フリーレンの過去や年齢は?葬送の意味や名前の由来についても

「葬送のフリーレン」は「週刊少年サンデー」にて連載中の、魔王を倒した勇者一行のその後を描く後日譚ファンタジーマンガです。

「マンガ大賞2021」にて大賞を受賞しているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

この記事では「葬送のフリーレン」の主人公・フリーレンの過去や年齢、名前の由来などについて解説していきます。

断片的にしか描かれないフリーレンの過去についてまとめているので、サクッとフリーレンについて理解することができますよ!

フリーレンの過去や年齢は?

フリーレンとは

本作の主人公・フリーレンは魔王を討伐した勇者パーティーの魔法使い。

背が低く幼い外見をしていますが、長命なエルフ族であり実際には1000年以上も生き続けています。

エルフ族はその寿命から時間感覚が人間とは大きく異なり、勇者ヒンメル達との10年に渡る冒険の旅も「短い間だった」と語っていました。

ヒンメルの死後、彼のことを知ろうとしなかった自分に後悔を感じ、人間を知るための旅に出ます。

性格は一言で言うと「ものぐさ」。

永遠に誓い寿命を持っているからか面倒くさがりで、とても朝が苦手です。

作中でも度々、弟子のフェルンに朝の支度を手伝ってもらっている姿を見ることができます。

16歳に朝の支度を手伝ってもらう1000歳オーバーって・・・

他者の気持ちに対しては鈍感なところもありますが、優しく面倒見のよい一面もあり、作中では少ない報酬をもらっての人助けをすることもしばしば。

人を助ける理由について「ヒンメルならそうしたから」と答えているあたり、ヒンメルに対する深い愛情を感じますね。

魔法使いとしては超一流で、生き残った魔王軍幹部を大した苦戦もせずに1人で撃破するほど。

特に1000年の長きに渡り研鑽を重ねた魔力操作を得意としており、自身の魔力を制限することで敵の魔族を欺いて油断させ、奇襲をしかけて倒すことを得意としています。

フリーレンの過去

では、フリーレンの過去はどのようなものだったのでしょうか?

作中、断片的に語られていくフリーレンの過去についてまとめていきます。

フリーレンは元から強力な魔法使いだったわけではありません。

1000年以上の昔、故郷の集落が魔族に襲われた際に魔法使いフランメに助けられ、フランメの弟子となります。

フランメは後に英雄として魔法史に残る大魔法使いです。

フランメを師事したフリーレンは、彼女から闘いの技術や魔力制御の方法を伝授されました。

魔族は互いの魔力の大きさで実力を測る習性があります。

フリーレンは魔力制御を1000年の長きに渡り研鑽したことで、自身の魔力を過小評価させ、魔族を欺いて隙を突けるようになったのです。

また、フランメから授けられた魔法のうち、「花畑を出す魔法」はヒンメルとフリーレンの出会いのきっかけとして重要な魔法です。

幼少期のヒンメルは森で迷った際、偶然フリーレンに出会っており、その時にフリーレンが使った魔法が「花畑を出す魔法」。

そのことをヒンメルはずっと覚えていたので、フリーレンを勇者パーティに誘ったそうです。

くだらない魔法、と作中で切り捨てられることもある「花畑を出す魔法」が勇者が魔法使いをパーティに誘うきっかけになっているなんて、浪漫を感じますね。

フリーレンの人生はまだまだ謎が多く、今後も色々と明らかになっていくでしょう。

彼女の中では「大したエピソードではない」と片づけられていても、人間にとっては神話級の話などもまだまだ隠されていそうです。

フリーレンとしては、いつも通り淡々と趣味の魔法収集を続けていただけかもしれませんが(笑)。

投獄のエピソードについても

序盤の印象深いエピソードとしては、14話から描かれた断頭台のアウラとの戦いがあります。

開始早々にフリーレンが投獄される驚きのエピソードです。

北側諸国グラナト伯爵領に到着して早々、街中で魔族を見かけ攻撃しようとしたフリーレンでしたが、次の瞬間に周囲にいた衛兵に取り押さえられました。

人類の敵であるはずの魔族が守られていた理由、それは「和睦の使者」だったから。

「和睦の使者」を討とうとしたフリーレンは逆賊としてグラナト伯爵の命により、牢屋に投獄されてしまいました。

しかし、フリーレンの判断は正しく、魔族が「和睦の使者」であることは大嘘でした。

フリーレンは魔族を「魔族は人の声真似をするだけの、言葉の通じない猛獣」と表現していましたが、このセリフが端的に「葬送のフリーレン」の魔族を表現しています。

「葬送のフリーレン」における魔族の恐ろしさや世界観がよくわかる、重要なエピソードです!

フリーレンの年齢

では、フリーレンは実際に何歳なのでしょうか?

現在わかっているのは「1000歳以上」ということだけです。

作中で描かれている最も古い時代の描写が、フリーレンと師匠フランメとの出会い。

この出会いが1000年以上前と語られているので、フリーレンの年齢は「1000歳以上」となります。

ただ、フランメと出会った時点でフリーレンは現在と全く同じ外見をしています。

従って、フランメとの出会い時点でフリーレンが何歳なのかはわからないのです。

もしかしたら、フランメと出会った時点で1000歳以上だったのかも。

そうなると、ヒンメルとの10年の旅を「短い間だった」と表現するのも納得ですね。


葬送の意味や名前の由来についても

葬送の意味

「葬送」という言葉は一般的に

「死者と最後の別れをし、送り出すこと」

という意味を持っています。

本作のタイトルである「葬送のフリーレン」は魔族から見たフリーレンの異名であり、歴史上最も多くの魔族を葬ったことから畏怖を持って呼ばれています。

また上記とは別に、タイトルに用いられている意味として、悠久の時を生きるエルフであるフリーレンが、かつての仲間たちと死別し、送り出していることも表していると思います。

寿命の違いによる別れはマンガや小説などでテーマとして挙がりますが、「葬送のフリーレン」に限らず切なくなりますね。

フリーレンの名前の由来

フリーレンという名前の由来は作中で特に語られていません。

ただ、作中ではなく作者が名付けた由来としてはドイツ語からの引用だと思われます。

「葬送のフリーレン」の登場人物の名前はドイツ語由来で付けられていることが多いようです。

ちなみにフリーレンはドイツ語で”Frieren”と書きます。

ドイツ語の意味は「凍える」で、フリーレンの外見や性格からピッタリな名前ですね。

「葬送のフリーレン」とは「凍っている」フリーレンがヒンメルとの出会いや別れ、その後の旅で徐々に人間を知って「溶けていく」物語なのかもしれません。

フリーレン役の声優を予想

「葬送のフリーレン」は「マンガ大賞2021」を受賞したこともあり、アニメ化の期待が高まっています。

SNSを見ると早くも声優予想合戦が繰り広げられています。

福圓美里さん、内田真礼さん、悠木碧さん、東山奈央さんなどがよく挙げられているようです。

個人的には田中理恵さんだったら嬉しいな?と思っています。


まとめ

この記事では「葬送のフリーレン」の主人公・フリーレンの過去や年齢、名前の由来などについて解説しました。

「葬送のフリーレン」は淡々と進むマンガですが、なぜか引き込まれてしまう心地よい空気感があります。

「週刊少年サンデー」連載作品の中では比較的新しい作品ですが、注目度も高くアニメ化を期待しています。

とても面白い作品なので、是非読んでみてください!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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