武道が八戒が大寿を殺すのをやめさせたいというと、タイムリープの事実を知っている千冬は、武道に協力すると言ってくれました。
しかし、東京卍會の幹部達は、三ツ谷が黒龍と和平条約を結んでいるため、武道の戯言には耳を傾けることはありません。
ただし、稀咲鉄太と半間修二だけは、武道に協力すると言いました。
聖夜決戦で稀咲鉄太の裏切りとは?
稀咲は黒龍のメンバーと密通し、大寿が一人になる時間を聞き出すことに成功します。
稀咲は、武道に先に聖堂に入り八戒を説得するように言い、稀咲と半間、千冬は外で大寿を引き止める筈でした。
しかし、稀咲と半間とは千冬を縛り上げ、大寿を聖堂の中に入らせました。
さらに、日頃から大寿に恨みを持っている柚葉に、ナイフを渡し大寿を刺すならクリスマスの夜しかないと唆します。
大寿が死に、東京卍會が黒龍を吸収し巨悪化する流れは、全て稀咲が仕組んだことだったのです。
聖夜決戦の結末
聖夜決戦では、稀咲の企みは失敗に終わり、一人も犠牲者を出すことなく黒龍を打ちのめすことができました。
武道はどんなに殴られても大寿に立ち向かい、三ツ谷と千冬も必死で戦い、八戒もようやく大寿に拳を握ることができました。
三人が打ちのめされ、八戒が武道を抱えながら戦おうと構えたとき、なんとマイキーのバブの排気音が聖堂の中まで聞こえてきました。
大寿はマイキーによってトドメを刺され、聖堂の周りに控えていた100人の隊員は、ドラケンによって倒されてしまいました。
これによって東京卍會は黒龍に勝利し、大寿は黒龍を引退し、黒龍のチームは東京卍會に吸収されました。
マイキーの除名宣告についても
聖夜決戦後、武道がタイムリープしてきた2005年は終わりを告げ、新年早々全体集会が開かれました。
そして、聖夜決戦が八戒と大寿の確執によって始まったことと、稀咲の計らいによって火花が散ったことが明かされました。
マイキーとは
マイキーとは、東京卍會の総長であり、小柄な体でありながらも喧嘩の腕に関しては超一流の天才です。
聖夜決戦でも、強烈な蹴りで大寿を一発で倒してしまったほどです。
また、暴走族の総長としてのカリスマ性もあり、隊員を盛り上げる言葉をいつでも隊員達に呼びかけることができます。
東京卍會の隊員達は、初期メンバーの隊長をはじめ、皆マイキーの決定に逆らうことはできません。
マイキーが稀咲鉄太を除名

引用:和久井健「東京卍リベンジャーズ」講談社
2006年で一番最初に開かれた全体集会で、マイキーは稀咲を除名することを宣言しました。
稀咲は一時期は参番隊隊長に任命された実力者ですが、マイキーは稀咲が裏切ったことを知り、稀咲を除名させることを決めました。
それはつまり、元愛美愛主(メビウス)と元芭流覇羅(バルハラ)の隊員達が根こそぎ抜けてしまうことを意味していました。
東京卍會の総員450人のうち、350人の隊員が稀咲が抜けることでいなくなってしまいますが、マイキーはそれでもよいという決断を下しました。
除名を告げられた稀咲は、初めて焦った顔を見せ、無理だと解っているのにマイキーに考えを改めるように叫びました。
稀咲が初めて膝をついた日、武道はさらに黒龍の隊長という任務を任され、後味は悪いけれども武道は未来に希望を託しました。
聖夜決戦のその後
聖夜決戦のその後、武道が2018年に戻ってくると、三ツ谷のお葬式に参列しに行くところでした。
三ツ谷の死顔をみて、信じられずに泣きながら走る武道でしたが、家に戻るとナオトがやってきました。
そしてナオトは、東京卍會の主要メンバーの全員がマイキーによって殺された事実を武道に話しました。
真実を確かめるために、武道はマイキーに会いにフィリピンのマニラに向かいました。
まとめ
聖夜決戦での稀咲の裏切りや、マイキーの除名宣言についてふれてきましたがいかがだったでしょうか。
稀咲は血のハロウィン編までは、自分から動くことはなく他人を動かすことで、マイキーに近づこうとしていました。
しかし、聖夜決戦については直接武道と関わることで、緊迫した空気の中話が展開するのが見せ場であったと感じます。
また、稀咲が目を血走りながら、マイキーに向かって語りかける様子はアニメでどのように表現されるか期待が高まります。
是非アニメやコミックで聖夜の戦いをチェックしてみてくださいね。
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