怪獣8号はつまらないのか面白すぎか?意見が分かれる理由について考察!

「怪獣8号」は現在ウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」にて大人気連載中の少年マンガです。

コミックスはまだ4巻が発売されたばかりですが、発行部数は「少年ジャンプ+」史上最速で400万部を突破。今まさに勢いに乗っているマンガと言っても過言ではありません。

そんな「怪獣8号」、ネットの評判も絶賛の意見が多く見られます。しかし、その反面でつまらないといった意見も散見されます。

そこでこの記事では、実際に「怪獣8号」はつまらないのか?それとも面白すぎるのか?意見が分かれる理由について双方の意見を紹介しつつ、それぞれの意見に至る理由を考察します。

「怪獣8号」を試し読みしよう!
「怪獣8号」をebookjapanで試し読み!

↑ページが移ったら、「購入」の横の「試し読み」をタップ!

『ebookjapan』なら無料初回ログインで、6回使える50%OFFクーポンがもらえます。

 

●「怪獣8号を読むならebookjapan

ebookjapanの特徴や会員登録の方法!作品の購入の仕方も画像付きで解説

怪獣8号はつまらないのか面白すぎか?

「怪獣8号」1巻発売記念特報映像はこちら ↓

怪獣8号のあらすじ

怪獣が出没する架空の日本を舞台に、怪獣変身能力を得た主人公・日比野カフカ(ひびの カフカ・32歳、以下カフカ)が怪獣から町を守るために戦うバトルマンガです。

まさに怪獣もの、変身ヒーローものといった男の子の好きな要素てんこ盛りな作品となっています。

作中屈指の戦闘能力を持つ戦える幼馴染ヒロイン・亜白ミナ(あしろ ミナ)や、カフカを慕い秘密を共有する後輩・市川レノ(いちかわ レノ)防衛隊長官の娘でありプライドの高いツンデレ・四ノ宮キコル(しのみや キコル)といった日本防衛隊の仲間たちと共に、出自や目的が一切不明の怪獣とド派手なバトルを繰り広げます。

テンポの良い展開と派手なバトル描写が作品の大きな魅力と言えるでしょう。

つまらないと言われる理由

ネット上で散見される「怪獣8号はつまらない」という意見は、主に以下のような理由によるもののようです。

・バトル描写において大きなコマが多く、一話あたりの話の進みが遅い。

・話の内容が薄く感じる。

・初変身までの意外な展開に対して、徐々に失速してきている。

・カフカが清掃員としての知識を活かすのはよかったが、変身してからは一撃で敵を倒すことが多くワンパターン。

・変身ものとしての設定が良く言えば王道だが、悪く言えばありきたり。新鮮味がない。

全体的に「話が単調」「内容が薄い」「ありきたり」といった意見が多いようでした。

面白いと言われる理由

次に「怪獣8号は面白い!面白すぎる!」という意見は、主に以下のような理由によるもののようです。

・主人公が敵と同じ力で変身するのは変身ヒーローの王道で良い。

・大きなコマ割りでテンポが良く戦闘が進んでいてわかりやすい。

・きちんと決めるべきシーンできちんと決めてくれる。期待を裏切らない。

・怪獣による被害状況が絵で描かれていて、目で見てわかりやすい。

・少年マンガの王道、お手本のような展開。

全体的に「王道展開が面白い」「話や描写がわかりやすい」「期待を裏切らない」といった意見が多いようでした。


意見が分かれる理由について考察!

意見が分かれるのはなぜ?

では、次に「怪獣8号」への意見が上記のように分かれている理由を考察していきます。

肯定的な意見は「王道展開が面白い」「話や描写がわかりやすい」。

対して否定的な意見は「話が単調」「ありきたり」。

この意見の違いは、少年マンガのテンプレートとも言える王道展開を肯定的に捉えるか、否定的に捉えるか、捉え方の違いです。

人気作品に否定的な意見が出ることは世の常ですが、少年マンガ(特にジャンプに多い能力バトルマンガ)を数多く読んだ人ほど、王道展開を見飽きているという側面はあるかもしれません。

王道展開はそのわかりやすさや期待を裏切らない話運びから、読者の琴線に必ず触れることが出来る黄金パターンと言えます。しかし、やはり展開が分かりきっていると読んでいて新鮮味は薄れてしまいます。

展開が分かりやすい作品ほど、例えば魅力的なキャラクターなど、その作品だけが持つ独自の要素・魅力がないと、読者の心を掴み続けるのは難しいのかもしれませんね。

実際は面白いのか

「怪獣8号」は「少年ジャンプ+」史上最速で400万部を突破したことからも分かる通り、間違いなく面白いです。非常にレベルの高い王道的な少年マンガであると言えます。

ただ、ファンの方には申し訳ないのですが、発行部数や出版社からの推され方と比べると、ややマンガ自体の面白さは足りていない印象を受けています。

それは否定的な意見からも分かる通り、話の展開が予想出来てしまい、新鮮な驚きが少ないことが原因と言えるでしょう。

これは既にやり尽くされている王道バトルマンガというジャンル自体が抱える弱点でもあると思います。

「怪獣8号」は、今はまだ丁寧な「王道バトルマンガ」というテンプレートを超える作品ではなく、その面白さは最大公約数的なものに留まっているのではないでしょうか?

逆に言うと伸びしろがあるということでもあり、今後の展開次第でより多くの人の心に深く刺さるような作品になるかもしれません。

まだ巻数が少ないこともあり、話の展開が早い=ピンチから脱却が早い印象があります。今後、長編が描かれて主人公が苦悩する期間が長引けば、解決した時のカタルシスが大きくなるのでは、と思います。

まとめ

この記事では大人気マンガ「怪獣8号」に対する「面白すぎる」「つまらない」といった肯定的、あるいは否定的な意見とその理由を比較・考察してきました。

何度も述べたように「少年ジャンプ+」史上最速で400万部を突破した人気からも分かる通り、「怪獣8号」は高いレベルでまとまった王道バトルマンガです。しかし、まだまだ面白くなる伸びしろがある作品でもあります。

今後の展開から目が離せませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です