「オッドタクシー」は無口で偏屈なタクシー運転手の小戸川(おどかわ)が、知り合いや客と会話をしていく中で、失踪した女子高生の話へとつながっていくミステリー仕立てのアニメです。
アニメ「オッドタクシー」1話で、小戸川と医師の剛力の話の中に出てきた「ウィアーザワールド」について調べてみました。
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目次
オッドタクシーに出てきたウィアーザワールドとは?
Twitterより ↓
オッドタクシー1話見終わった。超面白い。
今期これだけで良いんじゃないかレベルで脚本とキャストがマジで素晴らしい。「セトウツミ」の原作者が全話脚本を務める、現在の東京で繰り広げられるサスペンス群像劇
「We Are The Worldのブルース・スプリングスティーンばりに唐突だな」で大爆笑したわw pic.twitter.com/enuqhOqsWn— テリー・ライス (@terry_rice88) April 11, 2021
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アニメ「オッドタクシー」1話で、小戸川が剛力医院で診察を受けています。
小戸川は眠れないのでこの医院で薬をもらっていますが、本当はもっと深刻な病気ではないかと剛力は思っていて、大きな病院で診てもらうように小戸川に勧めています。
剛力と小戸川は世間話をするのですがその中にWe Are The World(ウィ・アー・ザ・ワールド)が出てきました。
「ウィ・アー・ザ・ワールド」が出てきた会話
剛力医院で、会話中に看護師の白川が「カセットテープって?」と聞き返したのに小戸川が、「ジェネレーションギャップいらねえんだよ」と言って、空気が固まります。
その後で剛力が「小戸川、はやいとこ結婚したらどうだ」と言うのです。
小戸川:「ウィ・アー・ザ・ワールドのブルーススプリングスティーンより唐突だな」
剛力:「アルジャロウの後に入ってくるやつな」
白川:「わかんないって」(つぶやく)
小戸川:「びくってなるよな、初見」
剛力:「でもMVPで言ったらブルーススプリングスティーンだと思うけどなあ」
小戸川:「確かに後半のスティービーワンダーに一歩も引かないあの姿勢すごいけど」
剛力:「でもあれ別撮りだから。ブルーススプリングスティーンのほうが先」
小戸川:「お前、ブルーススプリングスティーンの語感に酔ってるよな」
剛力:「言いたいだろう、ブルーススプリングスティーン」
小戸川:「じゃあ、3回言ってみろよ、ブルーススプリングスティーン」
・・・・・
と続きます。
「ウィ・アー・ザ・ワールド」とは?
「ウィ・アー・ザ・ワールド」(英語: We Are The World)は、1985年にアメリカで発売された歌で、参加アーティストの数(45人)と豪華さで有名です。
アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られたキャンペーンソングで、作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作し、クインシー・ジョーンズがプロデュースしています。
CDの他レコーディング時のドキュメンタリーのビデオ、DVD、トレーナーやTシャツなどの関連グッズなど全ての印税がチャリティとしてアフリカの飢餓と貧困層解消のために寄付されました。
参加アーティスト(wikipediaより。50音順)
アル・ジャロウ
ウィリー・ネルソン
ウェイロン・ジェニングス
キム・カーンズ
クインシー・ジョーンズ(プロデューサー及び指揮)
ケニー・ロギンス
ケニー・ロジャース
ジェフリー・オズボーン
ジェームス・イングラム
ジャッキー・ジャクソン
シンディ・ローパー
シーラ・E
スティーヴィー・ワンダー
スティーヴ・ペリー
スモーキー・ロビンソン
ダイアナ・ロス
ダリル・ホール&ジョン・オーツ
ダン・エイクロイド
ディオンヌ・ワーウィック
ティト・ジャクソン
ティナ・ターナー
ハリー・ベラフォンテ
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース
ビリー・ジョエル
ブルース・スプリングスティーン
ベット・ミドラー
ポインター・シスターズ
ボブ・ゲルドフ
ボブ・ディラン
ポール・サイモン
マイケル・ジャクソン
マーロン・ジャクソン
ライオネル・リッチー
ラトーヤ・ジャクソン
ランディ・ジャクソン
リンジー・バッキンガム
レイ・チャールズ
こんな素晴らしいアーティストたちがコラボしたなんてまるで奇跡としか思えませんね。
何度聴いても泣けてきます。
そしてこの映像を見て、先ほどの会話を見直してみると、小戸川の言うことが納得できますね。
アルジャロウの後のブルーススプリングスティーンが唐突なうえにしゃがれ声で存在感あり過ぎです。
ブルーススプリングスティーンについて
ブルーススプリングスティーンは、アメリカ・ニュージャージー州出身。
エルヴィス・プレスリーに憧れてギターを始め、地元で数々のアマチュア・バンドに参加し、後に自分のババンドを持ちます。
社会的なテーマを扱い、アメリカの労働者や若者の声を代弁する存在となりました。
代表作 『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』 (Born in the U.S.A.)
後に自叙伝で、長い間うつ病で悩んでいたことをカミングアウトしています。
2話でも白川との会話に登場
「ウィアーザワールド」は2話の、白川と小戸川の会話にも繋がっています。
小戸川のタクシーに乗った白川が小戸川に、話の中で突然「シンディ・ローパーだと思う」と言うのです。
小戸川「なにが」
白川「MVP」
小戸川「ウィアーザワールド見たのかよ」
とつながります。
シンディローパーはピョンピョンはねながら歌って、本当に可愛いんです。
私は曲作りもしたマイケル・ジャクソンがMVPだと思いました。プリンスが欠席したのでマイケルジャクソンはソロパートをプリンスの部分も入れて2回歌っています。
「オッドタクシー」のおかげで久々に懐かしい映像を見ることができました。
ところで「オッドタクシー」ではウィアーザワ―ルドの話の後、剛力が小戸川に言います。
「結婚したら眠れるんじゃないか」
「医者の敗北宣言だな。もういいか、いくよ」
といって部屋を出ていきます。その時に白川が小戸川をじっと見つめていました。
まとめ
アニメ「オッドタクシー」1話で、小戸川と医師の剛力の話の中に出てきた「ウィ・アー・ザ・ワールド」について見てきました。
1985年にアメリカで発売された歌で、アメリカを中心に活躍していた当時のアーティストが45人も集まってつくられた、歴史に残る歌だという事が分かりました。
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