キングダムで呉鳳明がクズと言われるのはなぜ?父の呉慶や声優の浪川大輔についても

大人気漫画『キングダム』は、ヤングジャンプで連載されている古代中国の戦国時代の戦争を描いた超大作です。

奴隷出身でありながらも大将軍を目指す青年「信」と、後の始皇帝である大王「嬴政」は、荒れ狂う戦いの世を精一杯戦う姿が印象的です。

話中には数々の魅力的な大将軍が登場しますが、その中でも顔は二枚目ですがネット上では「クズ」と呼ばれている呉鳳明(ごほうめい)について解説していきます。

呉鳳明の父の呉慶や声優の浪川大輔さんについても見ていくのでぜひご覧ください。

 

 

キングダムで呉鳳明がクズと言われるのはなぜ?

呉鳳明は魏の国の将軍で、父親の呉慶を秦国の麃公に殺されています。

そのため秦国に強い恨みを持っています。

また、魏火龍(ぎかりゅう)である父呉慶のように計算し尽くした対陣を組んで秦国の武将を苦しめます。

呉鳳明とは?

呉鳳明は魏軍の将軍で、まだ若いながらも父の命を奪った秦国に強い恨みを持っています。

しかし決して感情的になることはなく、比較的冷静沈着で軍を操り隊列を変えることで敵将を追い詰めます。

長髪で凛々しい目つきが特徴的で、戦場では兜をかぶっていることが多いです。

李牧や桓騎と同世代ということなので、年齢は30代かと推測できます。

また呉鳳明は史実には存在しない、『キングダム』のオリジナルキャラクターだそうです。

直接戦闘に関わることは少なく、高台の上から状況を把握し陣形の指示を出したり、天幕の中で戦略を練っていることが多いです。

本陣に飛信隊が攻めてきた時は、戦わずに替え玉を置いて逃走しました。

呉鳳明の特徴や能力は?

呉鳳明は他国からも名が通っているほどの、戦略家として有名な武将です。

敵が攻め入ったら両方の手のひらを合わせて、挟み撃ちの陣形にするよう指示するのが特徴的です。

また、軍が中央に向かって渦を巻くような陣形を支持したり巧みに策略を練り、敵将を惑わします。

また兵器の設計も得意で、井闌車(せいらんしゃ)という巨大な梯子車のようなものを作り、国門・函谷関(かんこくかん)を攻めました。

また、床弩と呼ばれる4mの矢を放てる弓を持ち出してきて、函谷関の壁に矢を深々と突き刺しました。

矢にはロープがついていて、兵達はロープをつたって壁を登り攻めてきました。

呉鳳明がクズと言われる理由

呉鳳明がクズだと言われる理由は、自分の師匠を盾にして逃走してしまったことがあるからです。

著雍の戦いでは、魏火龍の紫伯が敗れ、信が本陣を突破する隙ができました。

信は、大将である呉鳳明と師匠であり魏火龍霊鳳(れいほう)の姿を捉えました。

すると呉鳳明は霊鳳に向かって「鳳明様お逃げをっ」と叫びました。

その瞬間、霊鳳は信の矛で斬られ、呉鳳明はそのまま逃げていきました。

呉鳳明は「魏国のためだ」「強き者が残らねば」と話していましたが、それをきいた従者達は唖然としていました。

まさか、自分の師を身代わりに逃げるという展開は誰も考えていなかったことでしょう。

また函谷関の戦いでは、戦況が悪化すると合従軍で味方である韓軍をおいて撤退してしまいました。

呉鳳明は、自分の悲願のためなら味方を犠牲にするのも厭わないドライな性格なようです。

戦場での犠牲は仕方ないと言いますが、なかなか受け入れ難いところがありますよね…。

 

※霊鳳についてはこちら ↓

キングダムで霊鳳の死亡は何巻?魏火龍七師や呉鳳明との関係についても

 

呉鳳明の父は呉慶

呉鳳明の父親は、魏火龍と呼ばれ魏国で猛威をふるっていた呉慶(ごけい)です。

呉慶が登場する蛇甘平原の戦いは、信の初陣でもあり作者の原先生は特に力を入れて制作した敵将軍だったと仰っています。

史実にはない完全オリジナルキャラクターで、呉鳳明とは対極のキャラクターにしたかったそうです。

飄々とした呉鳳明とは違い、自国を滅ぼされストレスで髪は真っ白になり、顔に墨を入れ悲観的な性格をしています。

しかし、陣形を操り敵を翻弄する姿はさすが親子ですし、軍を指揮するときに「すり潰せ」という指示は全く同じです。

戦闘能力も高く、麃公との一騎打ちは負けてしまったものの、迫力があり信の初陣み見合った素晴らしいものでした。


呉鳳明役の声優は浪川大輔!

 

 

アニメ『キングダム』の呉鳳明役は、数あるイケメンキャラクターを演じてきた浪川大輔さんです。

2022年4月から『キングダム』第4シーズンが始まり、呉鳳明が活躍する著雍の戦いが放送されます。

浪川さんは「呉鳳明がかっこいい」と仰っていますが、呉鳳明が霊鳳を盾にするシーンはどのように演じられるか楽しみですね。

浪川大輔のプロフィール

浪川大輔

引用:https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=791

浪川大輔さんは、1976年4月2日生まれで東京都出身です。

優しく真面目なイメージの役が多いですが、声の音域が広く幅広い役柄をこなされています。

中学生の時には、卓球で東京都ベスト8に輝き、高校時代はハンドボールで東京代表に選ばれスポーツ万能ということでした。

大学卒業後は、声優としての仕事だけでは食べていくことができず、9年間アパレルのアルバイトをこなしていたそうです。

声優だけでなく、映画監督などの仕事もされている多彩な方です。

現在は、声優事務所ステイラックを代表取締役として経営されていらっしゃいます。

浪川大輔の経歴

浪川さんは小学校2年生から劇団に所属していて、映画『E.T.』の主人公エリオット役の吹き替え役で主役に抜擢されました。

その後も『ネバーエンディング・ストーリー』や『グーニーズ』などの主人公の子役を演じてきました。

しかし、中学生からはあまり声優の仕事に集中することができなくなり、ハンドボールなどのスポーツに打ち込んできました。

怪我でスポーツの道を諦めてからは、また声優の仕事をコツコツ積み重ねるようになりました。

2010年には、『君に届け』風早翔太役や『07 Ghost』御影役が評価され、第4回声優アワード受賞助演第優勝を受賞しています。

それからは多彩な役柄をこなされていて、2011年から『ルパン3世 part6』石川五ェ門役、2015年には『バイオレット・エバーガーデン』のギルベルト・ブーけんびリア

また2019年には、『鬼滅の刃』の鋼鐵塚蛍役や、2020年には『呪術廻戦』腸相役などの人気アニメにも数多く出演しています。

まとめ

イケメンですが、性格が少し残念な呉鳳明についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。

あの風貌で、あんなにもあっさり師を囮に逃げていった姿を見た時は、空いた口が塞がらなかった人も多かったのではないでしょうか。

アニメ第4シーズンでは、呉鳳明が著雍の戦いで大活躍するので期待が隠し切れないですね。

ぜひアニメやコミックでチェックしてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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