稀咲鉄太の正体や目的は?不良になった理由やタイムリーパーなのかについても

アニメ『東京リベンジャーズ』は、2021年にアニメ化され一大ムーブメントを巻き起こした、令和で最も成功したヤンキー漫画です。

ただのヤンキー漫画ではなく、主人公の花垣武道(はながきたけみち)が、未来と過去を行き帰りするタイムリープサスペンスの要素が面白さの鍵となっています。

特に武道の宿敵である稀咲鉄太(きさきてった)は、全国模試で1位をとった実績を持つ頭脳派の不良で、どんなに武道が過去を変えても稀咲が未来を最悪な方向に変えていきます。

本記事では、稀咲の正体や目的、不良になった理由などについてまとめてみました。

また、稀咲がタイムリーパーであるかについても触れていきます。

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稀咲鉄太の正体や目的・不良になった理由は?

稀咲が不良になった理由は、武道がヒナを守ったことに感化されたことが理由としてあげられます。

武道に会うまでの稀咲は、ただ塾の課題をこなし、ただひたすら勉強をしてきました。

メガネも服装も地味で、存在感がなかった稀咲は、服装は派手になり日にやけ立派な不良となり武道の前に帰ってきました。

東京リベンジャーズで稀咲鉄太とは?

東京リベンジャーズの稀咲は、恐ろしく頭が切れる人物で、東京卍會を犯罪組織に変えた張本人でもあります。

マイキーや半間など、喧嘩が強い人物を味方につけ、暴走族チームの頂点に立ち続けてきました。

また、人が傷ついている時や迷っている時に現れ、その気持ちに同調しながらも犯罪の手助けをするように唆してきました。

キヨマサにはドラケンに復讐したら気持ちいよなと吹き込み、パーちんの怒りを増幅させ、ぺーやんが東京卍會を裏切るよう誘導しました。

一虎とも接触し、喧嘩をしない柚葉にナイフを渡し、イザナの闇に取り入り気に入られました。

このように稀咲は自分の手は汚さずに、マイキーが悪の道に染まらざるを得ない状況をつくりあげてきました。

稀咲鉄太の正体・日向の死

 

稀咲は実は、同じ塾に通っていた日向のことが好きで、きっと彼女も自分のことが好きだろうという歪んだ愛情を持っていました。

しかし、武道が日向の前に現れてしまったことによって、日向の思いは稀咲に傾くことはなくなってしまいました。

稀咲は日向は自分のことを好きになるはずで、計画通りに実行をすれば、日本一の不良になった自分に振り向いてくれると思い続けてきました。

しかし、日向は「世界一の不良」が好きなわけではなく、武道が好きなので稀咲のプロポーズを断りました。

自分が振られたことに納得がいかない稀咲は、日向を腹いせに殺してしまったのです。

稀咲鉄太の目的・不良になった理由

未来で武道を撃とうとする稀咲

引用:和久井健「東京卍リベンジャーズ」講談社

 

稀咲は、日向の心を奪った武道が、日本一の不良になるといったのを聞いて自分も不良になると決めました。

そして、武道のような口から出まかせの不良ではなく、確実に武道を超える不良になる計画を立てたのです。

武道が何度もタイムリープしても、東京卍會が悪に染まった理由は、タイムリープされるたびに稀咲が綿密な計画を打ち出し実行してきたからでした。

実際に血のハロウィン編後の未来では、武道は東京卍會の幹部になり、稀咲の傀儡となってしまい日向を殺してしまいました。

そして、幹部会後に武道を捉え銃で撃とうとした時、稀咲は意外にも涙をみせました。

今まで目標にしてきた「オレのヒーロー」を撃ち殺すことに悲しみとやるせなさを感じたのでしょう。


稀咲鉄太はタイムリーパーなのか

中盤までは、稀咲がタイムリーパーではないかと思った読者も多かったのではないでしょうか。

しかし、結果的には稀咲がタイムリープができないことが21巻で判明しました。

タイムリープを行わず、武道が変えてきた未来に合わせて、東京卍會を悪に染めてきた稀咲の頭脳には驚かされます。

タイムリーパーである可能性

稀咲がタイムリーパーである可能性は、天竺編後に稀咲が亡くなってしまったことで完全に無くなってしまいました。

しかし、最後に二人がサシで殴り合った時、稀咲は武道がタイムリープをしていたという話をすんなりと受け入れました。

もしかしたら、稀咲はどこかしらでタイムリープができる武道以外の人物と接触していた可能性があるのでないでしょうか。

いくら頭がキレる稀咲でも、このような非現実的な話を、すぐに納得できるのは無理があるなと感じました。

タイムリーパーでない可能性

稀咲は、天竺編後タイムリーパーでないことがわかり、死亡してしまったことによって日向が死ぬ未来は回避されました。

東京卍會のメンバーは一人も殺されることなく、それぞれ自分に合った道に進んでおり、武道も日向との結婚を控えていました。

しかし、マイキーだけが幸せになれず、梵天という犯罪組織の総長になり、悪事の限りを働いていました。

武道はマイキーを助けるために、もう一度高校生の頃にタイムリープを果たします。

まとめ

稀咲が不良になった理由や、その正体と目的についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

番外編では、稀咲は自分が「主役になれないことはわかっている」と話していますが、悪役としては最高に適役だったのではと感じます。

2023年1月から始まる、聖夜決戦編では武道と稀咲は意外にも同盟を組みますが、一体何を企んでいるのでしょうか。

是非アニメやコミックでチェックしてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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