東京リベンジャーズでマイキーが病んだ理由は?黒い衝動や闇落ちについても

東京リベンジャーズは、令和で一番受け入れられたヤンキー漫画だといっても過言ではありません。

主人公の武道は、2017年に元彼女である日向(ヒナ)を殺され、彼女が死んでしまうのを防ぐために12年前に戻り過去をやり直し続けます。

そこで未来では何も関係のなかった、むしろ日向を未来で殺した東京卍會の幹部であるマイキーと親友になります。

マイキーこと佐野万次郎は、喧嘩は負け知らずで「無敵のマイキー」と呼ばれ皆に慕われていましたが、黒い衝動という暗い気持ちと戦っていました。

本記事では、マイキーが病んでしまった理由や、黒い衝動や闇落ちについてまとめてみました。

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東京リベンジャーズでマイキーとは?

マイキー

引用:TVアニメ『東京リベンジャーズ』公式サイト

マイキーは東京卍會の総長で、細い手足と小柄な体格からは想像ができないほど喧嘩が強く、素早く力強いとび蹴りで相手を圧倒します。

複雑な家庭環境で育ちながらも、真一郎や場地、ドラケンや家族に支えられながら東京卍會を結成します。

しかし、東京卍會の初期メンバーである一虎は窃盗の際に手違いで真一郎を殺してしまいました。

幼馴染である場地も、血のハロウィンの抗争で亡くなってしまいます。

少しずつ心の支えを失っていったマイキーは、武道がどんなに過去を変えても、未来では犯罪組織の幹部になっていました。

マイキーは佐野万次郎(さのまんじろう)

マイキーは1990年8月20日生まれで、身長は過去も未来も162センチと変わらず小柄な体型をしています。

甘いものが好きで、たい焼きやどら焼きなどを好んで食べており、旗が刺さったオムライスをみると子供のように興奮します。

過去のマイキーは、女性に手をあげることはなく、不法や犯罪を許さず仁義を通す人物でした。

しかし、マイキーは大切な友人たちがいる傍らで、何もかも破壊したいという黒い衝動に悩んでいました。

マイキーが病んだ理由を考察

マイキーが病んでしまった理由は、マイキーの大切な人が死にすぎてしまったという点にあります。

子供の頃には、父と母が亡くなってしまい、その後は深く慕っていた兄の真一郎が死んでしまいました。

それだけでなく、幼馴染であった場地が抗争に泣きこまれて亡くなり、腹違いの妹のエマも稀咲に殺されてしまいました。

肉親や親しい友達が一人亡くなるだけでも辛いのに、マイキーは大切なものを失い続けてきました。

それでも笑いながら、皆に弱気を見せず、総長として東京卍會を背負ってきたマイキーは徐々に心を壊していきました。

マイキーは、いつしか犯罪に手を染める稀咲をそばにおき、身を任せるようになっていきます。

黒い衝動や闇落ちについても

闇堕ちマイキー

引用:和久井健「東京卍リベンジャーズ」講談社

ネタバレになってしまいますが、実はマイキーの兄である真一郎はタイムリーパーで、マイキーが事故にあって植物状態になる未来を回避したことがわかりました。

真一郎は、自分があげた飛行機の模型で遊んでいたマイキーが、階段から落ちて体が不自由になってしまったことをずっと後悔していました。

介護士の資格を取り、怪しげな宗教を頼ったりと努力してきましたが、マイキーは衰弱し2007年に亡くなってしまいました。

一縷の望みをかけタイムリーパーだと名乗る老人に会いに行った真一郎は、その能力を使ってマイキーを生き返らせたいといいますが、老人は鼻で笑いました。

頭に血が上った真一郎は、その老人を殺しタイムリープの能力を奪ってしまいました。

真一郎は、マイキーが事故にあった2003年に戻り事故を阻止して、最悪な未来を回避したはずでした。

しかし、老人を殺してタイムリープの能力を使ってしまった呪いは、マイキーをずっと苦しめることになります。

飛行機の模型を壊され、怒り狂い春千夜の口を切ったマイキーは、今までのマイキーにはなかった衝動的な暴力を振るうようになりました。


マイキーの黒い衝動はタイムリープ能力を奪われた老人の呪い

マイキーの黒い衝動は、真一郎にタイムリープ能力を奪われた老人の呪いだということがわかりました。

そのため、武道がどんなに過去をやり直しても、優しい仲間がいてもマイキーは悪の道に進んでしまうことがわかりました。

マイキーの闇落ちは黒い衝動から

マイキーが闇落ちを始めたのは、真一郎がタイムリープをしてすぐに起こりました。

真一郎はマイキーが階段から落ちる事故を防ぐことはできましたが、飛行機の模型は千咒によって壊されてしまい、千咒は罪を春千夜になすりつけました。

マイキーは春千夜の口を、ズタズタに裂いてしまい、どうしてそのようなことをしたのかわからないと真一郎に打ち明けました。

また、真一郎を殺した一虎と対峙した時も、マイキーは黒い衝動が抑えきれず一虎を殴り殺そうとしました。

しかし、武道が一虎を庇ったことで、黒い衝動をおさえることができたのです。

その後もマイキーは黒い衝動に悩まされ続けます。

まとめ

マイキーが病んだ理由や、黒い衝動についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。

人はそれぞれ業を背負って生きていくものですが、真一郎がマイキーを救ったことで、大きな代償を二人は背負うことになったんですね。

真一郎自身も老人と同じような殺され方で死に、マイキーは周りの大切な人を不幸に巻き込んでいきました。

武道はどのようにマイキーを救うのかは、是非コミックでチェックしてみてくださいね。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。
 
 
 

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