「葬送のフリーレン」は「週刊少年サンデー」にて連載中の、魔王を倒した勇者一行のその後を描く後日譚ファンタジーマンガです。
「マンガ大賞2021」にて大賞を受賞しているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
この記事では「葬送のフリーレン」のシュタルクについて、その強さやフェルンとの気になる関係をまとめていきます。
この記事を読めば、女性陣に振り回されがちなシュタルクのことを応援したくなるはず!
目次
葬送のフリーレンのシュタルクは強い?
引用:https://myanimelist.net/character/188177/Stark
シュタルクとは
シュタルクは、主人公フリーレンと行動を共にする斧使いの戦士です。
外見は黒いメッシュの入った赤毛とやや吊り目な顔、そして額の傷が特徴。
そういえば「葬送のフリーレン」読みました ファンタジーものがやや苦手なんですがキャラや設定のドライさが程よいのと、わたしはフリーレンに終始共感していて心を得ていく過程に親近感持てた そんなことはさておきシュタルクがかわいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!好きです pic.twitter.com/nrYubNBccn
— 上坂 あゆ美 | 第一歌集2/14発売 (@aymusk) June 1, 2021
第10話にて初登場し、街の平和を脅かしていた紅鏡竜を倒した後、パーティの前衛として一行に加入しました。
ちなみに詳細は後述しますが、フリーレン同様に勇者ヒンメルの仲間であった戦士アイゼンの弟子でもあります。
フリーレン一行の前衛へシュタルクを推薦したのはアイゼンで、アイゼンはシュタルクの秘められた実力を高く評価しています。
シュタルクは強い?
魔法使いたちの圧倒的な魔法技術の影に隠れがちですが、シュタルクは戦士としてかなりの強さを誇っています。
一見すると「戦士」という言葉のイメージ(筋肉マッチョ)とは異なった無駄のない体型をしており、性格もビビりなので強そうには見えません。
しかし、実際には紅鏡竜を1人で撃破するほどの実力を秘めています。
フリーレンはシュタルクが滞在していた村が竜に3年間襲われなかった理由を以下のように語っています。
「竜は賢い生き物だ。強い相手に自分から喧嘩を売りにいくような馬鹿じゃない。」
つまり、紅鏡竜はシュタルクの秘めた実力を見抜き、自身よりも強いと感じていたのです。
現に紅鏡竜を一撃で倒しており、紅鏡竜の見立てどおり高い戦闘力を持っていることが劇中でも描かれています。
シュタルクの性格
非常に高い戦闘能力を有していますが、シュタルクの性格はとてもビビり。
自分に自信がなく弱気で、女性陣には押されっぱなしです。
フリーレンとの初対面時点では魔物との戦闘経験はゼロ。
葬送のフリーレン読む時シュタルクのセリフ下野紘さんの声で再生される pic.twitter.com/SZGRouISQx
— TARO (@TAROonigiri) December 21, 2020
紅鏡竜と対峙した際もビビって動けなくなっているところを、紅鏡竜がたまたま見逃してくれたと捉えていました。
(実際には紅鏡竜の方がシュタルクの実力を見抜き、撤退したのですが)
シュタルクの過去
シュタルクは中央諸国クレ地方にあった戦士の村出身です。
優秀な戦士を多数輩出した村の出身ではあるのですが、幼少期から優しくビビりな性格のため魔物とまともに戦うことができませんでした。
そのため、父親からはまともに戦えない失敗作だと父親から軽蔑されていたようです。
ただ、兄のシュトルツだけはシュタルクのことを認めていました。
一行が目指す北の果てエンデでは、死者と会話を交わすことができるそうです。
もしかしたらシュタルクもエンデで父と再会するかもしれませんね。
シュタルクはアイゼンの弟子
故郷の村が魔族に襲われた際に1人逃げ延び、その後はアイゼンに拾われます。
アイゼンはシュタルクを弟子として、自身が持つ戦士としての全てをシュタルクに叩き込みました。
その結果、シュタルクの秘めた実力は歴戦の戦士であるアイゼンが反射的に恐怖を覚え、思わず手を上げてしまうほどに達しています。
しかし性格がビビりかつ自信がないので、フリーレンと出会うまでは自分が強くなっていることに気づいていませんでした。
アイゼンとは喧嘩別れをしていますが互いのことを思いやっており、アイゼンはフリーレン一行の前衛にシュタルクを推薦しました。
シュタルクも旅が終わったら面白い土産話を持って、アイゼンを訪ねようと考えているようです。
フェルンとの関係も考察!
フェルンとは
フェルンとは、フリーレン唯一の弟子である少女です。
元は戦災孤児だったところを勇者パーティーの僧侶ハイターに助けられ、育てられました。
フリーレンとは9歳の頃に出会い、ハイターの策略もありフリーレンから魔法を教わります。
一人前の魔法使いとなった現在は、フリーレンの弟子として旅に同行。
ずぼらなフリーレンを支えるしっかり者です。
生活面では完全に立場が逆転していて、見ていて微笑ましいです。
むしろ、そんな面倒くさがりでフリーレンはよく1000年以上生きてきたな・・・という感じですらあります。
その生い立ちから、感情を表に出すのは苦手。
怒った時は静かに不機嫌になるため、一緒に旅をしているフリーレンやシュタルクはフェルンのことを恐れている模様です。
『葬送のフリーレン』見てるけど、みんな表情が可愛くて好き。
フェルンの怒り顔も、フリーレンの悟り開いたような顔も、シュタルクのメソメソ顔も見ていてホッコリする。 pic.twitter.com/VMVvjuxsoR— 最後の一つ前の晩餐(前々日の晩餐) (@5frjhn67Adnvcaq) February 4, 2022
フェルンはシュタルクが好き?
フェルンはシュタルクに結構辛辣なので一見すると不仲に見えます。
しかし、辛辣な物言いは信頼の裏返しで、内心は好意的に感じているように思います。
(あとシュタルクが情けないことを度々言うので、シュタルクにも非があります。)
共に旅をするうちに、シュタルクとフェルンの間にも徐々に親しみが湧いてきたようです。
第29話ではシュタルクがフェルンの誕生日プレゼントを準備し忘れ、フェルンが怒る姿も描かれました。
アインが2人の喧嘩を痴話喧嘩と捉え、「もう付き合っちゃえよ!」と言うなど、本人たち以外から見た2人は友達以上恋人未満の関係に見えているようです。
その後、シュタルクがフェルンへ送ったプレゼントは「久遠の愛情」の花言葉を持つ鏡蓮華をモチーフにしたブレスレットでした。
花言葉を知らなかったシュタルクが交換を提案しますが、即答で拒否するなどフェルンもまんざらではない模様。
https://twitter.com/Hiryu0516/status/1386331771139100676
個人的には2人ともお似合いだなと思いつつ読んでいます。
今後も旅が続いていく過程で、シュタルクがフェルンのことを思いやって行動するシーンが出てくるかもしれませんね。
まとめ
この記事では「葬送のフリーレン」のシュタルクについて、その強さやフェルンとの気になる関係をまとめました。
シュタルクは自身の弱気な性格と女性陣の強さから押され気味なキャラクターではありますが、内に秘めた強さがカッコいいキャラクターでもあります。
長かった一級魔法使い試験編も終わったので、近いうちにシュタルクにスポットライトが当たるエピソードも描かれるのではないでしょうか?
最後まで見て頂き、ありがとうございました。
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