1982年にホラー小説の巨匠、スティーブン・キングが発表した小説をもとに映画化された『スタンド・バイ・ミー』。
一説では、スティーブン・キングの実話であるとも噂されるこちらの作品は、主人公のゴーディの回想の物語です。
12歳のゴーディを演じたウィル・ウィートンは、現在俳優や作家として活躍していますが、大人のゴーディを演じたリチャード・ドレイファスの現在をご存知ですか?
映画の始めと終わりで出演している、主人公ゴーディの大人役の俳優リチャード・ドレイファスについて調べてみました。
目次
スタンドバイミーで大人のゴーディ役の俳優は?
「スタンドバイミー」で大人のゴーディ役の俳優は、リチャード・ドレイファスです。
引用:twitter
リチャード・ドレイファスの経歴
リチャード・ドレイファスは、1947年10月29日生まれで現在73歳です。
ニューヨークの弁護士をしていた親の元に生まれ、9歳の時にロサンゼルスに移ります。
幼少期から夢は俳優だったようで、高校生の時にはすでに「奥さまは魔女」に出演するなど、活躍を見せていました。
大学を中退して本格的に役者の道に入るためニューヨークへ活動の場を移します。
高い演技力が評価され、60年代半ばには出演依頼を多く勝ち取る舞台俳優になりました。
活躍の場所は舞台にとどまらず、『アメリカン・グラフィティ』では主人公のカートを演じ、映画俳優としても人気が出てきます。
1975年にはスティーブン・スピルバーグ監督の『JAWS/ジョーズ』に出演し、その後も「未知との遭遇」で主演するなど、スピルバーグ監督とは親しい中のようです。
1977年に『グッバイガール』でアカデミー賞主演男優賞を受賞するなど、順調に見えた俳優人生ですが、薬物によるスキャンダルで人気が低迷した時期もありました。
しかし、スピルバーグ作品の「オールウェイズ」、アカデミー主演賞候補になった「陽のあたる教室」など、その後も数多くの作品で名演技を見せてくれています。
私生活では1983年に結婚し、1995年に離婚。その後2度の結婚をしています。
主な出演作品
1973年 「アメリカン・グラフィティ」 カート・ヘンダーソン役
1975年 「JAWS/ジョーズ」 マット・フーパー役
1977年 「グッバイガール」 エリオット・ガーフィールド役
1986年 「スタンド・バイ・ミー」 ゴーディ・ラチャンス役(大人時代)
1989年 「オールウェイズ」 ピート・サンディッチ役
1995年 「陽のあたる教室」 グレン・ホランド役
2006年 「ポセイドン」 リチャード・ネルソン役
2015年 「FEST」
2018年「The Last laugh」
スタンドバイミーでの役どころ
スタンド・バイ・ミーでは、冒頭で、大人になったゴーディーが、「弁護士クリス・チャンバーズ刺殺される」と書かれた新聞記事を車の中で眺めて、過去を思い出すシーンで登場しました。
そこから12歳当時のゴーディーが出てきて、当時の話になります。
そして、話が終わった後にまら、現在のゴーディーが登場し、自身の12歳の体験をパソコンに打ち込んでいました。
ちょうど打ち込みを終えたところで、息子たちが出かけようと部屋に来ます。ちょうど今思い出していた自身の年齢くらいの子どもたちです。
大人のゴーディーは「あの12歳の時のような友達はもうできない。もう二度と…」と書き終えて立ち上がり、しばらく自分の打った文字を眺めるとほほ笑んでパソコンを消し、部屋を出ていきます。
子どもたちと遊ぶためでしょう。彼の幸せな日常が分かります。
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まとめ
いかがでしたか?『スタンド・バイ・ミー』の大人のゴーディ役の俳優、リチャード・ドレイファスについてご紹介しました。
『スタンド・バイ・ミー』出演時は「いいお父さん」のような印象でしたが、現在の姿を見ると、とても渋くていい味のある俳優さんになっていますね。今後の活躍も楽しみです!
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