こちらでは、ジュラシックワールドに登場した主な恐竜5種についてまとめます。
『ジュラシックワールド/炎の王国』では、このうちインドミナス・レックス以外が登場しています。
目次
ジュラシックワールドシリーズに登場する恐竜
ジュラシックワールドシリーズは今までに5作品あり、2021年に6作品目が公開予定ですが、これまでにたくさんの恐竜が登場してきました。
こちらではその中の主な恐竜5種について見ていきます。インドミナス・レックスだけは実在せず、映画の中でのみの登場になります。
ヴェロキラプトルなど『ジュラシックワールド/炎の王国』に登場した恐竜も
ティラノサウルス
引用:Jurassic Wiki
ティラノサウルスは、約6,800万- 約6,600万年前(中生代白亜紀末期マーストリヒチアン)の北アメリカ大陸に生息していた肉食恐竜。
大型獣脚類の1属で、最大全長は約13メートル、最大体重は約9トンと、獣脚類の中で最大。巨大な頭、強力な顎、凶暴な性格と、小さな手が特徴です。
中生代最後の地質区分とされるマーストリヒチアン最末期の約200万年間にかけて北米ララミディア大陸に生息していました。
K-Pg境界(約6550万年前の中生代と新生代の境目)を境に絶滅しています。
ティラノサウルスの映画での登場
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
ジュラシック・パークIII
国ジュラシック・ワールド
ジュラシック・ワールド/炎の王国
ティラノサウルスは、ジュラシックワールドシリーズでは最初に登場した恐竜で、パーク最大の肉食恐竜です。
「ジュラシック・ワールド」崩壊後もイスラ・ヌブラル島で生き残っていました。
公式名称は「ロベルタ」ですが、ファンからは「レクシィ」の愛称で呼ばれています。これは小説版でロバート・マルドゥーンがそのように呼んでいたことからだと思われます。
『ジュラシックワールド』の最後、島が無人となった後で、ヘリポートで廃墟と化したパークを見渡しながら、雄叫びを上げていましたね。
また、『ジュラシックワールド/炎の王国』の冒頭では、ラグーンに沈んだインドミナスの遺体を探すためにイスラ・ヌブラル島にロックウッド財団が派遣した傭兵グループを襲いました。
この時ラグーンの開閉システムを阻害してしまい、モササウルス脱走をもたらしました。
その後、オーウェンらを襲うカルノタウルスを倒して火山から逃げる最中にロックウッド財団の傭兵隊に捕獲され、檻に入れられて島から本土にある「ロックウッド・エステート」に運び出されています。
映画の最後のほうで、ロックウッド財団の実質的経営者イーライ・ミルズを捕食しました。
サファリパークのオスのライオンと対峙して、互いに咆哮を挙げる姿もありました。
ヴェロキラプトル
引用:Jurassic Wiki
ヴェロキラプトルは、約7,500万- 約7,000万年前(中生代白亜紀後期)の東アジアにあった大陸に生息していた小型肉食恐竜で、獣脚類に属します。
体型はほっそりとしていて、頭蓋骨は大きい。最も知能の高い恐竜の一種と言われています。
2本脚で動きまわり、速さは時速64kmくらいだそうです。普通に道路を走っている車くらいの速さですね。後肢に大きな鉤爪があり、戦闘の時に使われます。
羽毛恐竜であったと考えられています。
ヴェロキラプトルの映画での登場
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
ジュラシック・パークIII
国ジュラシック・ワールド
ジュラシック・ワールド/炎の王国
『ジュラシック・パーク』で、ジョン・ハモンドがオーナーを務めるインジェン社の研究から生まれた恐竜です。
ジョン・ハモンドさん↓ この方の妄想からすべてが始まりました。
引用:Jurassic Wiki
琥珀に閉じ込められた蚊の腹部の血液から恐竜のDNAを採取し、これを解析・復元した上で欠損部位を現生のカエルのDNAで補完し、さらにこれをワニの未受精卵に注入することで再生されました。
『ジュラシック・ワールド』に登場するラプトル4姉妹はヴェロキラプトルです。
ラプトル4姉妹
「マスラニ・グローバル・コーポレーション社」が、2012年にヴェロキラプトルの行動や知能について研究するプロジェクト「IBRIS計画」を立案。その計画によって生まれたヴェロキラプトルがラプトル4姉妹です。
4姉妹の名前は、ブルー、デルタ、エコー、チャーリーで、オーウェンと恐竜監視員バリー・センベーヌによって卵の孵化から愛情深く育てられました。
中でもブルーは4姉妹の長女で、オーウェンに従順で、他の姉妹を制御したりする行動も見られました。
『ジュラシックワールド』で、新人の飼育係に襲い掛かろうとした4姉妹を押さえるオーウェン。この後危機一髪で柵の中に入りに九死に一生を得ます。
インドミナス・レックス
引用:Jurassic Wiki
インドミナス・レックスは、実在したことはなく、『ジュラシック・ワールド』に登場する架空の肉食恐竜です。
インドミナス・レックスの映画での登場
マスラニ社が遺伝子操作により生み出しました。「生物兵器」として利用するためと言われています。
ティラノサウルスのDNAを元にヴェロキラプトル、テリジノサウルス、ギガノトサウルス、カルノタウルス、ルゴプス、マジュンガサウルス、アベリサウルスなどといった恐竜や、コウイカやアマガエルなどの様々な現生動物のDNAを組み合わせて作られました。
それらの動物の特徴が多数備わっています。
容姿:ティラノサウルスをも上回る大きな体に、硬い頭と鋭い角。頭から背中に掛けて生える鋭い棘とテリジノサウルスから引き継いだ巨大な爪を持つ。
特徴:
・ カメレオンのように周囲の環境に合わせて体の色を変えられる。
・ 赤外線放射抑制能力を持ち、赤外線センサーを潜り抜けられる。
・ ヴェロキラプトルの高い知能を受け継いでいる。
インドミナス・レックスは、最終的にはモササウルスに捕食されたようです。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の冒頭で、廃棄されたパーク内の湖エリアの底でモササウルスの食べ残したインドミナスの白骨死骸からDNAが採取される場面があります。
その後インドミナス・レックスのDNAから、インドラプトルが誕生するのです。
インドラプトルについては、こちらの記事にあります。
モササウルス
引用:Jurassic Wiki
モササウルスは、絶滅した水生有鱗目のモササウルス科の属。正確には恐竜ではなく爬虫類の仲間です。
約7,000~6,600万年前にあたる後期白亜紀のマーストリヒチアンの間に生息し、ヨーロッパ西部と北アメリカに分布しました。
日本やニュージーランドに生息した可能性もあるそうです。大昔に日本の海にいたなんて驚きですね!
モササウルスの名前は「マース川のトカゲ」を意味していて、最初の標本がマース川の付近で発見されたことに由来します。
モササウルスの映画での登場
ジュラシック・ワールド/炎の王国
インジェン社研究者たちは、2000年8月25日に、最近の発見されたモササウルスの標本からトレース可能なDNA断片を発見しました。
インジェン社を買収したサイモン・マスラニが建設する
ジュラシック・ワールドの目玉のひとつとして再生され、パーク内のメインストリート近くのプールで暮らしていました。
プテラノドン
引用:Jurassic Wiki
プテラノドンは、中生代白亜紀後期(約8,930万~7,400万年前)に生息していた翼竜の一種です。
多くの化石は北アメリカのいくつかの州で発見されています。日本の北海道でも断片が見つかっているそうです。
一般に最もよく知られている翼竜の一つです。ジュラシックワールドシリーズでもたくさん登場していましたね。
地球上で知られている鳥類の中で最長といわれています。主食は魚だそうですよ。
プテラノドンのジュラシックワールドシリーズでの登場
ジュラシック・パークIII
国ジュラシック・ワールド
ジュラシック・ワールド/炎の王国
プテラノドンは、ジュラシックワールドシリーズでは、イスラ・ソルナ島のラボで再生されました。
イスラ・ソルナ島のラボは、インジェン社が恐竜のクローンの繁殖、飼育を目的として作った研究施設です。
後にインジェン社を買収したサイモン・マスラニが建設するジュラシック・ワールドのために再生されたプテラノドンは、後ろ足で物をつかめる能力や水に潜る能力を持っていました。
まとめ
今回は、ジュラシックワールドシリーズに登場した主な恐竜について見てきました。
恐竜が実際に生きていた時代があったなんて不思議ですね。そして今はクローン技術によって実際に恐竜を作り出すことができるかもしれません。
この映画シリーズはそんな技術を持った人間への警告ととらえることもできますね。
>>『ジュラシックワールド/炎の王国』をフルで実質無料で観る方法!
コメントを残す