サマータイムレンダで影とは何?正体や能力・目的についても

和歌山県出身である田中靖規さんが描く孤島SFサスペンス『サマータイムレンダ』は、2022年4月14日にアニメが開始します。

主人公の慎平は、『鬼滅の刃』竈門炭治郎役でお馴染みの花江夏樹さんが演じられるそうで、期待が高まっています。

本記事では、慎平達の敵である「影」の正体や能力、目的などについてまとめてみました。

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サマータイムレンダで影とは何?

慎平は生まれ育った日都ヶ島から、中学校卒業後に上京しました。

その2年後、義家族であり幼馴染の小舟潮が、海で溺れた子供を助けるために溺死してしまったことを知ります。

ショックを受けた慎平は、潮の葬式に参列するために島に戻ってきました。

葬儀には、潮が助けた小学3年生の小早川しおりもいて、彼女は事件依頼ショックで喋れなくなってしまったようです。

その翌日、潮の妹である澪から「しおりが海に溺れる前にしおりとそっくりな子供を見た」と言い出しました。

さらに、「潮が亡くなる三日前に、潮とそっくりな人も見た」とも言い出します。

慎平は澪の話を信じ、影の病のお祓いをしてもらうために日都神社に向かいます。

しかし、そこで見たものとは…。

サマータイムレンダで影とは

サマータイムレンダで出てくる影とは、ドッペルゲンガーのようなものだと考えて良さそうです。

影は6日以内に、実物を殺しその情報を奪わないといけないので、自分の影を見ると死んでしまうという部分も同じです。

そのため、影のミオは実物の澪を、凸村からもらった拳銃で殺してしまいました。

影はコピーした人間の記憶や能力を、全部コピーすることができ、さらに並外れた戦闘能力を持っています。

慎平と澪を襲った影のミオは、本体の澪の運動神経抜群な能力もコピーしていました。

そのため、影の中でも一際高い戦闘能力で慎平と澪をあっという間に殺してしまいました。

しかしその弱点は平面の影で、肉体の下に伸びている影を傷つけることで影を倒すことができます。

日都ヶ島に伝わる風土病「影の病」

日都ヶ島では、昔から「影の病」という風土病があると言われ、自分の影に殺されるという怪談がありました。

それは単なる迷信と言われたり、島で集団的に発生する「精神疾患」やドッペルゲンガーなのではと言われてきました。

しかし、2年ぶりに日都ヶ島に戻ってきた慎平は、この「影」が本当に存在するもので、潮の命を奪った張本人だということを目の当たりにしました。

影と実物の関係

影は、物や服などをコピーできるだけでなく、人間をコピーしたり、一度だけ他の影を産むことができます。

しかし、コピーした人間を6日以内に殺して情報を奪わないと、影は消えてしまいます。

影にとって人間の情報には味があり、美味しいと感じるそうです。

人間の情報や記憶は全て影にコピーされ、影は実物として日常を過ごします。

また、稀に自分は影だと気付いていない個体もいるそうです。

影は年を取らないので、頃合いを見て菱形病院に連れて行かれ死んだことになり、また違う影に生まれ変わるのを繰り返していました。

しかしコピーを繰り返した影は、次第に能力が劣化していき、野良と呼ばれる影になって菱形家に面倒を見てもらったりしているようです。

 


正体や能力・目的についても

慎平は、日都ヶ島に戻ってから死んでしまうたびに、時間を巻き戻ることができるタイムリープ能力があることを知りました。

影のミオに二度殺され、三度目のリープを果たした慎平は影のウシオと再会します。

そして、四度目のリープからは影のウシオと行動を共にするようになり、少しずつ敵の全容が見えてきました。

影の正体

影の正体は、ヒルコから作られ、人間やものをコピーできる情報を食べる生き物でした。

ヒルコは、江戸時代の頃に日都ヶ島に流れ着き、飢饉の時などには住人を影に変えてきました。

影は、食べ物を食べることができますが、人間の情報が一番の栄養源なので、飢饉の際にも食べ物を食べずに生きていくことができたのです。

島の一定数を影に変えることで、道具を使わずに海で魚を獲れる労働力を手に入り、島の危機を救った過去もありました。

しかし、長年影を産み続けたハイネは衰弱していき、とうとう島の住民全員を食べることで復活を果たそうと計画していたのです。

影の能力

影には、情報をコピーする能力と狭い隙間に入ったり、平面になって移動し素早く切りかかるなどの脅威的な身体能力があります。

そのため影のウシオは、潮が残してくれた動画を見てからは、記憶が戻り色々な能力が使えるようになりました。

ウシオは、慎平と窓(ソウ)に手を添えてもらい、自分と潮の間にあった記憶を見せました。

なんとウシオには、自分の体に触らせることで相手に自分が体験した記憶を見せることができます。

また、長い髪の毛を素早く動かし、缶のような硬いものでも真っ二つに切断できる戦闘能力があることもわかりました。

ウシオは人間以外でも自分の容量以内であれば、髪の毛でレイルガンなどをコピーしたり、自身が貝のネックレスなどにも変身できました。

もちろん、別の影の気配も察知することができます。

ウシオが仲間になることで、慎平達の戦力は大幅に増強してように見えましたが…。

果たして慎平とウシオは、ハイネ率いる影に勝つことができるのでしょうか?

影の目的

ハイネは小早川しおりの影となりその家族の影達と、家族のように食事をしていました。

彼女の最終目的は、影の家族と共に常世と呼ばれる永遠に時間が流れない場所で過ごすことでした。

そのため、島にいた理想的な家族である小早川家が狙われ、ハイネはしおりを殺しコピーを作りました。

ハイネは最後の力を振り絞り、島の人間を全て食べて復活を果たし、影の家族とともに常世にいくことができるのでしょうか?

まとめ

本記事では、主人公慎平達の宿敵である「影」の正体や能力についてまとめましたがいかがだったでしょうか。

影はドッペルゲンガーのように、人間をコピーできるだけでなく物や記憶などのコピーもできるので万能に見えます。

しかし、だからこそ人間のことを知りたいと思う生き物なのかもしれません。

実際影のウシオは、自分のことを本物だと信じて疑わず、自分が偽物だとわかったときはショックを受けていました。

けれども本物の潮に「どっちも私やもん!」と言った時に、涙をこぼしています。

また、ハイネが早川家の影達と家族ごっこをしているところにも、興味深い部分があります。

ぜひアニメやコミックで『サマータイムレンダ』をチェックしてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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