アニメ「メイドインアビス」第2期では、主人公リコとレグとナナチは「絶界行き(ラストダイブ)」を果たしました。
リコ達は、地上に決して戻ことができない第6層還らずの都で、成れ果て達が住むイルぶるにやってきました。
そこでレグは自分の過去を知っていて、イルぶるを破壊しようと村に攻撃を仕掛けるファプタに出会いました。
さらにリコとレグは、かつての三賢であるヴエコから、村の成り立ちとイルミューイの存在について聞くことになります。
本記事では、ファプタとイルミューイの関係と、なぜファプタが成れ果ての姫と呼ばれるかについて迫りました。
目次
メイドインアビスでファプタとイルミューイの関係は?
レグは最初にイルぶるを目にした時「生き物の死骸のようだ」と言いました。
イルぶるは大きな柱のようなものになっていましたが、実はイルミューイという女の子の体で作られたものでした。
イルミューイが作ったイルぶるは、鉄の雨を通さず頑丈で、中には力場が存在しない皆が安全に暮らせる場所でした。
危険な原生生物が蔓延る第6層で、最強の村を作り上げたイルミューイは一体どのような女の子だったのでしょうか。
そしてファプタは、なぜいつも怒りをあらわにしながら、村にやってきたのでしょうか。
ファプタとは?
ファプタは、イルミューイと三つ目の「欲望の揺藍」から作られた生き物です。
こぼれそうなほど大きな瞳を持っていますが、時には目を細めて訝しげな表情になったり、怒りで目が充血したりもします。
引用:https://madeinabyss.fandom.com/wiki/Faputa
コロコロと変わる表情と、ふわふわな白い毛皮がチャーミングです。
腕は4本あり、背中側の腕は力強く、レグの力でさえ押し返すことができません。
体を液体のように変幻自在に形を変えることができ、体の中に流れ込み内臓を破壊することもできます。
イルミューイとは?
引用:https://madeinabyss.fandom.com/wiki/Irumyuui
イルミューイはアビスの周辺で暮らす原住民でしたが、ヴエコに惹かれてガンジャ隊と共に奈落の底へ向かいました。
ガンジャ隊が窮地に追いやられ、イルミューイ自身も病に倒れた時、願いを叶える卵である「欲望の揺藍」がイルミューイに授けられました。
イルミューイの姿は徐々に人間離れしていき、二つ目の「欲望の揺藍」を使った時、イルミューイはガンジャ隊員のために自らが村になりました。
ヴエコ以外の隊員は、イルミューイに命を差し出し、成れ果てることで一生彼女の中で生活することになりました。
やがて行き場を無くした探窟家が、第6層で冒険を断念し、イルぶるに命を差し出して成れ果てることを望む人が暮らすようになりました。
村の中では価値を取引する市場や、食堂、宿泊施設などが作られ、独自の文化が形成されました。
ファプタとイルミューイの関係は母と娘
イルミューイは、ガンジャ隊の隊長であるワズキャンを取り込んだ時、三つ目の「欲望の揺藍」を受け取りました。
そして、決して滅びない価値を持ったファプタを産んだのです。
イルミューイの記憶と三つ目の「欲望の揺藍」は全てファプタに引き継がれました。
産まれた時から、母の怒りを受け継いだファプタは、抑えきれない感情を爆発させ干渉機達を壊してしまいました。
成れ果ての姫と呼ばれているのはなぜ?
そもそもファプタは野に産まれ、誰の守護も無いまま一人で第6層を生き抜いてきました。
そして獣のようなファプタがガブルーンと出会い、言葉を覚えやっと人らしい営みは始めるようになりました。
ガブルーンは、ファプタのことを「君のような恐るべきものは他にいない」と新しい名前をつけてくれました。
「ファウ」は尊い娘「アプタ」は不滅のものを意味し、二つを合わせて「ファプタ」という名前です。
ファプタは、ガブルーンがつけてくれた「ファプタ」という名前をとても気に入ったそうです。
ファプタは成れ果ての姫
https://twitter.com/tukushiA/status/1554824177395580929?s=20&t=G81mqAs0PbUsEBni-v71vA
本来は人間が成れ果ててしまうと、知性もなく醜い姿に成れ果ててしまいます。
イルミューイの中で成れ果てると、知性は残りますが、命を投げ出さなくてはいけなくなります。
しかしファプタは、成れ果てであるにも関わらす命と知性を持ち合わせ、しかも価値が滅びることがないのです。
ファプタが成れ果てのなかでも異質な存在で、地位的なものが上位にあることは間違い無いでしょう。
成れ果ての姫と呼ばれている理由
おはガブルーン pic.twitter.com/BXqoOmAbSq
— フクロウ2号機@ペン破損 低浮上 (@oQR7rY4k50yTGDx) August 5, 2022
マジカジャは、ファプタのことを身分が高い女性だと言っています。
村人達にとって価値が高いことは、一番尊いことで、価値が滅びることないファプタに憧れに近い感情を持っています。
また、ガブルーンは村の行き来を行っていたので、長居はできませんがファプタの名前を皆の前で口にしたこともあったのでしょう。
そして、ファプタは「成れ果ての姫」と村の中で呼ばれるようになったのです。
ファプタの目的
ファプタの目的は、イルミューイの開放と村を滅ぼすことです。
しかし、イルミューイの体を外側から破壊することはできず、中にも入ることができませんでした。
村の守りが、レグの火葬砲によって壊された時、イルミューイだけでなく絶界を制服する原生生物が一気に流れ込んできました。
村人達が、原生生物に襲われているのを見て、ファプタは自分の役目をとられ、悔しがって泣き喚きました。
まとめ
イルミューイとファプタの関係と、ファプタの名前の由来についてまとめましたがいかがだったでしょうか。
二人の悲しい運命に涙した読者も多かったことでしょう。
ファプタとイルぶるがどうなってしまうかは、是非アニメやコミックでチェックして見てくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメントを残す