メイドインアビスでナナチの過去は?ミーティとの関係についても

メイドインアビスは、つくしあきひとさんが描くダークファンタジー漫画です。

2017年にテレビアニメ化し、その美しい風景と可愛らしいキャラクター、さらに残酷な世界観でじわじわと人気を集めていきました。

主人公のリコとロボットであるレグの活躍が素晴らしい本作ですが、実はナナチというキャラクターが登場するまで打ち切りの可能性があったそうです。

ナナチは皮肉たっぷりの言い回しが特徴的で、自分自身をふわふわのぬいぐるみといいますが、果たしてどのような過去があったのでしょうか。

また、口が縦に裂けたミーティーと呼ばれる怪物とどのような関係であったか調査しました。

 

Amazonプライムの無料お試しで「メイドインアビス」を視聴する

 

メイドインアビスでナナチの過去は?

メイドインアビスのキャラクターであるナナチは、うさぎ飲みみとふわふわの毛皮を持った可愛い子供です。

見た目は女の子に見えますが、実は男の子だったそうで「オイラ」など粗暴な言葉遣いが目立ち、「なぁ〜」という口癖が特徴的です。

しかし、その可愛い見た目と相反して、ナナチは壮絶な過去を持っていました。

メイドインアビスでナナチとは

ナナチ

http://miabyss.com/movie/chara03.html

ナナチの過去

ナナチは元々は浮浪児で、極北のセレ二という場所で、寒い中ゴミをあさりながら暮らしていました。

しかし、奈落文字が読めるほど頭がよく聡明なで、奈落の底への憧れを持っていたので、ボンドルドの呼びかけを聞いて第5層にやってきました。

ゴミ捨て場にいたせいか、他の子に臭いと言われたりしていましたが、ミーティーの様な優しい子と友達になることができました。

ボンドルドの人体実験の手伝いをさせられていて、医療技術も優れていて、傷をおったリコの右腕を治療してくれました。

アビスの呪いを受けてからは、呪いの姿を見ることができる様になり、4層で住処を作りミーティーを殺すための実験を繰り返していました。

戦闘能力はありませんが、周りの状況を把握し適切なアドバイスができるので、戦闘のアシストが抜群に上手いです。

レグがボンドルドに勝てたのは、ナナチのアシストのおかげだったと言っても過言ではないです。

ナナチは何巻何話に登場?

ナナチの初登場は、3巻の19話です。

ナナチは、ボンドルドの基地から逃げ、第4層に隠れ家を作りミーティーと一緒に暮らしていました。

成れ果てであるナナチは、探窟家に命を狙われる可能性があるので人前に出るだけでもリスクがありました。

そのため、ナナチは4層に入ってきたリコとレグに興味を持っても声をかけることはできませんでした。

しかし、リコを助けられす叫ぶレグがあまりにも可哀想に思ったので、その姿を現したのです。

ebookjapanで「メイドインアビス」を試し読み!

 

上昇負荷の実験に参加

ナナチは、ミーティーとともにアビスの上昇負荷の実験に参加させられました。

二人は5層にできた6層につながる洞穴まで落ちる昇降機に乗せられたのです。

この昇降機、乗せる人のことを全く人間扱いしておらず、二人が泣き叫んでもすごい勢いで急降下していきました。

降りた場所には、なれ果ての怪物たちが蠢いていて、二人をより一層恐怖させました。

ボンドルドは、6層の呪いである「死、または人間性の喪失」を、二人のうちの一方に押し付けると言います。

ミーティーが呪いを押し付けられる側だと聞いた時、いつもニコニコしていた彼女の顔から笑顔はなくなりました。

しかし6層の底に落ちた時、ミーティーは泣きながらナナチに「大丈夫」と声をかけ勇気づけています。

その後アニメ史上最も残酷なシーンに、視聴者は皆凍りつきました。

ナナチは成れ果て

ナナチの呪いを肩代わりしたミーティーは、体が裂けて崩壊し不死の体になってしまいました。

しかし、ミーティーに呪いを肩代わりしてもらったナナチは、獣の姿になったものの知力も自我もある状態でした。

しかし上昇負荷によりアビスの呪いを受けたナナチは異形になったので「成れ果て」といえるでしょう。

その後ナナチはアビスの呪いがぼんやりと見える様になり、4層の上昇負荷にも慣れたと言っています。

ナナチはレグに、上昇負荷とはどういうものか、また奈落の底の怪物との戦い方を伝授してくれました。


ミーティとの関係についても

ミーティーとナナチは、第5層で一緒に過ごし寝食を共にしてきました。

それまで、他人から臭いと言われて避けられていたナナチですが、ミーティーは全く気にせずナナチに寄り添ってくれました。

ナナチがミーティーに絵本を読んであげる姿は、二人の仲の良さが伺えます。

 

ミーティーとは

ミーティー

引用:つくしあきひと「メイドインアビス」竹書房

ミーティーは、人との距離がいつも近い女の子で、南国風の服装をしています。

ナナチに声をかける前は、「アホはあっちいけ」と他の子から避けられていました。

また、ナナチへの声の掛け方も唐突で、「白笛になるの?」と何も疑わずに聞いています。

思い立ったことをすぐに口に出しますが、それをどうやったらできる様になるか、自分にはその能力はあるかなどを考えていない様です。

ナナチは私のブレイン(脳)だね!とナナチが頭がいいことを認めて好いています。

ナナチとミーティー

6層の上昇負荷実験によって、二重に呪いを受けたミーティーは不死の能力を得てしまします。

ナナチは、死ねなくなったミーティーを殺してあげるのが自分の役目だと思っていました。

そして、レグの火葬砲ならミーティーを苦しまずに殺してあげられるとわかりお願いします。

レグが火葬砲を撃ち、ミーティーがいなくなった後、泣き叫ぶナナチの姿にもらい泣きした人も多いのではないでしょうか。

まとめ

うさぎのぬいぐるみのようなナナチと、その宝物であるミーティーについてまとめましたがいかがだったでしょうか?

他人と上手く付き合えない二人が、やっと拠り所を見つけたというのに、あまりの残酷な展開に言葉を失った人も多かったと思います。

しかし、アニメのエピソード11「ナナチ」の冒頭では「君の悲劇は糧となり新たな花を咲かせることだろう」というナレーションで始まります。

ナナチの悲劇は糧になり、その経験豊富な知識で、タマウガチの毒の解毒をしリコの命を助けました。

今後の旅にもナナチの能力は必要不可欠でしょう。

ぜひリコやレグ、ナナチの活躍をコミックやアニメでチェックしてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です