王様ランキングでカゲの 過去や一族の呪いとは？生き残った理由についても

アニメ「王様ランキング」は2021年10月に放送され、主人公ボッジの相棒であるカゲの過去があかされた第二話は、涙が止まらないと話題になりました。

ボッチと出会った時は、コソ泥でその日暮らしの生活を送り、ボッジを騙し捻くれた性格をしていたカゲですがその過去は大変悲しいものでした。

母親を殺され孤独の中で生きてきたカゲが、ボッジの味方になると誓った場面は涙なしではみることはできません。

本記事ではカゲの辛い過去や、影の一族の呪いについてまとめました。

王様ランキングでカゲの過去や一族の呪いとは？

カゲはその名の通り、真っ黒な影のような生き物で、口の中はブラックホールのようになっておりなんでも無限に収納することができます。

闇に紛れて移動すると、容易に盗みを働くことができたので、カゲは少しづつ世の中を恨み捻くれた性格になっていきました。

しかし、ボッジに出会ってからカゲの心は変わっていきました。

カゲとは？

カゲはボッジの頼れる相棒で、影の一族の末裔です。

理由はわかりませんが、カゲはボッジの言っていることがわかる唯一の人物で、手話なしでもコミュニケーションをとることができます。

最初はカゲは、人のいいボッジの服を騙し取り、金づるとして利用していました。

しかし、宮殿でボッジが涙を堪えながら王子としての役割を全うしているのをみて、少しずつボッジに惹かれていきました。

二人は喧嘩などもすることがありますが、基本的に仲が良く、カゲは世間知らずなボッジのために金銭管理なども行なっています。

なんでも入る口を持っているカゲは、常に緊急時のためにナイフを口の中に備えていますが、戦闘はあまり上手ではありません。

人間と同じようにお腹が空き、料理や家事洗濯なども器用にこなします。

カゲの過去

カゲの一族は暗殺を生業としており、ボー王国専属の暗殺集団として支えていました。

カゲは母親と一緒に仲睦まじく暮らしており、戦いを教えてもらうことはなくプレゼントに馬のおもちゃをもらったり穏やかな時間を送っていました。

しかし、ボー王国の宰相ゲスランが、影の一族が王を暗殺を企んでいると偽情報を吹き込み、影の一族は追われる身となりました。

ゲスランの手下に追われていたカゲは、ポイーズに救われたものの、お金も力もなく彷徨うことになりました。

食べ物がなく疲れ切っていたカゲに、コソ泥の男が残飯を分けてくれて、二人は一緒に盗みを働くようになりました。

しかし男は指名手配犯になっていたカゲの存在を密告し、カゲはまた天涯孤独になってしまいました。

カゲは、男に教わった手口で盗みを働きながら暮らしているうちに、目つきも悪くなり金にうるさい性格になっていきます。

カゲの一族はボー王国のお抱え暗殺団

カゲの一族は、高い戦闘能力と闇に紛れて移動できる隠密行動を得意としていたので、ボー王国からの命令で老若男女問わず暗殺を執行してきました。

子育て中であったカゲの母でさえ、ナイフを両手にもち、大勢のゲスランの手下達と戦っていました。

しかし、カゲはまだ幼く戦う術を教えてもらっていませんでしたので、戦闘は得意ではなさそうです。

ただしカゲは口の中に常にナイフを隠し持っており、危機が迫るとナイフを投げて攻撃することもあります。

カゲの一族の呪いとは

冥府にボッチとカゲが連れてこられた時、デスハーは二人をみてどちらも呪われていると話しています。

カゲは、神に嫌われて姿を変えた一族と言われており、カゲの母も『私たちの姿はきっと悪いことをするために生まれて来たのかもね…』と言っています。

そのため、カゲが姿をみせるたびに冷たい視線を向けられ、あからさまに追い払うような態度をとられたりしています。

また、ボッス王国の地下には、影の一族の一人が磔にされており、冥府の世界に繋がっています。

 

カゲが生き残った理由についても

カゲがゲスランの手下から逃げられたのは、カゲの母親とポイーズのおかげです。

ボー王国の影の一族は、ゲスランによって根絶やしにされてしまいましたが、度重なる偶然のおかげでカゲは生き残ることができたのです。

カゲの一族が皆殺しに

ゲスランは、ボー王国の国王に、影の一族が王の暗殺を企てていると吹き込みました。

その名の通り、手段を選ばず攻撃をする人物で、現在連載中の第二部で再登場しました。

影の一族に対する襲撃はぬかりなく、光の一族を一人連れてきて、影の一族が隠れられる闇を全て消し去りながら襲撃しました。

倒された影たちは、槍に串刺しにされていましたが、その後どうなってしまったかはわかりません。

カゲが生き残ったのはポイーズのおかげ

カゲの母親は、彼を庇ってゲスランの手下達と戦いましたが、ゲスランは別の機動隊にカゲを追わせました。

毒の森に向かったカゲですが、そこにはボー王国の伯爵の娘であるポイーズが執事とともにお散歩をしていたようでした。

ポイーズは、追われていたカゲを蜘蛛ののぬいぐるみの中に隠してくれました。

ゲスランの部隊がやってきた時、カゲの母親もの槍に串刺しにされていて、あまりの事態にカゲは泣き叫びます。

しかし、ポイーズがカゲの泣き声が聞こえないように、被せるように喚いてくれたおかげでゲスランは行ってしまいました。

二人はそこで別れてしまいましたが、その後最新刊で成長したポイーズが再登場したようです。これから活躍するのか期待されています。

まとめ

ボッジの相棒である、カゲの悲しい過去や、ゲスランからどうやって逃げたのかについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

たくさんの偶然のおかげで、カゲは救われて、自分を受け入れてくれるボッジに出会うことができたんですね。

ボッジとカゲの冒険はまだまだ続いていますので、ぜひコミックでチェックしてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。