メイドインアビスは2017年にアニメ化し、じわじわと人気を上げたダークファンタジー漫画です。
大穴アビスの憧れが人一倍強かったリコは、アビスの深層に挑んで戻ってこない母親ライザから手紙を受け取ります。
「奈落の底で待つ」という文言を見て、リコはアビスの遺物であるロボットのレグとともにアビスに潜る決意を固めました。
リコの母親ライザは、白笛で探窟家からの憧れを一心に受けた存在でしたが、一体どのような人物だったのでしょうか。
そして、「絶界行(ラストダイブ)」を果たしたライザは、生きているのか本記事では考察して行きます。
メイドインアビスでリコの母はライザ
レグがアビスの第一層で拾われてから2ヶ月後、ライザの白笛と所持品がリコの住む街オースに上がって来ました。
すると街はお祭り騒ぎになり、沢山の人々がやってきました。
ライザの栄誉を称える人形劇が行われ、白笛のレプリカグッズなどが販売されました。
リコはライザの白笛をもらいましたが、ライザに対しての複雑な思いを、師であるジルオに話します。
ライザの弟子だったジルオは、今までリコが知らなかったライザのことについて語り出しました。
ライザとは?
リコの母である白笛ライザは、「殲滅のライザ」と呼ばれ、探窟家として伝説的な存在でした。
うねった金髪とツルハシのような遺物を持った姿が印象的で、時には口が裂けた怪物のような姿で語られるときもあります。
殲滅と言われるのにふさわしく、危険生物の討伐は数知れず、他国の探窟家を12度も返り討ちにして来ました。
しかし、ジルオが語るライザは、「大酒飲みで、喧嘩早く、言動もどこまで嘘かわからない、ひどい偏食家」だとリコに話していました。
そして、リコのことをとても大切にしていて、貴重な遺物である「時を止める鐘(アンハードベル)」の回収を諦め、リコを助けることを選びました。
リコを生んだ経緯
オーゼンとライザ#メイドインアビス #ライザ #オーゼン pic.twitter.com/686QbGkCAy
— aQごはん@健全 (@yougohan5) June 2, 2022
ライザは、トーカと結婚し、リコを妊娠した状態で第4層に降りて行きました。
そこでは、貴重な遺物を巡って、他の探窟家と熾烈な争いが巻き起こり、隊は壊滅状態になりトーカは命を落としました。
そんな苦境の中ライザはリコを産みますが、残念ながら死産となってしまいました。
落胆してしまったライザを見て、オーゼンは最後の望みをかけてリコを「呪いよけの籠」という特級遺物に格納しました。
リコが息を吹き返したのがわかり、二人は地上に戻りました。
「呪いよけの籠」は非常に重い遺物でしたが、怪力のオーゼンが背負い、ライザも協力してリコを救い出しました。
ライザは白笛
ライザは伝説的な白笛で、アビスの危険な現世生物も他国の探窟家も、その名の通り返り討ちにして来ました。
また子供の頃は、白笛オーゼンの元に直接やってきて、追い払われても何度でも弟子入りをせがむほどの行動力を持っていました。
徐々にレベルアップを果たし、傷ついたオーゼンの仇を取れるほど強くなっていきました。
「時を止める鐘(アンハードベル)」の回収も国からの特命で受けた任務で、国民からの信頼を一心に背負った存在でした。
ライザは生きてるか死んでるかを考察
リコはライザの生死を確認するために、アビスに潜ることを決めました。
しかし、第5層の前線基地(イドフロント)でリコはプルシュカに「お母さんが生きているかいないかはどちらでも良い」と話しています。
しかしSNS上では、ライザの生死はたびたび議論されています。
#メイドインアビス 8話視聴 アビス5層以下から時間の流れが遅く流れている可能性が出てきた。もし下に行けば行くほど時間の流れが遅くなっているのであれば母ライザが生きている可能性がある。そして「度し難い」という言葉をオーゼンもライザも使っていた。レグも良く使う、何か関連があるのかも
— utyuu (@xxxhissatusigo1) August 6, 2021
メイドインアビス11話、ナナチ可愛いよナナチ。そして凄く頼りになる。地獄の底で生き延びてきた彼?の知識は、今後の冒険には絶対に欠かせませんね。怪物になった仲間とずっと一緒に居るって、死ぬよりも辛かっただろうなあ…。ラストでレグが見た幻影は事実で、ライザは既に死んでいる?
— 決闘王F.K@C100 2日目 東6 ロ15a (@duelkingfk) September 15, 2017
ライザは生きてる死んでる?
ライザが生きているか死んでいるかは、物語上では判明していません。
遺品が地上に上がってきたということは、もう死んでいる可能性もありますが、オーゼンはライザの遺体を確認できなかったと話しています。
また、アビスの深層は時の流れに歪みがあるそうなので、地上で10年経過していても、深層ではそれほど時間が経っていないことがあるそうです。
深層の原生生物は、危険で強いですが、ライザも大変強い人物なので生きている可能性は大いにあるでしょう。
ライザが生きてると思う根拠
ライザが生きているという根拠は、リコに手紙を渡したということと、遺体が上がっていないことです。
リコに手紙を出し、原生生物に関する書記を地上にあげたということは、ライザに何かしらの意図があったのではと推測できます。
大穴の街オースでは、地上に住む子供がいつも以上に亡くなったり、誕生日の前に死んでしまうという奇病が報告されています。
深層にいるライザは、もしかしたらそれらの理由を知っているのかもしれません。
そして、リコにアビスの深層に来てもらうよう、レグに頼んだのではないのでしょうか。
また、記憶喪失になったレグが地上にやって来たのと、ライザの遺品が上がった時期が被ったのは、二人がアビスの深層で関わりがあったことを示唆しています。
まとめ
リコがアビスに潜るきっかけになった、偉大な白笛で母親のライザについてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
ライザがまだ人間の姿を保っているかは分かりませんが、リコと感動の再会をはたせるといいですね。
アニメ第二期からは、リコ達は遂に「絶界行(ラストダイブ)」を果たし、地上には決して戻れない旅に出発します。
果たしてライザはそこにいるのか、是非コミックやアニメでチェックしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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