「オリエント」は「別冊少年マガジン」にて連載中の少年マンガです。
戦国時代に似た世界を舞台に、神と崇められる「鬼神」と戦う武士を目指す少年の物語となっています。
2022年1月からテレビ東京ほかにてアニメも放送予定の大注目作品です!
この記事では「オリエント」の概要や作者・大高忍(おおたかしのぶ)先生の代表作「マギ」との繋がりなどについて解説します。
アニメ化のニュースを聞いて気になっている方は是非最後までお読みください!
目次
オリエントとマギの繋がりは?
オリエントの内容
『オリエント』のTVアニメ化が決定しました!
動く武蔵たちをお楽しみに!!
アニメ化決定PVも超カッコいいので、お見逃しなく!
どうぞ、ご期待ください!!#オリエント pic.twitter.com/9EwvVNlXPk
— 『オリエント』公式@22年1月〜TVアニメ放送中‼︎ (@orient_magazine) January 4, 2021
オリエント(Orient)は、ある地域から見て東方にある世界を指す単語です。狭義では、古代ローマから見て東方にある世界のことを指します。
そのような言葉を冠したマンガ「オリエント」は日本の戦国時代に似た世界を舞台として、支配者かつ侵略者である「鬼神」と、その支配から世界を取り戻そうとする「武士団」との戦いを描いています。
主人公の武蔵(むさし)は武士に憧れる少年。幼馴染の鐘巻小次郎(かねまきこじろう)と共に「鬼神」対して反旗を翻し、子供の頃の約束である「最強の武士団を作る」ことを目指すところから物語は始まります。
ストーリーは王道の少年マンガ調と言えます。
また、「鬼神」との戦いの過程で出会うキャラクターが現実の戦国武将をモチーフにしているところも見どころでしょう。
特に武田軍や上杉軍をモチーフにしたキャラクターが今の所は多く登場しており、戦国時代好きならより楽しめること間違いなしです!
マギの内容
「オリエント」は日本の戦国時代をモチーフにした作品ですが、対して大高忍先生の代表作である「マギ」は千夜一夜物語(いわゆるアラビアンナイト)をモチーフにしています。
登場人物もアラジン、アリババ、モルジアナ、シンドバッドなど千夜一夜物語の登場人物をモチーフにしています。
また、ややネタバレですが古代イスラエルの王であるソロモンと、ソロモン72柱と呼ばれる悪魔もモチーフになっています。
ソロモン72柱は多くのマンガ・アニメで引用されているので一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
最近だと「メギド72」などでソロモン72柱の悪魔が引用されていますね。
魔法の精(ジン)を使役できる主人公・アラジンが一攫千金を夢見る少年アリババとの出会いをきっかけに、国家間戦争やさらに大きなスケールでの世界の秘密に迫っていくストーリーとなっています。
スピンオフとして人気キャラクター・シンドバッドを主人公とした外伝作品「マギ シンドバッドの冒険」があり、こちらも人気を博しました。
オリエントはマギと繋がりがあるのか?
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大高忍先生による「オリエント」と「マギ」ですが、両方を知る読者からは似ていると捉えられることがあるようです。
では、「オリエント」と「マギ」に繋がりはあるのでしょうか?
結論を言うと、「オリエント」と「マギ」の世界に繋がりはありません。
それぞれが独立した全く別の作品です。
ただし、やはり同じ作者の作品同士なので、両方を知る読者の方は例えばキャラクター造形が似ていたり、キャラクターの役回りが似ていたりといった共通点を見出すのかもしれません。
あるいは、それは作者の個性と言えるものかもしれませんね。
オリエントの評価は?
大人気を博した「マギ」と比較すると「オリエント」の評価は決して高いものとは言えないようです。
「週刊少年マガジン」での連載後期には掲載位置が後ろの方になりがちでした。
「別冊少年マガジン」へ移籍した際に「週刊連載の維持が難しくなった」という大高忍先生からのメッセージがありましたが、実際にはアニメ化決定により打ち切りから移籍に救済されたという噂もありました。
個人的な感想
前作の「マギ」はかなりハマっていて、繰り返し読んでいました。
特にそれまでのアラビアンナイト調の世界観から180°切り替わり、ハリーポッターを彷彿とさせるマグノシュタット編は大のお気に入りです。
なお、お気に入りの理由の大半はモガメット学長の美しすぎるルフの輝きが占めています。
マギという漫画に登場するモガメット学長という人物、元来慈愛に溢れて心優しく真っ直ぐな性格なのに、人間の愚かな面を見過ぎたせいで人間をゴミ同然としか見れなくなってしまったところが哀しくて好きなんだよな pic.twitter.com/ZRdF5k5CNe
— super J (@inuinfinity) June 10, 2021
「オリエント」は正直に言うと「マギ」ほどはハマれていません。
面白いなと思う展開もあるものの、どうにも気持ちが乗り切れないことが多かったことは否めません。
アニメで見直すことにより理解が深まり、楽しめるようになるのではないかと期待しています。
作者の大高忍についても!
ここからはオリエントの作者についてみていきます。
オリエントの作者は大高忍
「オリエント」の作者は大高忍先生です。
美人だという噂ですが、確実な画像はありませんでした。
大高忍のプロフィール
1983年5月9日生まれの38歳・女性です。東京都出身で血液型はB型だそうです。
漫画以外の趣味がないほど漫画が好きということです。
デビュー作は2003年『芥町』で、当時大高さんは19歳でした。
2004年に「ヤングガンガン」にて「すもももももも ~地上最強のヨメ~」を初連載、アニメ化されるヒットとなります。
その後、2009年に「週刊少年サンデー」にて「マギ」を連載され、こちらもアニメ化。「すもももももも ~地上最強のヨメ~」を超える大ヒットとなりました。
そして2018年、「週刊少年マガジン」にて「オリエント」を連載開始。こちらもアニメ化が決まっています。
作品数は少ないのに、アニメ化される作品が多くてすごいですね。
2021年3月号からは「別冊少年マガジン」に移籍し、現在も連載中です。
私自身も「マギ」にハマって大高忍先生を知った層なので、同じように「マギ」は知っている!という方は多いのではないでしょうか?
『マギ』で2014年第59回小学館漫画賞 少年向け部門を受賞しました。
まとめ
この記事では「オリエント」の概要や、作者・大高忍(おおたかしのぶ)先生の代表作「マギ」の紹介をしました。
もうすぐアニメも放送開始することもあり、注目の作品です。
個人的にも、アニメを見ることによって「オリエント」をより楽しめるのではないかと期待しています!
アニメに備えて原作を読むこともオススメです!
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