メイドインアビスでリコの正体は?やばいと言われる理由についても

 

メイドインアビスでは主人公リコの存在感が大きなウエイトを占めています。

リコはごく普通の女の子で、高機能ロボットのレグのように、手足が伸び無敵の火葬砲を打つことなどはできません。

弱い立場であるはずのリコですが、アビスからやってきたレグよりもアビスの中で力強く生きている印象があります。

また、SNSではリコが「色々ヤバい」と話題になることも多々あります。

残酷な大穴アビスの中で一際輝くリコについて、その正体や、やばいと言われる理由などを含めて本記事ではまとめてみました。

 

 

メイドインアビスでリコの正体は?

つくしあきひとさんが描く「メイドインアビス」は、ダークファンタジー漫画としてじわじわとファンを増やしてきました。

一度潜ると、地上に戻ことはできないというシビアな世界観と、主人公リコの冒険に対する飽くなき探究心が人気の理由かと思います。

リコはごく普通の12歳の女の子ですが、ベルチェロ孤児院で探窟家としての訓練を受けて来ました。

また、白笛ライザの娘ですが、そのことは公にならないよう育てられてきました。

ライザの弟子であるジルオは、リコがライザの敵から誘拐されないように注意深く守って来たのです。

リコの父と母

殲滅のライザ

引用:つくしあきひと「メイドインアビス」竹書房

 

リコの父親はトーカという黒笛で、母親は偉大な探窟家である白笛ライザでした。

トーカは、銀髪で大人しそうな外見ですが、料理が上手かったということしかわかっていません。

ライザとともに、「時を止める鐘(アンハードベル)」の回収を行っていましたが、争いに巻き込まれ亡くなってしまいました。

白笛ライザは、「殲滅」という屈強な通り名を持ち、オースでも有名な探窟家でした。

これまで危険な原生生物を数多く討伐し、他国からの探窟家の襲撃を12度も阻止して来ました。

10年前に、二歳のリコを置いてアビスに潜り「絶界行(ラストダイブ)」を果たしてから地上に戻って来ていません。

死産からの復活

リコは、ライザが「時を止める鐘(アンハードベル)」の回収中にアビスの深層で産まれましたが、その時はすでに息はありませんでした。

しかし、特級遺物である「呪いよけの籠」に入れられるとリコは息を吹き返したそうです。

ライザと隊の仲間で怪力の白笛オーゼンは、「時を止める鐘(アンハードベル)」を諦め、リコと「呪いよけの籠」を担いで地上に持ち帰りました。

そしてリコはアビスの呪いのせいで、メガネをかけて水晶板を通してものを見ないと、頭痛に苛まれるようになってしまいました。

また、「呪いよけの籠」に入り生き帰った動物は、皆アビスの中心に向かって動き出したそうです。

リコが熱烈にアビスの深層を目指すのは、この「呪いよけの籠」の能力の一因である可能性があります。

リコの正体はアビスの申し子?

リコはアビスの申し子とも言えますが、特別な力はありません。

しかし、アビスのことに関しては誰よりも頭がまわり、いち早く深層の環境へ順応して来ました。

また、人身掌握が抜群に上手く、人や成れ果ての心を掴み、誰とでも打ち解けることができます。

特に、成れ果てのミーティーやメイニャ、マアアさんからは特に好かれていて、言葉を使わなくても寄り添うように彼女と行動をともにします。

その理由は、リコがアビスの深層で生まれたことが一因であるとも考えられます。

成れ果ての姫ファプタがリコの匂いを嗅いだときにも、リコの魂が深層から来たと勘づいていました。

 


やばいと言われる理由についても

リコがやばいと言われる理由

 

リコ

引用:キャラクター|アニメ「メイドインアビス」公式サイト 

 

とにかくリコは、アビスに潜るためならなんでもする子です。

遺物であるレグに対して、焼けた石炭を食べさせたり棒を突っ込んだり過激な実験を繰り返していました。

残酷な実験を繰り返したボンドルド卿に、あなたもこちらの人間のようだと言われたこともあります。

レグの火葬砲をみても、特に恐れを感じず「すごい!」と感心していたのには少女の割には肝が据わっています。

レグはボンドルドに対して怒りの感情をあらわにしていますが、リコはボンドルドを責める様子はありませんでした。

そして、リコはボンドルドが自分自身を使って白笛にしたことを見抜きました。

また、タマウガチの毒を受け、呪いで体から血を流しても、冒険を続けるために腕を切るようレグに言いました。

12歳の女の子にはなかなかできない選択ですよね…。

そんなところがリコのやばいと言われる理由ではないでしょうか。

リコの性格

リコは基本的に元気で優しく、いい子なのですが、アビスに対する探究心は人並み外れているところがあります。

また、立ち直りが早くナキカバネに襲われた後も、倒したナキカバネの肉を料理して平気で食べていました。

食欲は旺盛で、落ちているものも、蝿がたかっているご飯も平気で食べようとします。

しかし、仲間思いで勇気があり、幼馴染のナットがベニクチナワに襲われた時は笛を吹いて助けていました。

ベルチェロ孤児院の友達のことも度々懐かしみ、レグの力が恐ろしくても認めて受け入れています。

マルルクやプルシュカとも一晩で仲良くなり、プルシュカに関してはリコに全てを捧げています。

リコは人を惹きつける能力があり、ナナチからは隊長と呼ばれ先陣を任せられています。

リコの能力

 

 

リコは際立った戦闘能力はありませんが、料理がとても得意で、どんなゲテモノでも美味しい料理を作ることができます。

大した能力に見えませんが、ギリギリの生活を送る深界では、美味しい料理は隊員たちの活力の源になります。

また、リコはベルチェロ孤児院で、ライザの弟子であるジルオから探窟家のイロハを叩き込まれて来ました。

その知恵は深層にいても重要なもので、たびたびリコはジルオの教えを思い出し窮地を切り抜けています。

言葉が通じない成れ果て村では、交渉術が役に立ち、お腹を壊した時は水を飲んでよく食べるよう言われたので、定食屋に向かいました。

さらに、「前線基地(イドフロント)」で白笛を手に入れたリコは、特級遺物であるレグの真の力を発揮させることができます。

意志と行動力

リコの意思と行動力は、並外れていると言えます。

子供ながらも、戻ることができないアビスの旅へ出発する決心を固めました。

また、成れ果て村でナナチをベラフから取り戻すために、目か内臓か足を差し出そうとしていました。

どの代償を払えば、冒険を続けられるか本気で考えて答えを出そうとしていました。

マジャカジャが止めなかったら、リコはどうなっていたことでしょうか…。

うざい・嫌いと言われる理由

リコがうざいと言われる原因は、やはりレグに対する扱いがひどいところが煙たがれる原因なのではないでしょうか。

そもそもレグという名前は、飼っていた犬の名前ですし、電流を流したり刃物で傷つけようとしました。

レグがもしもロボットでなかったら、一体どうなっていたことでしょうか。

白笛オーゼンもリコのことを嫌いだと言っていましたね。

 

 

リコ役は富田美憂

リコを演じるのは、元気な声が魅力的な富田美憂さんです。

彼女の演技は好評で、特にリコがレグに腕を切ってと頼むシーンの迫真の演技には、多くの視聴者は驚かされました。

声が変わっていると言われたのをきっかけに、声優を始めたと仰る富田さんの素顔に迫ります。

富田美憂のプロフィール

富田さんは1999年11月15日生まれで、ファンからはとみー、みゆ、とみたん、ミユエルなどと呼ばれているそうです。

歌とお芝居が好きで、声優活動以外にも音楽活動やラジオ番組も持っています。

虫以外の生き物ならなんでも好きで、現在はこはくという柴犬を飼っているそうです。

イラストも上手で、Twitterのヘッダー画像も自分で描いています。

特技は空手で、初段を取得していて上段回し蹴りが得意だそうです。

好きな言葉は「考えるよりチャレンジ!」だそうで、快活で元気な様子が伺えます。

原作を読んでから、役を演じているそうなので、とても研究熱心な性格ではと思います。

リコの声は富田さん以外になかなか想像がつかないですね。

富田美憂の経歴

富田さんは埼玉県出身で、学生の時からお金を自分で貯めて声優専門学校に入学したそうです。

デビューは2015年で、「干物妹!うまるちゃん」でサイドキャラクターの声を担当しました。

他にも、2016年「アイカツスターズ!」で虹野ゆめを演じ、2017年には「メイドインアビス」のリコ役で一気に注目度が上がりました。

2019年には「ぼくたちは勉強ができない」緒形理珠役、2022年にも「プリマドール」月下役など可愛い女の子役を演じられています。

今後の富田さんの活躍に期待が隠せません。


まとめ

メイドインアビスのリコや、声優の富田美憂さんについてまとめましたがいかがだったでしょうか。

リコは普通の女の子のはずなのに、深層に近づけば近づくほど、人間離れした行動が多くなって来ますね。

「呪いよけの籠」に入ったせいなのか、アビスの奥を目指す本能がリコにはあるのでしょうか。

リコとレグ、ナナチ達の冒険をアニメやコミックで是非チェックしてみてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました、

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