【おちょやん】マットン婆さんのモデル作品は?アットン婆さんのあらすじも

「おちょやん」54話では須賀廼家千之助(星田英利)が台本を書いた「マットン婆さん」の劇中劇がありました。

「マットン婆さん」にはモデル作品があり、「アットン婆さん」という芝居でした。

ここでは「アットン婆さん」について見ていきます。

 

【おちょやん】マットン婆さんのモデル作品は?

「マットン婆さん」にはモデルのお芝居があり、「アットン婆さん」です。

脚本は、茂林寺文福と舘直志が書いています。舘直志は二代目・渋谷天外のことですから「おちょやん」でいう天海一平のことです。

出演は、藤山寛美、曽我廼家十吾、渋谷天外でした。

曽我廼家十吾は「おちょやん」では須賀廼家千之助(星田英利)で、渋谷天外は天海一平(成田凌)のことになります。

それぞれのモデル関係についてはこちらに書いています。

>>【おちょやん】須賀廼家千之助のモデルは?喜劇俳優・曾我廼家十吾の経歴についても

>>【おちょやん】天海一平のモデルは?二代目渋谷天外の経歴についても

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アットン婆さんのあらすじ

片桐家は、早くに母親を亡くし、そのためお手伝いのお初が母親同然で子供たちの面倒を見てきました。

お初はアットンという幼い頃の呼び名で子どもたちから呼ばれていました。

お初は子どもたちを育てるため、自身の縁談までもを犠牲にし片桐家に奉公し、すでにお婆さんになってしまったのです。

子供たちは、大きくなった今もお初のことを“アットン、アットン”と呼んで慕っていました。

しかし、長男の妻・富士子だけはお初のことを嫌っていました。

富士子は何かとお初に意地悪をします。ついにはお初に暇を出すよう差し金し、お初は家を追い出されそうになります。

お初が大好きな三男の三郎は、何とかお初を追い出さなくても済む方法を考えることにするのでした。

アットン婆さんで三郎役の藤山寛美さんについては、こちらに書いています ↓

>>松竹新喜劇のスター藤山寛美とは?おちょやん渋谷天外(一平のモデル)との関係も

「アットン婆さん」の放送

「アットン婆さん」が、「ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ」で3月に放送されます。

「ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ」とは、韓国ドラマ、時代劇、国内ドラマの初放送や人気作品を毎日放送しているチャンネルです。

さらに、話題のK-POPや人気のバラエティ番組も放送。

家族で楽しめるドラマ専門チャンネルです。下記のチャンネルで視聴が可能だそうです。

【スカパー 】CS 294
【スカパー プレミアムサービスHD】Ch.661
【スカパー プレミアムサービス光】 Ch.661
【J:COM】Ch.555
【ひかり TV】Ch.460
【CATV】全国 197 局
【auひかり】555ch
※2020 年 12月現在

引用:ホームドラマチャンネル


「おちょやん」でのマットン婆さん

「マットン婆さん」は、天海一平(成田凌)の台本「母に捧ぐる記」を大幅に書き直したものでした。

一平や千代(杉咲花)は、下稽古での千之助の様子から、千之助がまたアドリブを連発して一人で笑いを取ろうとしているのだと思っていました。

案の定この日の舞台でも、千之助は台本とは違う芝居を始めます。しかし、千之助の芝居はいつもと様子が違うのでした。

途中から雰囲気が変わり、千之助演じるマットン婆さんが、実の母にはなれないけれど、育ての母として子どもたちの無理難題に応えたい、という気持ちを話し、観客の涙を誘うのでした。

マットン婆さんの子どもたちに対する気持ちには、一平が伝えたいと思っていた「母親の無償の愛」そのもので、一平は「悔しいけど…この芝居おもしろいわ」と舞台が終わってつぶやきます。

●千之助の気持ちに気付く一平 ↓

マットン婆さんのあらすじ

子ども3人と父親の片桐家。子どもたちはマットン婆さんと呼ばれるお手伝いのお松さん(須賀廼家千之助・星田英利)に育てられました。

30年がたち、長男(須賀廼家天晴・渋谷天笑)と長女(千代・杉咲花)はお松に育ててもらった恩も忘れ、お松を邪魔者扱いし追い出そうとします。

しかし末っ子の三郎(天海一平・成田凌)はお松が大好きで、ずっとお松にいてもらうため、お松を自分の父親と結婚させようと考えます。

マットン婆さんに財産を取られてしまう、と長男と長女は大反対。

実は二人は詐欺にあって大きな借金があったのでしだ。今夜中にお金が用意できなければ大変なことに…

そんな時に三郎が二人にお金を渡します。ありがたい、とお礼を言う二人に三郎はそのお金がマットン婆さんからのものであると話してしまいます。

そこにやってきたマットン婆さん、「今まで困らせてきたのにいいのか」と聞く長女に、「無理を言われるのが嬉しゅうて嬉しゅうて…。これからもマットンを困らせてください」といいます。

「あんたらのほんまのお母ちゃんにはなれませんけど、ほんまのお母ちゃんの代わりに無理聞いてあげるんがマットンの生きる喜びです」といって泣き崩れるのでした。

すると長女が「おおきに。お母さん」といい、長男も続けて「お母さん」と何度も呼び、最後に父親が「旦さんやあらへん、あんさんや」といって家族みんながマットン婆さんを母親と認める、という内容でした。

TwitterのHotワードに

●マットン婆さんはTwitterのHotワードにもなっていました。

父親を亡くした一平を、千之助は自分なりのやり方で父親代わりに育てているのではないか?というツイートがいくつかありました。

千之助役の星田さん自身も投稿しています。

アメブロにどういう気持ちで演じたのかを書いています ↓

まとめ

「マットン婆さん」のモデルの芝居「アットン婆さん」について見てきました。

登場人物や内容は変わっていましたが、女中として奉公先の子どもを育ててきた一人の女性の無償の愛、というテーマは変わっていませんでした。

「おちょやん」では劇中劇なのに涙なしでは見られないお芝居でした。

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