猫の恩返しでハルのその後は?バロンとまた会うのかも考察!

「猫の恩返し」は、猫と女の子の可愛いやり取りや、猫の国でのドタバタな展開が、見る人を魅了する作品です。

映画の最後でハルは猫のバロンに告白をし、その告白をひらりとかわしたようにも見えます。

ハルとバロンはその後どうなったのか、気になりますね。こちらの記事では、映画猫の恩返しの、ハルのその後や、バロンとまた会うのかについて考察しました。

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猫の恩返しでハルのその後は?

続編をつくらないことで知られているスタジオジブリ作品の中では珍しく、「耳をすませば」のスピンオフ作品として発表された映画「猫の恩返し」。

猫の恩返しは、「耳をすませば」の主人公、雫が小説として書いた物語が映画となっていると言われています。

猫の恩返しのあらすじ

映画の主人公、吉岡ハルはラクロス部に所属する女子高生。親友ひろみとの帰宅途中に、トラックに轢かれかかっていた猫を咄嗟に助けます。

助けた猫は、お礼を言い二足歩行で帰って行きました。

助けた猫は、猫の国の王子、ルーンでした。

猫達はハルにお礼を死にやってきます。家の前に猫じゃらしやネズミ、またたびといった猫の好物がずらり…

後日家に来たルーンの家来であるナトルに、このような贈り物は困ると伝えたところ、ハルは猫の国へ招待されました。

裏では猫王がハルを王子ルーンの妃にしようと目論んでいたのです。

行くべきかいかざるべきか迷っていたハルの頭の中に、「猫の事務所の白い大きな猫が教えてくれる」と、いう声が響きました。

学校の帰り道、ハルは頭の中で響いた声のとおり、白い大きな猫の「ムタ」と出会い、猫の事務所へと、誘われました。

その事務所でハルは猫の男爵バロンと出会います。バロンは猫の国への誘いは怪しいとハルに指摘しました。

その後、猫の国の家来ナトルが現れ、ハルを猫の国へと連れ去ってしまいます。

そして猫の王子であるルーンと強制的に結婚させられたハルは、耳とヒゲとシッポが生え、猫になってしまいました。

しかし、王子の妃として丁重にもてなされていたハルは、このまま猫になっても良いかもしれないという考えが徐々に現れていました。

そんな時に現れたのが、猫の男爵バロンでした。

バロンはハルを助けるために変装をして猫の国の城に潜入したのです。

猫王とバロンの戦いや、空に放り出されるアクシデントがありながらも、バロンにムタ、そしてカラスの「トト」の力を借りて無事崩れかけた塔の頂上へと到着したハル。

人間界に帰ったハルはバロンに告白をします。バロンは、また事件があれば事務所が開くと言い残し、彼らの世界に帰りました。

猫の恩返しの最後

猫の国からの脱出を図るハル、バロン、ムタの3人。

塔は崩れ、猫王の手下が取り囲み、絶体絶命の窮地にいた3人を救ったのは、猫の王子ルーンでした。

この時ルーンは給仕係のユキと結婚をすることを心に決めていました。

トラックに轢かれそうになったあの時は、プロポーズのプレゼントを人間界で手に入れ運んでいるところだったのです。

自分を助けてくれたハルに対し恩返しがしたいルーンは、猫王を引き留め、その隙にバロンとムタとともにハルは人間界に何とかたどり着きました。

普通の日常に戻ったハル。ひろみと映画に行くラストシーンで映画が終わります。

そのシーンでは、前にムタとであったカフェテラスの前をハルが横切ります。その時、ムタもまたカフェテラスの椅子の上で昼寝をしていますが、2人が会話を交わすことはありません。

もしかしたらハルは、ムタが椅子の上にいることに気付いていたかもしれません。

ムタはハル達とすれ違った後、ハル達と逆方向に歩いて行きます。

 

ハルのその後を考察

猫の国から帰ったハルは、少し変化したように見えます。あんなに朝が弱く遅刻ばかりだったハルが早起きをするようになりました。

また、恋愛についてもなんとなくカッコいいからと言う理由で好きだった町田くんが、彼女と別れたと聞いても、前のように心惹かれることはありませんでした。

むしろ、髪をバッサリと切って吹っ切ったように見えます。

バロンとの出会いは、なんとなく流れるままに生きていたハルに、大きな影響を与えました。目標を持つことの大切さや、本当の恋とは何かを、考えるきっかけになったのでしょう。

ルーンとユキの恋も、もしかしたらハルの恋愛に影響があったのかもしれませんね。

きっとハルはこれから、何か夢中になれることを見つけて、自分の人生をしっかり生きていくと思われます!

 


バロンとまた会うのかも考察!

バロンとは?

バロンは、ジブリの名作映画「耳をすませば」で、地球屋というアンティークにあった猫の人形です。

映画の中で、主人公の雫がバロンを題材に書いた小説こそ、「猫の恩返し」なのです。

その小説では、バロンが猫の事務所の探偵猫として活躍する…という内容で、映画「猫の恩返し」とは異なるため、映画「猫の恩返し」は、雫が大人になってから書いた作品ではないかと言われています。

「バロン」はヨーロッパで使われていた位で、日本語では「男爵」という意味です。

本名は「フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵」という、ドイツ風の立派な名前です。

なぜドイツ風な名前であるかというと、「バロン」は、地球屋の老人、西司朗がドイツ留学中に出会い日本に連れてきた人形だからです。

ハルはバロンとまた会うのか考察

ハルはバロンに告白して、人間界に戻りましたが、きっとそれぞれの道を一所懸命歩んでいくと思われます。

理由は、ムタがハルに言っていた「猫の国は自分の時間を生きられないやつが行く所」と言う台詞です。

猫の国からの帰国後のハルは、今までのふわふわと生きるハルではなく、自分をしっかり持ったハルに変化しています。

これこそ、自分の時間を生きていると言えるのではないでしょうか。

もしかしたら本当に好きな人ができた時、恋愛に悩んで猫の事務所を探してしまうかもしれませんね。

 

まとめ

この記事では、映画「猫の恩返し」の主人公ハルとバロンのその後について考察してみました。

きっと猫の国から帰国したハルは、猫を大切にしながらも、目標を持って自分の人生を歩んでいくのでしょう!

ハルもバロンも、大切な何かが見つかるといいですね

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