【鬼滅の刃】縁壱(よりいち)と炭治郎の関係は?似ているが子孫なのか

2022年鬼滅の刃遊郭編では、上弦の鬼である堕姫と炭治郎は戦い、堕姫は炭治郎の面影に重なる縁壱の記憶を思い出すシーンがありました。

縁壱は、鬼の根源である鬼舞辻無惨を唯一追い詰めた人物で、無惨のトラウマとして堕姫の記憶の片隅に残っていたようです。

2023年4月から始まる刀鍛冶の里編では、縁壱零式というからくり人形が登場し、さらに縁壱の人望について明らかになっていきます。

本記事では、謎に包まれた剣士縁壱と、主人公の炭治郎との関係についてまとめました。

二人は顔にアザがあるという点は似ていますが、果たして血縁などはあるのでしょうか。

【鬼滅の刃】縁壱(よりいち)と炭治郎の関係は?

縁壱と炭治郎は、顔にアザがあったり、同じ耳飾りをつけていたりと共通点がありますが、血は繋がっていません。

その昔、竈門家の炭吉とすやこが鬼に襲われていたところを、縁壱が助けたことで一瞬ですが縁が繋がったようです。

炭治郎の祖先である炭吉の記憶の中には、縁側で縁壱が助けた赤子であるすみれを抱いている姿が遺伝した記憶として残っていました。

縁壱(よりいち)とは

 

 

縁壱とは、初めて呼吸法を使った戦い方を考案した剣士で、類稀なる剣士としての才能を持っていました。

過去には、誰も叶わなかった鬼の始祖である鬼舞辻無惨を追い詰めた人物で、無惨でさえもその強さに恐怖したと言われています。

また縁壱は子供の頃から、生き物の体を透けてみることができ、その人の体の悪い部分や力が入っている箇所などを知ることができました。

7つの時に初めて木刀を握り、瞬時に剣技の才能が芽生え、巌勝に剣を教えていた大人に大怪我を追わせてしまいます。

そして、一晩中走っても疲れることを知らない人間離れした体力も持っています。

アザを発動したものは、皆等しく25歳までに死んでしまっていましたが、縁壱だけは80歳を迎えても生きていました。

炭治郎の夢に登場

縁壱は、炭治郎が堕姫や妓夫太郎と戦い瀕死の状態で眠っていたところ、夢の中に現れました。

そこで縁壱が、自分のことを何も価値のない人間だというのをきいて、炭治郎は泣きながら夢から覚めました。

そして、刀鍛冶の里で縁壱にそっくりな縁壱零式をみて炭治郎は驚きます。

小鉄はそれは記憶の遺伝だといい、自分の先祖が見た記憶が子孫にうけつがれることがあるのだと炭治郎に話しました。

縁壱と炭吉

実は、炭治郎の祖先である炭吉とすやこが住みついたあばら屋は、縁壱と伴侶のうたが以前住んでいた家でした。

縁壱は、無惨を逃し弟の巌勝が鬼になってしまった責任を問われ、鬼殺隊を脱退させられてしまいました。

以前幸せな日々を過ごした、うたと住んだ家にふらふらと帰ってくると、そこには鬼から逃げ惑う炭吉とすやこがいたのです。

縁壱は二人を鬼から救ってやり、その翌日に臨月だったすやこは赤ん坊のすみれを産むことができたのです。

縁壱から炭吉が受け継いだもの

炭吉は、家族を助けてくれた縁壱に深い恩を感じ、縁壱のために何かをしてあげたいと思っていました。

また、縁壱も妻のうたを救えず無惨を倒せなかったことを深く後悔していましたが、竈門家を救えたことで心が救われたのです。

縁壱は、感謝の気持ちをこめて母からもらった耳飾りを、炭吉にたくしました。

そして、炭吉は縁壱が見せてくれた日の呼吸を舞という形で後世に残し、縁壱への感謝をずっと忘れずに伝えてきたのです。

炭吉と炭治郎

炭吉と炭治郎は、そっくりな顔をしており、素直で優しいところなどは二人ともよく似ているように思えます。

また、妻や子供がいることから炭吉のほうが炭治郎よりも年上であることはわかります。

炭治郎は炭吉に似ていた子孫だったことで、炭吉の記憶をより色濃く引き継いだのかもしれません。

縁壱と炭治郎の関係

以上のことから、縁壱と炭治郎の関係はそこまで深いものではないことがわかりました。

縁壱と炭治郎の間には血縁はなく、祖先の炭吉もそこまで縁壱と深い関係になったわけではありませんでした。

けれども日の呼吸を受け継ぐ可能性があるものは、無惨と巌勝に殺されてしまっていたので、結果的には日の呼吸を舞という形に変えて温存させることができたのです。


似ているが子孫なのか

縁壱と炭治郎は、血縁があるわけではないのに、偶然にも同じ場所にアザをもっています。

炭治郎は、弟を助けるために火傷をおってあざを作ってしまいましたが、縁壱は生まれた時からアザがあったので皆から不吉だと言われてきました。

もしかしたら、二人は無惨を倒すものとして、アザを顔に受ける運命だったのかもしれません。

縁壱(よりいち)と炭治郎は似ている?

二人の共通点は、アザ以外はないといっても良いかもしれません。

炭治郎は丸い目で人懐っこい顔をしていますが、縁壱は若干吊り目で近寄り難い雰囲気をしています。

生い立ちに関しても、炭治郎は貧しくも優しい家族に囲まれていましたが、縁壱は不当な差別を受けながら育てられました。

また、剣の才能にしても炭治郎はもともとそこまでできるタイプではなく、ひたすら修行をかせねて日の呼吸を最後の最後に使えるようになりました。

炭治郎は縁壱の子孫なのか

先述しましたが、炭治郎は縁壱の子孫ではありません。

物語の序盤では、無惨が縁壱の耳飾りを炭治郎がつけていたことで、炭治郎は執拗に無惨から狙われました。

読者も、もしかして炭治郎は縁壱の子孫ではと思った人も多いでしょう。

二人の関係については、コミックの21巻で明かされますので是非チェックしてみてくださいね。

まとめ

主人公の炭治郎と、始まりの呼吸の剣士である縁壱の関係についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。

縁壱が炭治郎の祖先であるすみれを抱き上げた時、涙をぼろぼろこぼしたシーンはもらい泣きする人も多いのではないでしょうか。

是非コミックで確認してみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 
*『鬼滅の刃』の漫画を安く読む方法は?

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です