ハリーポッターに登場するキャラクター、セブルス・スネイプはハリーたちの教授として登場します。
スネイプは意地悪なキャラかと思いきや、ハリーがピンチに直面したときには身を挺して守るなどその真意は謎に包まれています。
スネイプがハリーを守った理由は何でしょうか?
この記事ではスネイプがハリーを守った理由やホグワーツの校長・ダンブルドアとの関係について紹介させていただきます。
目次
【ハリーポッター】スネイプはハリーを守った?
ハリーポッターでスネイプがハリーを守った経緯について見ていきましょう。
スネイプとは?
本日ハリー・ポッターと賢者の石、改めて劇場で見れて良かったよ。8mのスネイプ先生を拝んできた。
ハリウッド大作の1作目だし、演技が不自然なほど過剰。どこ切り取っても全力でキザ、怪しげ、みなぎる葛藤のエナジー、アイライン過剰。アラン・リックマンが集中力を必要とする役って言うのも納得。 pic.twitter.com/QCtA3hTX7p— Kazumi (@kazumiy) November 20, 2021
スネイプはホグワーツ魔法魔術学校の魔法薬学教師でスリザリン寮の寮監です。
肩までかかる黒髪と漆黒のローブを纏っているのが印象的です。
また、無愛想で陰気な性格が原因で寮生から嫌われています。
自分が監督するスリザリン寮以外の寮に対して減点するなど、露骨なえこひいきがひんしゅくを買っています。
クィレルから守る(賢者の石・クディッチの試合)
ハリーポッター1作目「ハリーポッターと賢者の石」でハリーがヴォルデモートの手下・クィレル先生に呪いをかけられた際、スネイプは対抗呪文で妨害してハリーを助けました。
狼男からハリーたちをかばう(アズカバンの囚人)
ハリーポッター3作目「ハリーポッターとアズカバンの囚人」では、狼化したルーピン先生にハリーが襲われそうになりました。
その際もハリーの前に立ち、体を張って彼を守りました。
騎士団に伝言を送る(不死鳥の騎士団)
ハリーポッター5作目「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」でスネイプはダンブルドアにデスイーターの一員になりスパイ活動をするよう任命されます。
スネイプはヴォロデモートの動向をつかんで騎士団に情報を流し、ハリーを勝利に導くため努力します。
スネイプがハリーを助けたのはなぜ?
スネイプはハリーの父親・ジェームスに敵対心を抱いていましたが、ハリーの母親・リリーには恋心を抱いていました。
ハリーがホグワーツに入学した際も他の生徒の前で罵倒し、その後も意地悪をしてハリーから快く思われていませんでした。
最初はハリーのことを父親似で可愛くないと思っていたようですが、徐々に母親の面影を感じるようになり、放っておけない存在になっていったのではないでしょうか。
スネイプとダンブルドアとの関係
スネイプとダンブルドアとの関係について紹介させていただきます。
スネイプとダンブルドア
ホグワーツ魔法魔術学校の校長・ダンブルドアが最も信頼していたのはスネイプでした。
ヴォルデモートの魂が宿った分霊箱の呪いにかかり、数ヶ月の命となってしまったダンブルドアはスネイプに自分を殺すよう命じます。
そうすればダンブルドアが所有する「ニワトコの杖」がヴォルデモートの元へ行くことはないと考えたのです。
最期を見届ける重要な役目を任せたことから、いかにダンブルドアがスネイプを信用していたかが理解できます。
ダンブルドアの最期
スネイプは死の呪いを用いてダンブルドアを殺害します。
ダンブルドアの亡骸は塔から落ちて地面に叩きつけられました。
死の翌日、ダンブルドアの葬儀は大々的に行われ、ホグワーツの生徒や教師、魔法省の職員など多くの人々が参列しました。
スネイプの最期
ダンブルドア亡き後、「スネイプを殺せば、杖の所有権が手に入る」と考えたヴォルデモートはスネイプの首を切り裂き、蛇のナギニに襲わせました。
瀕死状態のスネイプの元へハリーたちが駆けつけ、スネイプは自分の記憶を含んだ「涙」をハリーに渡します。
ハリーに声を掛けた後、スネイプは息を引き取りました。
スネイプの最期の言葉
最期に最高の贈り物を受けとるスネイプ氏の図 pic.twitter.com/fRPP0IL8F1
— 鹿 (@kshaniko) January 8, 2014
スネイプはハリーの目を見つめながら「お母さんと同じ目だ」とつぶやいて息絶えます。
リリーがスネイプにとって大切な存在だったということがよくわかる言葉です。
スネイプがハリーを守ってきたのもリリーの息子だからというのが大きな理由でした。
悲しい最期でしたが、好きな人を想って亡くなったのは幸せだったのかもしれません。
スネイプ役の俳優はアラン・リックマン
続いて、スネイプ役のアラン・リックマンについて紹介させていただきます。
アラン・リックマンのプロフィール
本日ハリー・ポッターと賢者の石、改めて劇場で見れて良かったよ。8mのスネイプ先生を拝んできた。
ハリウッド大作の1作目だし、演技が不自然なほど過剰。どこ切り取っても全力でキザ、怪しげ、みなぎる葛藤のエナジー、アイライン過剰。アラン・リックマンが集中力を必要とする役って言うのも納得。 pic.twitter.com/QCtA3hTX7p— Kazumi (@kazumiy) November 20, 2021
アラン・リックマンは、1946年2月21日生まれ、イギリスのロンドン出身です。
職業は舞台・映画俳優です。
数ある出演作の中で、2001年から2011年に出演した「ハリーポッター」シリーズのセブルス・スネイプ役で鮮烈な印象を残しました。
2016年に69歳で亡くなっています。
アラン・リックマンの経歴
アラン・リックマンは1988年に「ダイ・ハード」でデビューしました。
1991年には「ロビン・フッド」で英国アカデミー賞・助演男優賞、1994年には「Mesmer」でモントリオール世界映画祭・男優賞など数々の賞を受賞されています。
主な出演作品
- 「ダイ・ハード」
- 「ロビン・フッド」 ※英国アカデミー賞 助演男優賞受賞
- 「Mesmer」 ※モントリオール世界映画祭 男優賞受賞
- 「恋する予感」
- 「いつか晴れた日に」
- 「ラスプーチン」 ※エミー賞主演男優賞(テレビ映画・ミニシリーズ部門)受賞
- 「ウィンター・ゲスト」 ※ヴェネツィア国際映画祭 CinemAvvenire賞 受賞
- 「アリス・イン・ワンダーランド」
- 「モネ・ゲーム」
- 「ハリーポッターと賢者の石」
- 「ハリーポッターと秘密の部屋」
- 「ハリーポッターとアズカバンの囚人」
- 「ハリーポッターと炎のゴブレット」
- 「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」
- 「ハリーポッターと謎のプリンス」
- 「ハリーポッターと死の秘宝 PART1」
- 「ハリーポッターと死の秘宝 PART2」
アラン・リックマンのアドリブシーン
ハリーポッターシリーズ3作目「ハリーポッターとアズカバンの囚人」で狼に変身したルーピン先生からハリー、ロン、ハーマイオニーを身を挺して守ったシーンはスネイプを演じたアラン・リックマンがアドリブで入れたシーンです。
スネイプは意地悪だったり優しかったり真意が掴めないツンデレキャラでした。
しかし咄嗟の行動に人間の本心は出てしまうものなので、このシーンでスネイプが本当は優しくて良い人だということが伝わったのではないでしょうか。
まとめ
ハリーポッターシリーズに登場するキャラクター、セブルス・スネイプについて、セブルス役のアラン・リックマンについて紹介させていただきました。
スネイプは気難しそうで謎の多い人物でしたが、ミステリアスな面が魅力に繋がっていたのだと思います。
ダンブルドアに最も信用されていたことから根は良い人だったということがわかるし、ハリーの母親・リリーを一途に想い続けたのも素敵ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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