは?また赤の女王との関係も気になりますね。早速見ていきましょう。

 

【異世界食堂】クロの恋心は?

ねこやの二人目の店員であるクロ。


引用:https://isekai-shokudo2.com/character.html

表情に乏しく、何を考えているか分からないところもありますが、優しい店主や明るいアレッタと接するうちに段々と表情が豊かになっていきます。

その中でも注目したいのはとある気持ち。恋心と呼ぶにはまだ早いかもしれないちょっとした想いです。

異世界食堂でクロとは?

アレッタと同じく給仕として「洋食のねこや」で働く見た目はエルフの少女。

初めて来店した時に食べたチキンカレーが大好物です。

声を使わず相手に思念を送ることで意思疎通をし、相手の表層意識を読み取って注文をキッチンに通します。

しかし表情を動かしたり言葉を発したりするような、いわゆる普通の接客自体はそこまで得意ではないようで、基本的にはアレッタに任せているようです。

クロの登場場面やねこやに雇われた経緯

漫画では10th dishの『カレーライス再び』で登場。

いつもカレーライスを食べるアルフォンスに店主が新作カレーを勧めた時になんと裸で登場しました。某赤の女王を思い出しますね。

見様見真似で触媒も無しに魔法で服を用意し、店内にいた大賢者は赤の女王のようにただならぬ者であると認識します。

クロはチキンカレーの熱くて辛い力強い味わいに、思わず遠い昔に共に戦った友人のことを思い出します。

その直後、クロの友人である赤の女王がねこやに赴き、思わぬ再会。

そこでねこやの食事には対価が必要であると忠告をされ、赤の女王にとある提案をされます。

「良ければここで雇ってやってはもらえぬか? 給金ではなくチキンカレーを食わせてやればいい」

そうしてクロは異世界食堂ねこや二人目の給仕となったのでした。

アニメでは七話で初登場。

こちらではアルフォンスが一通りカレーを食べた後に姿を現します。漫画と同じく全裸で。

そしてこちらも漫画と同じく赤の女王の紹介でねこやで働くことになります。

アニメで特徴的だったのは、アルフォンスと横並びで座って延々とカレーを食べ続けるシーンがあったこと。

漫画でも何皿も食べる描写がありましたが、それよりも強く印象に残りました。

一皿食べ、また一皿食べ……わんこ蕎麦ならぬわんこカレーでした。

思えば赤の女王と同類なのですから数皿食べただけでは満足しないでしょうね。

クロの正体

クロの真の姿は黒いドラゴン。十万年以上を生きた闇を司る漆黒の竜です。

かつて、赤の女王を含めた仲間たちと異形の怪物『万色の混沌』を滅ぼして世界を救った神。

力の扱いに最も長けていて、賢く、全てを死なせる力を持つ存在でもあります。

そんな彼女は世界を救った後、平和になった世界では自分の力で弱者を殺してしまうと生物が一切いない空の果て……月に住むようになりました。

クロの仮の姿

クロの仮の姿は、腰まである真っ直ぐストレートな黒髪が艶やかなエルフの少女。

ねこやで働く際はアレッタの服を参考に色違いの給仕服を身にまとっています。

普段は無力な者を即死させるほどの闇の力を無意識に振りまいてしまいますが、ねこやで働くときは最大限力を抑えているようで、ほとんどの客は彼女が竜であるという気配すら感じていません。

クロの恋心

クロは月に住むようになってからねこやの扉が月に現れるまでの長い年月を一人で過ごしてきました。

好物であるカレーを食べる時やちょっとした切っ掛けで微笑むことは増えましたが、未だに会話には念話を使い、表情が変わることも少ないクロ。

人と関わらなかった時間の長さを考えると、自分の感情について理解が追いつかない部分もあると思います。

人と同じようにご飯を食べて美味しいと感じるように、いつかは人と同じように恋という感情に気付くこともあるかもしれませんが、その恋は非常に儚いことになるに違いありません。

彼女は永遠ともいえる時を生きる存在。いつかは相手と死で分かたれることになります。

その上、クロは自分の意思に反して死を振り撒いてしまいます。

大事に想う相手が他でもない自分の力のせいで死んでしまうかもしれないなんて、優しい彼女が知ってしまったら再び月で一人で過ごすことになってしまう可能性もあるでしょうね。


クロがマスターに感じた思いや赤の女王についても

クロがマスターに感じた思いとは?

漫画では描かれませんでしたが、アニメ第一期11話でクロは店主を見てこんなことを考えています。

「その目に何か、不快ではないが、何か、長く感じていたくないものを感じる」

不快ではないが長く感じていたくないもの、となんとなく分かるような分からないような表現が感情に疎いクロらしいです。

言葉よりも先に感情が芽生えてしまい、その感情を何と呼ぶか分からない……といったような状況でしょうか。

「私はすぐに、自分が感じ取った何かについて考える事をやめた」

結局クロはまかないであるカレーを食べることを最優先にし、この店主に対して抱いた思いについては考えることを止めてしまいます。

その後、二人を守ることを決めたと言っているので、恋心とまでは行かないかもしれませんが店主とアレッタがクロにとって大切な守りたい存在になっているのは間違いないでしょう。

クロと赤の女王との関係

クロと赤の女王は旧知の仲です。

それもそのはず。クロにとって赤の女王は異形の怪物『万色の混沌』を滅ぼすために共に戦った仲間の一人。

赤の女王は月に一人で住むクロのことを気にかけ、ねこやで働くことを提案します。

その時クロの頭を過ぎったのは、平和になった世界で自分の力で死んでしまう弱者のこと。

クロの不安を感じ取ったのか、赤の女王は「お前は十分待った」と彼女を労います。

ねこやに来るお客は皆美味しい料理を食べて力が満ちているから大丈夫だと。

そんな赤の女王の後押しもあって、クロはねこやで働き始めます。

クロ役の大西沙織についても

ここからはクロを演じる声優の大西沙織さんについてみていきます。


引用:https://www.imenterprise.jp/profile.php?id=29

大西沙織のプロフィール

生年月日

1992年8月6日

出身地

千葉県

趣味

イラスト、サックス、ラジオを聴くこと

特技

歌、イラスト

所属事務所

アイムエンタープライズ

 

「冴えない彼女の育て方」の澤村・スペンサー・英梨々、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」のアイズ・ヴァレンシュタイン、「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま」のベルゼブブと、多くの作品で様々なヒロイン役をしています。

大西沙織の声優経歴

高校時代に部活に入らず、養成学校(日本ナレーション演技研究所)に通っていたという大西さん。

声優を目指したきっかけは、小学4年生の頃。

アニメを観てこれはおもしろいと思い、そのうち自然と「私は声優になるんだ」と考えるようになったとのこと。

事務所入所後の初仕事は2012年発売のドラマCD『ペンギンゑにし 第二譚 少女神隠し』。初めてオーディションで獲得した役は『ストライク・ザ・ブラッド』のラ・フォリア・リハヴァイン。

『ラジオどっとあい』第60代目パーソナリティを2014年10月から同年12月まで務め、2018年3月3日、第12回声優アワード助演女優賞・パーソナリティ賞を受賞されました。


まとめ

今回はねこやの店員であるクロについてまとめました。

自分の力のせいで人を遠ざけていた彼女。

ねこやでのバイトをきっかけに、徐々に自分の感情に向き合い始めていく様子をぜひ見守ってください!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です