【おちょやん】天海一平のモデルは?二代目渋谷天外の経歴についても

2020年後期の朝ドラは「おちょやん」ではヒロイン竹井千代を杉咲花さん、夫となる天海一平を成田凌さんが演じています。

こちらでは天海一平のモデルの二代目渋谷天外について調べてみました。

 

【おちょやん】竹井千代の夫・天海一平のモデルは?

天海一平のモデルは、二代目渋谷天外です。


引用:松竹新喜劇公式サイト

プロフィール

本名 渋谷(しぶたに)一雄
別名 館 直志
生年月日 1906年6月7日
没年月日 1983年3月18日(76歳没)
出身地 京都市
配偶者 浪花千栄子(前妻)九重京子(後妻)
著名な家族 初代 渋谷天外(父)三代目 渋谷天外(次男)

二代目渋谷天外は、松竹新喜劇を創立した上方を代表する喜劇俳優、劇作家です。


二代目渋谷天外の経歴

二代目渋谷天外は、楽天会の主宰者、初代渋谷天外の長男として1906年(明治39年)に京都市で生まれました。

8歳の時代役で初舞台

父親の主催する「楽天会」の子役が急病で舞台に立てなくなったことから、8歳で同劇団で初舞台を踏み、芝居の道に入ります。

父の死去(10歳で死別)後、大阪道頓堀の芝居茶屋「岡島」に行き、そこから各地を巡業しました。

父の相方が亡くなると、「楽天会」は解散します。

二代目渋谷天外は曾我廼家十郎に相談に行き、1922年(大正11年)「志賀廼家淡海一座」に加わりました。

また、曾我廼家十郎から脚本を書くように言われて、劇作にも取り組みました。

松竹新喜劇を結成

1928年、曾我廼家十吾、石川薫らと「松竹家庭劇」を結成します。

天外が23歳で二代目渋谷天外を襲名した記念公演の時に、新潮座に加入したばかりの「おちょやん」のモデル・浪花千栄子と初対面を果たします。

天外は襲名後全国的に活躍するようになり、24歳で「松竹家庭劇」の浪花千栄子と結婚しました。

戦後、1948年に、「五郎劇」と「松竹家庭劇」が合併して、「松竹新喜劇」を結成し、中座で初公演を行いました。

浪花千栄子と離婚

二代目渋谷天外が44歳の時に愛人の九重京子(渋谷喜久栄)に子どもができたので、浪花千栄子のもとから去りました。

●離婚の顛末についてはこちらの記事にあります

浪花千栄子は子どもがいなかったので、離婚して松竹新喜劇からも離れます。

二代目渋谷天外はその後、看板俳優兼作家として大活躍しました。代表作に「親バカ子バカ」「桂春団治」などがあります。

「おちょやん」のお話では、千代がラジオドラマで復帰し大成功するのに比べて、天外は芝居の新作が書けずに苦労する設定になっています。

しかし実際は、離婚直後に脚本を手掛けた「桂春団治」が大ヒットし、翌年には東京進出を果たしています。

また、松竹新喜劇はテレビにも進出し、藤山寛美の活躍もあり確固たる人気を博しました。

天外は舞台の脚本、テレビ、ラジオ、エッセイなどの仕事をこなすのでした。

藤山寛美とのコンビで人気に

49歳のとき、看板役者の曾我廼家⼗吾が、「松⽵新喜劇」を脱退したので、「松⽵新喜劇」はピンチを迎えますが、弟子のような存在の藤⼭寛美とのコンビで人気を呼びました。

1965年公演中に倒れますが、2年後に舞台に復帰し芝居を続け、1983年76歳で逝去しました。

1992年(平成4年)に息子の喜作(渋谷天笑)が3代目を襲名しています。

テレビドラマ出演作品

●1968-69「百億円の阿呆ぼん」
●1968年「伝七捕物帳」

二代目渋谷天外が藤山寛美と親子役をやって大当たりした「親バカ子バカ」 ↓

 
 

 

「おちょやん」での役どころ

「おちょやん」では、喜劇界のプリンス・天海一平(あまみ いっぺい) として登場します。

人気喜劇一座の座長、天海天海(あまみ てんかい)の息子。幼い頃から子役として、いやいや役者をやっていたが、やがて自分が目指す新しい喜劇を作ることに目覚めていく。千代とともに新しく生まれた「鶴亀家庭劇」に参加。やがて二人は結婚し、二人三脚で奮闘する。

引用:NHKサイト

「おちょやん」でヒロインの夫・天海一平を演じるのは、俳優の成田凌さんです。

何とも言えない味のある演技でお茶の間を魅了しています。


引用:映画.com


まとめ

2020年後期の朝ドラ「おちょやん」のヒロイン武井千代の夫のモデルの二代目渋谷天外についてご紹介しました!

成田凌さんの演技が素晴らしいです。演劇界での姿と私生活の姿のギャップや、歳を取った姿も違和感ないですね。

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