風都探偵でディープ・ドーパントの能力は?変身者の出紋大騎についても

「風都探偵」は平成ライダーシリーズ11作目「仮面ライダーW」のその後を描いた正統続編です!

この記事では「風都探偵」に登場するディープ・ドーパントについて解説していきます。

変身者である出紋大騎(でもんだいき)についてもまとめていくのでお楽しみに。

2022年夏、U-NEXTより配信予定のアニメ版に備えて「風都探偵」の基本情報を振り返っておきましょう!

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風都探偵でディープ・ドーパントの能力は?

 

ディープ・ドーパントとは?

ディープ・ドーパントとは「風都探偵」に登場する怪人・ドーパントの1人です。

「深淵の記憶」を宿すディープメモリを用いて、出紋大騎が変身します。

上半身に水を纏ったダイバースーツのような外見をしていて、どこかクラゲが思い起こされるデザインですよね。

こういった半透明、不定形のデザインは実写だと難しいため、漫画作品である「風都探偵」らしい敵キャラクターだと言えるでしょう!

前作に当たる「仮面ライダーW」から続く基本的なシナリオ進行は

  1. 依頼主から依頼を受ける
  2. 左翔太郎(ひだりしょうたろう)が捜査する過程でキーワードを入手する
  3. キーワードを元にフィリップが検索を行い、犯人とメモリの特定に至る

というものでした。

しかし、ディープ・ドーパントは依頼を受ける時点から、犯人も使用するメモリも判明しているという非常に珍しいケースです。

というのも、後述するディープ・ドーパントの能力により、わかっていても物理的に討伐が非常に困難だったのです。

そこでフィリップに倒すための突破口を研究開発させるという依頼になりました。

ディープ・ドーパントの能力

ディープ・ドーパントは「肉体の分子構造を変えて無機物をすり抜ける能力」を持っています。

この能力を活かして地面を海のように泳ぎ回ることも可能です。

地中や建物にも自由に潜り込むことができるため、回避や逃走といった行為には非常に有用な能力であると言えるでしょう。

能力がわかっていても簡単には倒せなかったこともこの能力に起因しており、ディープ・ドーパントは自身の能力を用いて作り出した地下空間を根城にしていました。

この地下空間にはディープメモリの力なくしては辿り着けないため、ドーパントに対して高い戦闘能力を発揮する仮面ライダーであっても物理的に手出しができない状態だったのです!

また、能力を応用することで攻撃力も非常に強力!

体を包み込む液体部分を高速で動かすことにより、まるでウォーターカッターのように触れたものを削り取ることができます。

液体部分を伸ばすことによるリーチの長い攻撃も可能であり、攻守ともに隙の少ない能力と言えるでしょう。

ただ、弱点が全くないわけではありません。

すり抜けるのは「無機物」に限られるため、生身での攻撃はすり抜け不可能。

また、常時発動しているような能力ではないため、発動前に隙を突くことで攻撃を命中させること自体は可能です。


変身者の出紋大騎についても

 

出紋大騎とは

出紋大騎とはディープ・ドーパントの変身者です。

「世捨て人」「芸術家(アーティスト)」を自称する61歳の男性で、大きく見開かれた瞳が特徴。

かつては「裏風都」の「街」に所属していたものの、現在は行動を共にしておらず、ディープメモリの能力を活用して作り出した地下空間にプライベートビーチを設けて悠々自適な生活を送っています。

地下空間は広さ自体はさほどでもありませんが、四方の壁に絵を描くことで解放感を演出していたようです。

数年は籠城できるほどの備蓄もあるため、それなりに快適な生活が送れそうですよね。

忘れっぽい性格で自覚もあり、手の甲にメモ書きをする癖があります。

出紋大騎は自身の気に入った女性を誘拐、地下空間に監禁していました。

誘拐された女性は全てドーパント化を試された後で殺害されており、好みの女性を好みのメモリでドーパント化させようと試みていたことが伺えます。

自身の性的嗜好を満たすための非道な犯罪行為に、作中の登場人物からは「最低の変質者」「メモリ犯罪者の中でもダントツで酷い男」「クズ野郎」と呼ばれていました。

まさに作中屈指の変態シリアルキラーであったことは間違いありません!

「仮面ライダーW」「風都探偵」の敵であるドーパントは、全て普通の人間がガイアメモリによって変身し、欲望のままに悪事を働いているという設定です。

怪物とは特別な存在ではなく、誰もが心の弱さからなり得る物なのだと考えさせられますね。。。

万灯雪侍との関係

「街」の首魁である万灯雪侍(ばんどうゆきじ)とは元上司と秘書の関係にあります。

 

出紋大騎は元々「財団X」系列である「カイ・オペレーション」の窓際社員でした。

若い女性ばかりを狙う性的嗜好も、会社の待遇に恵まれず重い病まで患うという境遇からきたものです。

そして万灯雪侍は「カイ・オペレーション」のCEOであり、出紋大騎の心の闇を見出したことにより出紋大騎を秘書に抜擢します。

その後、ディープメモリを万灯雪侍から渡された出紋大騎は、ディープメモリに適合したことで病気が完治。

しかし、心の闇が膨れ上がり、ついには「街」を裏切ってしまいます。

恩を仇で返す、非常に利己的な性格であることがわかりますね。

その後、「風都探偵」のヒロインであるときめを誘拐して現在に至ります。

 

まとめ

この記事では「風都探偵」に登場したディープ・ドーパントについて解説しました。

ディープ・ドーパント/出紋大騎は作中屈指の変質者であり、嫌悪感を抱いた読者も多かったのではないかと思います。

配信開始が迫るアニメでディープ・ドーパントの出番があるかは不明ですが、それでも大きなインパクトを残したキャラクターとして注目されそうですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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