猫の恩返しでハルの性格は?雫(耳をすませば)との違いについても!

 

 

ジブリの名作、「耳をすませば」のスピンオフ作品として有名な人気映画「猫の恩返し」。

主人公の高校生、吉岡ハルはトラックに轢かれかけていた猫を助けたことから、猫の国に行ったり、ハル自身も猫になってきたりと、大騒動に巻き込まれてしまいます。

ごく普通の女子高生の吉岡ハル。ハルがいったいどのような性格なのか、物語を通してどうやって成長するのか、また、「耳をすませば」の雫との違いを調べてみました!

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猫の恩返しでハルの性格は?

今までのジブリの女性キャラクターとはなんとも違う雰囲気のハルですが、そんなハルはどんな性格なのでしょうか。

ハルはどんな性格?

「猫の恩返し」の主人公である吉岡ハルは、ラクロス部に所属する、明るく優しい性格です

母子家庭のため、家事など自分でこなせるしっかりした部分もありますが、朝にめっきり弱くて遅刻をしてばかりなど、ちょっぴりドジな一面もあります。

ハルがトラックに轢かれかかっていた猫を助けたことから映画の物語が始まります。動物を助けるなど、正義感の強さも持っています。

気楽な性格の理由

吉岡ハルの性格について、森田宏幸監督は現代の女の子をモデルに設定し、誰もが当てはまる等身大の女子高生というこだわりを持って作り上げたそうです。

まだしっかりと意思を持った女性になりきらない、どこか流れに身を任せてしまう危なっかしい一面があります。その場の空気に流されて、ピンチに遭遇してもなんとかなるだろうという軽さのようなものも感じますね。

他のジブリ作品の主人公と異なり、成長をしないよう描いたという森田宏幸監督。”安易な成長ならしない方が良い”という考えのもと、ありのままのハルのまま物語が進んでいきます。

ハルの性格は変化した?

森田宏幸監督による”敢えて成長させない”ハルですが、猫の国での出来事やバロンとの触れ合いを通して、物語の最後はしっかりと成長が見えます。

朝寝坊ばかりだったハルですが、遅刻をしないようしっかり朝起きるようになりました。

また、好きな人への気持ちを吹っ切るために、髪の毛をショートカットにするなど、意志も強くなっています。髪を切った後のハルの表情からも、意志の強さを感じます。


雫(耳をすませば)との違いについても!

雫とハルの性格の違いについて見ていきます。 

雫の性格

「猫の恩返し」は、ジブリの名作「耳をすませば」のスピンオフ作品として知られていますが、「耳をすませば」の主人公の雫も同じ思春期の女の子です。

中学3年生の雫は、本が大好きな女の子。学校では明るく友達も多い雫ですが、何故か家では口数が少なくなります。

雫にはしっかり者の姉がいますが、いつも雫のすることに口出しするため、雫が反発して言い争いになることも。

好奇心や探究心が旺盛で、行動力があるのが雫の特徴です。図書カードの名前から、どんな人物かを想像したり、猫を追いかけてみたりと、ワクワクすることが大好きなようですね!

ハルと雫の性格の違い

ハルと雫は、同じ思春期の女の子ですが、似ている部分と異なる部分があります。

「耳をすませば」の雫は、物事に没頭する一面があります。一方で「猫の恩返し」のハルは物事に執着しない、ゆるい一面があります。

どちらの主人公も、その時代の女の子を投影したかのようなキャラクターです。だからこそ親近感を持って見ることができるのかもしれませんね。

ハル役の池脇千鶴についても

ここからはハルを演じた池脇千鶴さんについて見ていきます。

ハル役・池脇千鶴の評判

映画「猫の恩返し」で、主人公のハルの声を務めたのは、池脇千鶴さんです。池脇千鶴さんと言えば、NHKの朝ドラ「ほんまもん」で主演を務めた実力派女優として有名です。

声優としてはこの作品が初挑戦ですが、可愛らしい声に好感が持てたなど、評判はよかったようです。

少しハスキーで高感度の持てる可愛らしい声が好評で、この作品の後もナレーションなど声に関わる仕事をするようになりました。

池脇千鶴の経歴


引用:https://chizuru.ikewaki.jp/

池脇千鶴さんは、1997年に、オーデション番組の「ASAYAN」で8000人の中からリハウスガールとして選ばれ、デビューしました。

プロフィールはこちらです。

生年月日

1981年11月21日

星座

さそり座

血液型

O型

身長

155cm

出身地

大阪府

所属事務所

吉本興業

 

デビュー翌年には、大河ドラマ「徳川慶喜」で女優デビューし、2003年に公開の映画『ジョゼと虎と魚たち』では出演を務めました。こちらの作品では、足の不自由な少女という難しい役柄を務め、高い評価を受けました。

その後もNHKの朝ドラで主演を務めたり、映画に出演して話題を集めたりと活躍しました。

2021年1月にはドラマ「その女、ジルバ」に出演し、多くの女性から共感の声がありました。

主な出演作品

映画
1999年『大阪物語』
2002年『猫の恩返し』
2003年『ジョゼと虎と魚たち』
2006年『ストロベリーショートケイクス』
2014年『そこのみにて光輝く』
2018年『きらきら眼鏡』
2019年『半世界』

テレビドラマ
2001年『ほんまもん』
2002年『太陽の季節』
2007年『風林火山』
2021年『その女、ジルバ』

池脇千鶴がハルを演じた感想

池脇さんは、「耳をすませば」が大好きだったそうで、それと関連のある「猫の恩返し」に出られると知ってとてもうれしかったそうです。

収録中はバロン役の袴田吉彦さんの声が素敵でほれぼれしたようです。

ハルに比べると池脇さん自身は自分の時間を生きていて、現実から逃げずに真っ向から勝負するタイプだということでした。


まとめ

この記事では、映画「猫の恩返し」の主人公、ハルの性格や、声優の池脇千鶴さんについて調べてみました。

ジブリの名作、「耳をすませば」との関連や、現代の女の子をそのまま主人公にしたようなハルの成長など、見所が満載な映画「猫の恩返し」を、いろんな視点から見てみるのも楽しそうですね!

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