キングダムで羌瘣は何者で正体は?仇討ちや信との関係についても

「キングダム」の羌瘣(きょうかい)は謎に包まれたキャラクターです。

この記事では羌瘣について、何者なのかその正体を明らかにしていきたいと思います。

幽連への復讐や仇討ち、蚩尤(しゆう)や祭について、また、信との関係や信への恋愛感情があるのかどうかということにも触れて詳しく解説していきますね。

 

キングダムで羌瘣(きょうかい)は何者で正体は?


引用:https://kingdom.fandom.com/wiki/Kyou_Kai

羌瘣の生い立ち

羌瘣は、蚩尤(しゆう)族の中の1つである羌(きょう)族として生まれます。

蚩尤族というのは千年も続く幻の暗殺一族と言われています。

蚩尤は常人にはない特異体質を持つといわれる蚩尤の血族ですが、蚩尤を名乗れるのはその血族内でも最強であることを証明した者ただ1人とされています。

その最強の1人を決めるやり方は「祭(さい)」という殺し合いで決まります。

祭は、19ある氏族の内それぞれ2人ずつ候補者を選出し、選出されたものは1箇所に集められて蚩尤の名をめぐり最後の1人まで戦わなければならないと掟で定められています。

その祭に、13歳になった羌瘣(きょうかい)と15歳になった羌象(きょうしょう)が選出されました。

ただ当日を迎えた羌瘣は羌象に香で眠らされて起きた時には夕方でした。

起きてすぐに祭が行われた場所に向かいますがそこには象の首だけが残っていました。

蚩尤を継承する筆頭候補であった羌象ですが、開始と同時に大勢から狙われて苦しい戦いになり疲れ切ったところを幽族の連に首をはねられたのです。

手を組むことは掟破りですが羌象と羌瘣が強すぎるあまり各族の長に黙認されたのでした。

羌瘣はそのことを羌族の長のバアに聞いて、蚩尤となり里を出た幽連(ゆうれん)を倒し復讐を果たすことを決めて生きていくことになりました。

掟が絶対と言われ育った羌瘣なので幽連たちの掟破りには怒りを抑えられなかったのでしょう。。。

 

羌瘣の性格

羌瘣は初登場時に「羌瘣。嫌いなことはしゃべること、以上。」と自己紹介しました。不愛想な感じですね。

しかしその分、冷静であったり戦闘中であっても頭が切れるシーンも目立ちます。

ところが意外と天然でかわいいところもあるのです。

後の信との関係でも触れますが、信たちとの会話で信に向かって「お前の子を産む」と発言して読者の間で話題になりました。

この時にはたしか強い男と組んで力を合わせてどっか高い山に登って何かを炸裂させたら子供を授かるんだろと発言していました(笑)。

こういうところが、羌瘣のかわいらしい一面で魅力でもありますよね!

 

羌瘣の正体は暗殺者

羌瘣は暗殺一族でもあるため過去に秦の王様である政を暗殺しようとします。

これは漫画の9巻にあります。アニメでは残念なことにカットされていました。

信は政を守る側として王宮に送られたため羌瘣と一戦を交えることになりました。

羌瘣は政の首だけを持って帰るのが仕事だったので、蛇甘平原で一緒に戦った信を殺すつもりはなかったようで剣に殺気がこもっていませんでした。

この前にわざわざ信に王宮にくるなと予め忠告していたので、もしかしたらこの時にもう信のことが気になっていた存在だったかもしれませんね!

この時は後から違う部隊の刺客集団「号馬」が現れ信と羌瘣は一時休戦となり号馬と戦います。

そこで羌瘣お馴染みの「トーン、タン、タン。」と口ずさみながら巫舞をして、なんとその場の6人の号馬の首が飛びます。しかし羌瘣の呼吸は続かずにあと数人を倒すと自分も倒れてしまいました。

 


仇討ちや信との関係についても

羌瘣の仇討ちとは?

羌瘣は協力者の羌明(きょうめい)に、現蚩尤の幽族の連(幽連・ゆうれん)の居場所を聞いてそこまで向かいます。

ですが、当時の羌象が死んだ時の祭のように幽族が22人も待ち伏せていました。

 

最初は羌瘣も素の状態で戦いましたがやはり巫舞をせざるを得なく、巫舞をした羌瘣は幽族を何人も倒しました。

そのまま幽連に立ち向かいましたが、羌瘣の巫舞に合わせられて剣を跳ね返されました。

そして、意識を底に落とす最深の巫舞で対抗するもまたもや防がれてお腹に蹴りをいれられます。

幽連も羌瘣に負けないほど強かったのですね。

幽連は祭をくぐり、実の妹まで手にかけて情を断ち切ったため助走なしで巫舞と同じ状況まで意識を落とし込めたのです。また、呼吸の制限もなくなっていました。

たしかに幽連の手を組むやり方だったり集団で挑むのは卑怯のようには見えますが、現代風にあえて言うなら世渡り上手とも言えるかもしれません。。。

そして、幽連にボコボコにされて意識が遠のく羌瘣でしたが、その時に光が見えてまた立ち上がることができました。

それは巫舞の秘密である「魄領(はくりょう)の禁」という魄領(生死を彷徨う領域)の中で見えた光で、その光の正体は飛信隊でした。

この「魄領の禁」は、当時羌象が祭で羌瘣を殺すための術(わざ)でもありました。

戦いの中でも魄領の底にいてその時にも一条の光が見えて、その時の光は羌象でした。

そして、幽連の背中を愛刀の緑穂(りょくすい)で突きさして復讐に成功しました。

 

信との関係

 

羌瘣は飛信隊ではその強さから副長をしています。

羌瘣が信と出会ったのは蛇甘平原の戦いで、伍を組む際に余りものとして出会い伍を組みました。

元々幽連に復讐するために、その戦いに参加していたということもあってすぐに魏へ向かいますが、魏に行く前に信と話をして敵討ちが終わったら速攻で帰ってこいと言われました。

しかし結局事情が変わり魏から趙に行くことになり、百人将になった信も趙へと向かうため飛信隊に入り信に徐々に心が開いていきました。

そんな信との関係ですが以前に、「つか、お前やっぱりかわいーんだな。笑うと特に。」と言われたことを思い出し1人で笑顔の練習をしている描写がありました。

先程も少し触れましたが「お前の子を産む」と信に対し発言しています。

これは、幽連を倒した後に飛信隊の何人かと自分の今後の2つの目標の内、1つは信と同じ将軍を目指すこと、そしてもう1つは信との子を産むことでした。

なので天然ということもありますが信に対して特別な感情があるのはたしかですね!

まとめ

この記事では、羌瘣について生い立ちや正体、性格、仇討ち、信との関係について解説しました。

34巻の内容を見てきましたが、特に蚩尤や羌瘣の大変さが分かったり、祭の色々な意味での難しさがよく分かりました。

今後のキングダムでは羌瘣や信との関係がどうなるのかも気になりますね。

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