キングダムで桓騎の過去は?
キングダムのキャラクターは、比較的過去について明らかになっている武将は多いですが、桓騎の過去についてはまだ判明していません。
しかし、最新話では拷問一族である砂鬼族と関係があったという話が出てきています。
そして何故桓騎が野望のために残虐非道なやり口を貫き、王や武将の生き方に腹を立てるのかは未だに謎です。
キングダムで桓騎とは?
桓騎とは、将軍・蒙驁の2本のうちの1つと言われるほど、その力を隠された副将でした。
蒙驁の功績のほとんどは王翦と桓騎があげたものだそうで、その名を有名にしたくなかった理由は訳ありだったからだそうです。
桓騎はもともと秦国の南の山を縄張りにしていた、大盗賊団の首領でした。
雷土を始め、優秀な野盗や、残忍な拷問を行う砂鬼一族、抜群な戦力を持ったゼノウ一族を仲間に率いれるカリスマ性を持っています。
しかし、オギコのようなお笑い担当な男を千人将に任命しているところから、仲間に対しては懐の深さがうかがえる将軍です。
桓騎の過去
先述しましたが、桓騎はは夜盗集団の頭領で、別の強い野盗を味方に引き入れることで、勢力を拡大していきました。
そして、夜盗集団であるにも関わらず、城邑を陥落させ、住民達の首を自らの手ではねたそうです。
その残虐な行為から、敵国から恐れられ「首斬り桓騎」と呼ばれました。
しかし、何故桓騎がそのような行動をしたのか、どんな目的があったのかはまだわかっていません。
桓騎の特徴
桓騎は長い黒髪を後で束ね、男をも惑わすほどの美しい容姿を持っています。
いつも口元に笑みを浮かべ、凛々しさと優しさを併せ持った表情をしていますが、その兵法は残忍です。
そしてどんな窮地に立たされても、その表情を変えることはありません。
敵に攻められても、決して怯えることはく「まあ落ち着けよ」とお酒を飲みながら戦況を眺めています。
戦場には女性も連れ込み、暴飲暴食を極め、略奪や虐殺を軍全体で許しています。
鎧を纏うのが嫌いで、武将魂や王に対する嫌悪感を持っています。
戦いでの活躍についても
桓騎の戦での功績は、六大将軍に任命されるほどなので、とても優秀だと言っていいでしょう。
しかし、敵国の住人や捕虜には容赦無く、敵の心を砕くような残虐な行為もします。
山陽の戦い
桓騎の初登場は、秦と魏の間で起こった山陽の戦いでした。
山陽の戦いでは、廉頗の臣下輪虎(りんこ)が秦軍の千人将を暗殺して回ったことで、軍の統率は乱れていました。
しかし、桓騎は敵将・介子坊軍に山の地形を利用し度重なる奇襲をかけ、魏軍をじわじわと追い詰めます。
それだけでなく、敵の千人将の遺体を逐一送り返し、軍隊に恐れを植え付けました。
介子坊の苦戦の報告を受け、玄峰は桓騎軍を襲撃しようとしましたが、逆に桓騎自身が伝令係に扮して本陣に侵入することは予想できませんでした。
廉頗の長年の臣下で、優れた軍略家である玄峰は、桓騎の才能に感心しました。
玄峰は桓騎に首を刎ねられる前に
ものを知らぬが 確かに筋は悪くない…か
弟子にしてやっても良いぞ桓騎
引用:原康久「キングダム」集英社
と、桓騎の将来に期待するような目をしていたのが印象的でした。
そして、廉頗と蒙驁の一騎討ちを行っている間に、敵軍本陣の将軍・白亀西(はくきさい)を討ち、山陽の戦いは終わらせました。
函谷関の戦い
桓騎は函谷関の戦いでは、大きな活躍を見せました。
魏軍が井闌車(せいらんしゃ)を持ち込んだことで、秦国最大の砦を落とされそうになるほどの危機に陥りましたが、桓騎は決して焦りませんでした。
あらかじめ用意していた大量の油を井闌車に浴びせ、火を放ち敵国の重大戦力である井蘭車は一台焼き払います。
その後韓軍の毒攻撃のせいで弱った張唐将軍を助け、わざわざ函谷関を降り、韓軍の旗を奪い敵軍に紛れ込んで戦いました。
瀕死の張唐は、桓騎の助けによって、韓軍の大将・成恢を討ち取ることができました。
張唐は、桓騎は下衆だが勇敢だと話しています。
黒羊の戦い
引用:原康久「キングダム」集英社
趙の黒羊に到着した飛信隊は、桓騎軍と共に五つの丘を奪取するように指令が出されました。
しかし、趙三大天に近いと言われた慶舎に加え、離眼の民の長である紀彗に苦戦を強いられました。
飛信隊は、連なった森林や丘での戦いに慣れておらず、初日は大失態を犯しましたが、その後信は慶舎を討ち羌瘣は離眼の副将劉冬を討ちました。
そして飛信隊は、罪のない村人を焼き討ちにする桓騎軍の戦い方をどうしても許せませんでした。
さらに桓騎は、黒羊の村人の骸で作ったアーチのような造形物を作り、紀彗に見せつけ、さらに離眼城を攻めると予告し、紀彗を苦しめます。
紀彗は苦渋の決断でしたが、黒羊を離れ、離眼の民を桓騎から守るために自ら戦場を離脱しました。
結果、桓騎は圧倒的に少ない戦死者数で、黒羊を奪還することに成功しました。
まとめ
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