【おおかみこどもの雨と雪】花は毒親か?批判される理由についても

2012年7月に公開された、細田守監督による作品の、「おおかみこどもの雨と雪」。

細田守監督といえば、「サマーウォーズ」や「時をかける少女」など、青春アニメ映画で大人気の作品を手掛けた監督として有名です。

しかし、細田守監督のほかの作品と異なり、「おおかみこどもの雨と雪」は、評価が分かれる作品としても有名です。

母親の花に共感できない、花は自分勝手な毒親だ、という意見もあったので実際はどうなのか視聴してみました。

 

【おおかみこどもの雨と雪】花は毒親か?

毒親とは?

毒親(どくおや、英: toxic parents)は、毒になる親の略で、毒と比喩されるような悪影響(人生の妨害)を子供に及ぼす親、子どもが厄介と感じるような親を指す俗的概念である。「毒親」に関する議論は、親の「自己愛」問題が主な共通点であり、自己愛的な親について語られることが多い。主に母親が対象として取り上げられる。

引用 Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/毒親

一言でいうと、子どもに悪影響を及ぼす親のことを指します。「おおかみこどもの雨と雪」のレビューや評価を調べると、花が毒親だと感じている方が多くいるようです。

花は毒親?

それではなぜ「おおかみこどもの雨と雪」の花は毒親と呼ばれるのでしょうか?

シングルマザーとして育児を頑張っている一方で、他の人に助けを求めず、危なかしい育児を繰り返す花。私はこれだけ頑張っているから、あなた達も頑張りなさい…というような、こども達への無言の重圧にも感じますね。

頼りにならない花に、こども達が充分に甘えられていないと言う意見もありました。

おおかみの力も持ち合わせているおおかみこどもの雨と雪。

力をコントロールできない子供達を、保育園やほかの人の手を借りずに頑なに自分だけで育児する姿も、批判を受ける1つです。

そして、特に花が毒親に見えたという意見が多かったのは、二人の子供がおおかみと人間の血を引いており、普通の子供ではないため、予防接種や定期検診に連れて行かない点です。

自分勝手な理由でこども達の健康を蔑ろにする姿が毒親に見えてしまうかもしれませんね…。

うさこ
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花が批判される理由についても

この映画を好きではない方の多くが、主人公の花に共感できないようです。いつもへらへらしていて、イライラしてしまう!という意見が多くありました。

なぜ花はそれほど批判を受けるのかを調べてみました。

考えなしに行動する

花は両親を早くに亡くし、その寂しさを埋めるように同じ境遇のおおかみ男と恋に落ちてしまいます。しかし、その時花はまだ大学生。

アルバイトをしながら奨学金で大学に通っていたにもかかわらず、よくわからないおおかみと恋愛をして子どもを作り退学する花に対し、あまりに軽率な行動では?と批判的に捉える方が少なくなかったようです。

また2人の子供を育てながら働くことが難しい状況とは言え、見てるこちらがヒヤヒヤするくらいのあぶなかしい育児をしている花。

いきなり都会から田舎に引っ越し、助けのない中で自給自足を始めるなど、疑問の残る行動が多くありました。

雨をひいきしている

 

花は雨をひいきしているという意見もあります。確かに雨は、社交的な雪と異なり、無口で何を考えているか分からず、学校でもいじめに遭ってしまいます。食べる量なども少ないため、花はいつも雨を気にかけていました。

雨が学校に行かなくなってから山にこもるようになり、おおかみの性質が強く出始めたとき、花は雨が山に帰りおおかみとして暮らすことを覚悟していたのではないでしょうか。

いつか自分の手の元を離れてしまうという、確信があったため残りの雨との時間を大切にしていることが、雪より雨をひいきしているように見えたのかもしれませんね。

映画のラストでは花は、雪の学校へのお迎えに行く時間にも関わらず、雨を山に迎えに行きます。

花の迎えを健気に待っているのに雪を迎えに行かなった花に対して首をかしげていた方も多いようです。

 

実際に視聴した感想

実際にこの作品を見て、私は花は不器用だけれど母として十分子どもに愛情を注いでいると思えました。

毒親とは、子どもの発達を自分の価値基準に合わせて邪魔をする親のことだと思うのですが、その点では花は毒親とは言えず、むしろ子どもの進む道を応援できる立派な母だと思います。

大変な状況の中で子どもと過ごす時間を大切にし、雪にワンピースを作ったり、こわがりな雨の体をさすって安心させたり、あんなふうに子どもに接することができるのはすごいと思いました。

野生に戻って山に行きたがる雨を心配して、家から出ないように言ったりもしますが、雨が最後のシーンで遠吠えをするのを見たときには、おおかみで生きていくと覚悟を決めた雨を理解し、「しっかり生きて!」と叫びます。

子供の成長を認め、独立を応援できる素晴らしい母親だと思いました。

まとめ

「おおかみこどもの雨と雪」は主人公の花に共感できないという意見も多い作品でした。

突然であった男性と恋に落ち、妊娠して大学を止めてしまったり、こどもを予防接種や検診に行かなかったり、都会からいきなり田舎に引っ越したりと、突拍子もない行動を起こしてしまう花。毒親と言われてしまう理由は、花の行動にあったようです。

しかし、実際に映画を見ると、花はいつも子どもたちのことを考えています。

へらへらと笑う姿に批判的な意見もありますが、死んだ父親からの「辛いときは笑っていれば乗り越えられる」という言葉を忠実に守っている姿も、健気に感じました。

母親としての葛藤や、家族愛の詰まったこちらの映画、違う視点で見てみると、とても感動的で考えさせられる名作だと思いますよ!

くまた
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