【打ち上げ花火下から見るか横から見るか】アニメ版の見どころと感想!実写版との違いについても

8月7日に金曜ロードショーで『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』が放送されます。

この映画はもともと実写版があり、岩井俊二監督のテレビドラマ作品がもとになっていました。

かなり前に実写版を見てとても良かったので、アニメ版が出たときにDVDを借りて観たのですが、後半がかなり違う展開になっていました。

実写版はノスタルジー感と主演の奥菜恵さんが素晴らしかったのですが、アニメ版は映像がきれいなのと音楽がとても良くて、どちらも楽しめる作品だと思いました。

【打ち上げ花火下から見るか横から見るか】アニメ版の見どころと感想!

アニメ版の見どころは映像の美しさと音楽、現実ではありえない映像をアニメだから存分に使えているところだと思いました。

また、とらえどころのないなずなに翻弄される典道の様子も良かったです。菅田将暉さんのぶっきらぼうなしゃべり方も典道にマッチしていて、広瀬すずさんのなずなと良いコンビネーションでした。

アニメ版は後半部分のタイムスリップを繰り返すところがとても楽しめました。

以下、違和感も含めてさらに見ていきます。

年齢の変更について

実写版は登場人物の設定が小学生ですが、アニメ版では中学生になっています。

年齢の変更について、新房昭之監督は次のように述べています。

中学生にしたのは、小学生だと男の子たちにアニメとして芝居させずらいというのがあったんです。小学生の芝居は、どうしても子供っぽくなっちゃうんですよ。それで、中学生に変更させていただきました。

中学1年生くらいの時は、女の子の方が大人びていますよね。そっちのほうが原作とズレがないだろうなと思いました。中学1年生のころは、まだ女の子の方が身長が高かったりしますから。精神年齢もまだ男の子は全然です。

登場人物を中学生にしたのはアニメ的には良かったけれども、内容が小学生のままのところがいくつかあり、それが違和感をもたらしていました。

子どもたちは中学生になると、急に考えや行動が変わり、周りを気にするようになります。

例えば祐介が担任の先生から追いかけられて机の上に乗るなど、中学生では考えられません。

また、「打ち上げ花火を横から見ると平べったく見えるか?」を中学生が議論することも考えにくいと思います。

この議論を無しにしても男子が灯台まで歩いていって花火を見る設定は可能なのではないかな、と思いました。

「思春期の少年少女の夏の花火の日の夢のような一日の出来事」がテーマだとすれば十分いけると思います。ただ、題名は違うものになるでしょうが。

なずなの魅力について

なずなについては新房監督はこのように語っています。

良く分からないところですかね(笑)。なずなは、神秘性がありますよね。男から見たら良く分からないところだと思います。ちょっと近寄りがたい感じがありますよね。そういうところが出れば良いのかなって。

アニメ版はアニメーション制作 が『魔法少女まどか☆マギカ』などを制作した「シャフト」です。

映像がとても綺麗で楽しめました。なずなの制服姿には違和感がありましたが、なずなは同年代の男子にとって近寄りがたく魅力的に描かれていました。

実写版では、なずな役を演じた奥菜恵さんは当時13歳。典道や祐介よりずっと大人びているが大人とも言えない感じが本当に魅力的でした。

「もしも」でタイムスリップする件について

タイムスリップが行われるのが、実写版では1回に対し、アニメ版では何回も起きて、最後にはなずなと典道のキスシーンもあります。

最後に海の場面で、酔っ払った花火師が不思議な玉を尺玉と勘違いして打ち上げると、空の上でガラスが粉々になって、その破片の一つ一つにif(もしも)の映像がついて落ちてくるところが素晴らしいと思いました。

これはアニメだからできたことだと思います。

音楽

アニメ版の音楽が素晴らしかったです。

主題歌の「打上花火」、なずな(広瀬すず)が列車内で歌う松田聖子の「瑠璃色の地球」、原作ドラマで主題歌として使用された「Forever Friends」とどれもよかったですが、なんといっても主題歌が内容にマッチしていて感動しました。

実写版とアニメ版の違いについて

文字が赤いところが違っているところです。

実写版あらすじ

小学6年生の典道と祐介は仲の良い友達で、2人とも同級生のなずなの事が好きだった。

時は夏休みで、花火大会をまえに、典道の友達は「打ち上げ花火は横からみたら丸いのか?平べったいのか?」で盛り上がっていた。

なずなは両親が離婚し、母親に引き取られて2学期から転校することになっていた。

親に反発したなずなは、プールで競争する典道と祐介を見て、勝った方と駆け落ちしようとひそかに賭けをする

勝ったのが祐介か典道かで二つの異なる物語が展開する。

夜のプールでなずなの最後のセリフは「今度会えるの二学期だね。楽しみだね」

典道はなずなの転校を知らずに2学期を迎える

アニメ版あらすじ

とある海辺の町で、中学1年の典道は夏休みの登校日に学校へ。

花火大会をまえに、典道の友達は「打ち上げ花火は横からみたら丸いのか?平べったいのか?」で盛り上がっていた。

そんななか、典道が想いを寄せるなずなは母親の再婚が決まり転校することになった。

学校の掃除をする生徒たち。典道と、友だちの祐介はプール掃除をする。そこにはスクール水着でプールサイドにいる美少女及川なずながいた。

3人はプールで50メートル勝負をすることになる。

1位はなずな、2位が祐介で、なずなは祐介を花火に誘うが、結局祐介はその誘いに乗らなかった。

なずなは典道を誘い、町から逃げ出そうとするが、母親に連れ戻されてしまう。

それを見ているだけで助けられなかった典道は、もどかしさからなずなが海で拾った不思議な玉を投げつける。

するといつのまにか、連れ戻される前まで時間が巻き戻されていた。

二人はその後もなずなの両親や典道の友達に見つかるたびに不思議な玉を投げて時間をさかのぼる

海で泳ぐなずなの最後のセリフは「次会えるのはどんな世界かな。楽しみだね」

典道はなずなの転校を知っていて、2学期の初日には典道は登校していなかった

ネットでの評価

ネットでは評価が分かれました。実写版との比較では実写版のほうが良い、とする人が多い気がしました。

良い評価と悪い評価を上げてみます。

映画.comでの評価

星5つの評価(5/5)

千葉県産青春映画の傑作
よねさん 2019年1月8日 iPhoneアプリから投稿 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

夏休み中の登校日。夜の花火大会を前にバカな中坊達はある疑問に取り憑かれる。打ち上げ花火は横から見ると丸いのか、平べったいのか。会場の真横にある灯台から観察して確認しようと盛り上がるが、祐介はクラスメイトのなずなとプールサイドである約束をしてしまっていた。そんなことも知らずに帰宅した典道は自分の部屋で勝手に寛いでいる祐介に驚くが・・・からの青春ジュブナイル。劇中で暗示され、試行される”もしも”が浮き彫りにするなずなの悲しみ。なずなを助けようと何度も時間を遡る典道。青春モノとタイムリープは本当に相性がいいわけですが『時かけ』的なジュブナイルというよりも、崩れ行く幻想的な世界を駆け抜ける様は『エターナル・サンシャイン』のような突き放されたような切なさに満ちてます。
基本こういう映画は子供向きの体を装ってアラフィフを罠にかける落とし穴なので、逃避行の最中でゆずなが口ずさむアノ歌がいきなりボディブローを浴びせてきます。兎にも角にもなずなの神秘的な美しさがシャレになっていないので、これを青春期に観た子供たちが羨ましくてしょうがないです。『百瀬、こっちを向いて。』と並ぶ千葉県産青春映画の傑作だと思います。


星0.5の評価(0.5/5)

見るのが辛かった
ラフィリサさん 2019年6月28日 PCから投稿 鑑賞方法:DVD/BD

一言でいってしまえば読者に感想を任せるという感じだった。
映像はきれいだし絵の表現方法も素敵だった
BGMもよかった

ただ声優とストーリーがわけわからんかった
棒読みだし、もっとちがう言い方をするべきなんじゃと思った。
原作を知らないけど、背景や動きなどのきれいさとキャラの汚さにちぐはぐ感を覚えてしまって見るに耐えなかった。
いってしまえば友達との距離感すらもよくわからなかった。もはや何が悪いとも言えなく、キャラの心情が一ミリとも伝わらないしよくこんな作品を作れたなという気持ちはあった。
駄作映画は数知れずあるけれど、せっかくストーリーも映像もきれいなのに台無しにするストーリーとキャラに残念感がすごすぎてタチが悪いと思った。。

キャラ設定を個人でつけて見れば面白いのかなとおもったがもう一度見る自信はなかった

 

まとめ

今回は『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の見どころを感想についてのまとめでした。

実写版はかなり前に見たのですが、もう一度見たくなりました。どちらも思春期の夏の一日をとらえた秀作だと思います。

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