モコミ1話ネタバレ感想!母や祖父との関係や家族についても!

1月23日に土曜ナイトドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」1話が放送されました。

主人公の清水萌子美(しみず・もこみ)を演じているのが小芝風花さん、そのお母さん役が富田靖子さん。

1話のあらすじと感想です。

 

「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」ネタバレ感想

★放送前の紹介動画はこちら ↓

1話では、モコミがどんな女の子なのか、またその家族の紹介といった感じでした。

モコミは小さい頃からぬいぐるみや植物などモノの気持ちが分かる不思議な感覚を持つ女の子です。

モノの気持ちを話すと、周囲から変な目で見られたり母親から叱られたりするので、感覚を閉ざし周囲ともかかわらないように生きてきました。

仕事は小さな工場で不良品のチェックをしています。あるとき工場の窓ガラスが汚くて泣いているのを見て、掃除しようとして脚立から落ちてしまいます。

そこでまた母親に「余計なことをするな」と言われてしまいました。

工場に行くと窓ガラスのことが気になるので工場を休むモコミ。

その日はちょうどモコミの誕生日でした。家族写真を撮っている時、15年ぶりに祖父がやってきます。祖父は母の父親ですが、折り合いが悪く、母は祖父を追い出そうとします。

しかしモコミは祖父にだけは心を開くのでした。

 

主演の小芝風花さんについてはこちらに書いています ↓

モコミで主演の女優は小芝風花!清水萌子美の役どころについても


母や祖父との関係や家族についても

モコミは子どものころはモノの気持ちがわかることを素直に話していたため、周囲から浮いてしまいます。

5歳くらいの時の砂場でのエピソードがあります。

ジェルを探している女の子がいて、別の女の子の持っているジェルがその子のものだ、と分かったので、「・・・ちゃんのだよ」とモコミが言うとジェルを持っている子が、「これは私のだ」と泣き出すのでした。

モコミのお母さんはモコミに「なんで嘘つくの、謝りなさい」というのです。

現実主義の母

モコミのお母さん役の富田靖子(とみたやすこ)さん ↓


引用:https://www.pasonica.com/

お母さんは現実主義者なのです。モコミの気持ちよりも、周りとうまくやっていくほうを優先しています。

それがモコミには辛いのです。

自分が周囲と軋轢を起こしてしまう存在だと気づいたモコミは、その不思議な能力を知られないように心を閉ざしてしまいます。

5年生からは不登校になって家にこもってしまうのでした。

お母さんは心配して、モコミが大きくなると、モコミにできそうな仕事を探し、モコミはあちこちバイトに行きますが、どれも長続きしません。

ようやく、機械の部品の仕分けをする工場で働き続けることができ、2年目になりました。

モコミは部品の気持ちがわかるので、すぐに不良品を見つけられます。誰よりも早く仕事ができるので重宝されていました。

しかし、あまり人とかかわらないようにしているため工場でも浮いています。

ある時、工場の窓ガラスが汚れを嘆いて涙を流しているのに気づいて、自分で掃除をしようとして、脚立から落ちてしまいました。

連絡が来て、慌てるお母さん。大した怪我ではありませんでしたが、お母さんはとにかく、モコミがまた仕事を辞めてしまうのではないかと気が気ではないのです。

モコミにはお兄さん(工藤阿須加)がいて、花屋に勤めていますが、優しいし、お父さん(田辺誠一)も優しいです。

しかしその優しさは、当たらず触らず、という感じがしないでもありません。

お父さんは、モコミのことでお母さんがあれこれ言うのを、「またか」という感じで聞き流している感じです。

モコミの誕生日にはみんなでお祝いして、家族写真を撮るような一見仲の良さそうな家族なのですが、モコミは自分のことを誰にも分かってもらえないことで、ずっと苦しんでいて、それが限界になりそうな感じが伝わってきます。

キーパーソンは祖父

モコミのおじいちゃん役の橋爪功(はしづめいさお)さん ↓


引用:https://www.asagei.com/excerpt/95546

そんな時におじいちゃん(橋爪功)が突然現れます。おじいちゃんは15年前におばあちゃんが亡くなってから一人暮らしをしていたのですが、ぼやを出して住むところがなくなったため、やってきたのでした。

おじいちゃんに対し、冷たい態度をとるお母さん。以前おじいちゃんにひどいことをされた、と言っていましたが、何だったのでしょう。

しかしモコミは喜びます。おじいちゃんだけはモコミもことを嘘つき呼ばわりせずに、モノの気持ちが分かることを理解してくれたからでした。

おじいちゃんが現れたことで新たな展開の予感がします。早く2話が見たいと思いました。

1話を見て思ったのは、自分を理解されないで傷つきながら暮らしている子どもが世の中にはたくさんいるんだろうな、という事です。

モコミのお母さんは普通の常識的なお母さんであることから抜け出せないでいるので、モコミを傷つけています。

子どもが自分の常識で普通でないときに、普通に戻そうとするのはある意味虐待なのだと思いました。

このドラマには悪い人は誰も出てきません。しかし現実にはいい人ばかりでもうまくいかないことはたくさんあるのだと思います。

おじいちゃんがどんな人かまだ分かりませんが、おじいちゃんの登場で、モコミやそれぞれの家族の我慢の中で一見丸く収まっているこの家族が、波乱を得て本当の家族になれるのか、そこがこのドラマの見どころだと思いました。

「モノの気持ちがわかる」というちょっと極端な設定ですが、普通でなくて苦しんでいる子どもはたくさんいます。

そんな時に周囲の誰か一人でもその子の味方になってあげられたら、もっと楽に生きられるでしょう。

モコミが病院から帰る車の中で、自転車に乗って走り去る青年を見ていました。感覚が鋭いモコミには、何か惹かれるものがあったのでしょう。

その青年(加藤清史郎)との展開もあるようで楽しみです。

まとめ

「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」1話の感想でした。

いろいろ気になることがたくさんでこれからの展開が楽しみです。

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