2022年長野県高山村の根曲がり竹採りは可能?解禁予定や購入できるかについても

長野県上高井郡高山村は、根曲がり竹が採れることで有名です。

2020年は新型コロナウイルス感染防止のため、山林の入山が禁止になりました。

2021年は2年ぶりに入山が解禁になりました。

2022年も入山は可能です。

ネマガリダケ採りの状況について調べてみました。

 

 

2021年長野県高山村の根曲がり竹採りは可能?

高山村の山林は例年根曲がり竹のシーズン中の6月上旬から7月上旬にかけて入山規制を解き、県内外から5000人ほどが訪れます。入山には1000円の入山料がかかります。

朝早く標高1800メートルの山林に入ると、遠くに雲海や北アルプスが見えます。


北アルプス・奥穂高岳(写真はイメージです)

2022年の予定

2022年については、入山規制は解除になっています。

こちらに詳細があります ↓

公・共有林の入山規制解除について

入山できる期間や時間は以下です。

6月4日(土)~7月3日(日) 
日の出から午後3時まで

昨年は気温が高いため、例年よりも約1週間早く解禁になりましたが、今年は例年通り6月に入ってからとなっています。

その他注意事項などは上記HPよりご覧くださいね。

ネマガリダケ採りでは、村内で2011年~2019年の間に計26件の遭難事故があり、死者・行方不明は7人だそうです。

山の中で夢中でタケノコを採っていると、場所が分からなくなってしまうのですね。くれぐれも注意したいものです。

出かけるときは、家族に目的地や服装の特徴を伝えて出かけるとよいですね。

 


根曲がり竹について

根曲がり竹は、チシマザサとも呼ばれ、大型のササ(笹)の一種です。成長すると2メートルほどになりますが、食用のものは20~30㎝です。

根曲竹(ネマガリダケ)と呼ばれるのは、茎の一部が弓状に曲がっていることからで、他にコウライザサ(高麗笹)、アサヒザサなどとも呼ばれます。

ササの仲間では最も北部に分布し、日本では愛媛県、鳥取県以北で見られるようです。

根曲がり竹の購入について

ネマガリダケは、自分で取りに行ける方はいいですが、なかなかそうもいかない方が多いのではないでしょうか。

こちらでは、ネットで購入できるネマガリダケをご紹介します。

山形県産 ↓

飛騨高山産 ↓

 

カッターがあると便利です。

食べ方

灰汁(あく)が少ないので、皮を剥いてそのまま味噌汁や煮物にしたり、皮付きのまま焼いて、皮を剥いて食べることもできます。

他に天ぷらや炊き込みご飯にしても美味しいです。

長野県北信地方では、根曲がり竹をサバ(鯖)の水煮の缶詰と一緒に味噌汁にして食べる郷土料理があります。

作り方は、沸騰した鍋の中に、根曲がり竹と、缶詰の鯖を入れ、しばらくしてから地元特産の信州味噌を入れ、ひと煮立ちさせて完成です。

 

保存方法

 
根曲がり竹は瓶に保存して1年中楽しむことができます。
 
保存方法についてはこちらのサイトが分かりやすいですよ!
 

根曲がり竹採りに行く時の注意

高山村の根曲がり竹を採りに行く場合、もしくは他の場所で根曲がり竹を採る場合に気を付けることはこちらです。

身につけるもの

食用の根曲がり竹を探すには、地面近くを這って進まなくてはなりません。周りは2メートルもある藪の中。かき分けながら進むと枝や葉っぱが体を打ってきます。なので、長袖長ズボン、帽子に軍手は必需品です。

山では遭難や熊に注意

土の中から顔を出している根曲がり竹を見つけると、うれしくて夢中になってしまいます。あちこちに顔を出しているのを見つけて夢中で採っていると、自分がどこにいるのかわからなくなってしまいます。

毎年根曲がり竹を採りに行き、道に迷って遭難する人が毎年何人かいるそうです。

これは、秋のキノコ採りも同じなのですが、自分の位置が分からなくならないように、大きな木など目印を見つけて、そこの周りを収穫するといいそうです。

私は高山村ではないですが、南アルプスのふもとに住んでいるので、秋になるとキノコ採りで道に迷った人が降りてきて、駐車場まで送って行ったことがあります。

また、山はクマなどの動物もいるので、熊よけスプレーを携帯するとよいでしょう。熊除け鈴よりも効果がありそうだし、護身用にも使えます。

 

山に持っていくリュックはこちらがおススメです ↓

 
 


まとめ

根曲竹について、また2022年の予定についてお知らせしました。

旬の山菜は体に良いので積極的に取りたいですね。山に行くときはくれぐれも気を付けて!

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