異世界食堂の準レギュラー、ロースカツことアルトリウスは、異世界食堂の古くからの常連であり、異世界では大賢者と呼ばれ、かつて世界に起こった邪神戦争を終結させた四英雄の一人です。
こちらではアルトリウスについて解説していきます。
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目次
異世界食堂でアルトリウスとは?
引用:https://isekai-shokudo.com/character/
アルトリウスとは?
異世界食堂始まって以来30年の常連、店ではロースカツとビールをこよなく愛する気のいい老人。
しかし実は世界を救った英雄なんです。
異世界食堂こと、洋食のねこや(以降異世界食堂)の先代からの常連客で、店での通称はロースカツ。
異世界食堂に最初に来店した人物でもあり、一番の古株。
異世界においては70年前魔王を打ち倒した四英雄の一人にして大賢者と呼ばれています。
書籍とアニメで容姿が異なり、書籍では黒いローブを羽織った短髪、アニメでは白髪と髭を大きく伸ばした大柄な老人でした。
ねこやのメニューではロースカツとビールが大好物で、トンカツに最も合うのはソースとビールだと断じて譲らない頑固さも持ち合わせています。。
月に一度カツサンドを持ち帰って翌朝食べるのがマイブームらしいです。面白いですね。
ねこやでのアルトリウス
店では基本的にロースカツを肴にビールを飲んでいます。
タツゴロウと共に年輩としての落ち着いた佇まいをしているのですが、頑固さから他の客の言い争い(最もライスに合うのは何か、最もサンドイッチにして旨いのは何か等)に参入することもしばしば。
余計に油を注いでしまうことになります。
アルトリウスの能力
世界一の賢者と呼ばれるだけあり、最も魔法の扱いに長けているとされています。
ハーフエルフの大魔術師ヴィクトリアを弟子に持ちます。
空間転移の魔術の第一人者であり、ねこやの世界を繋ぐ扉の調整や、魔獣避けの幻惑魔法などにも協力しており、また自分の空間転移魔術を応用して、ねこやの扉を直接呼び出す魔法等も開発しています。
ねこやの異世界人向けのメニューの執筆も請け負っており、読みやすく高い教養を感じさせるとして客からも好評。
アルトリウスの登場場面
『メンチカツ』『テリヤキ』… 来店したサラ(先代メンチカツの孫)にメンチカツ二世のあだ名を付ける
『サンドイッチ』… どのサンドイッチが美味しいかで言い争うサラ(メンチカツ)とヴィルヘルム(エビフライ)をタツゴロウ(テリヤキ)窘めるが、「やはりサンドにして美味いのはカツサンドだろう」と言って余計に火に油を注ぐ結果になった。
『プリンアラモード』… かつて弟子のヴィクトリアをデザートメニューの執筆(レビュアー)として店主に紹介する。プリンアラモードを楽しむ彼女の傍らで酔いつぶれていた。
『コロッケ』… アレクサンデルにかつての息子(帝都皇帝)の愛用していた異世界食堂を紹介する。
邪心戦争とは?
魔族と人間による数百年に及ぶ戦争。
70年前ヨミ、レオナルド、アルトリウス、アレクサンデルの四英雄によって、魔族の指導者である魔王のほとんどが討伐され、最後の魔王が苦し紛れに召喚した邪神もヨミが相打ちの形で打倒されたことで終結しました。
これにより異世界に平穏が訪れ、世界の技術水準が発展に向かうことになりました。
しかし魔族は指導者のほとんどを失い、また邪神が滅んだことで身に受ける加護も弱まり年々産まれてくる子供の力も弱まっています。
力のない魔族は人間社会で迫害を受ける等、徐々に衰退をたどることになります。(というわけで四英雄は力ある魔族の士族からは暗殺者と揶揄されることもあります)
四英雄の他の3人は?
レオナルド
光の神(白の竜神)に仕える聖人。戦争当時は既に公司祭でありながら、無頼漢気取りで煙草をふかす等親しみやすい人物でした。
戦争後はその功績から法皇に即位し、「知らぬものを耐えるのはたやすい」という考えから、高司祭を目指すものが、色事以外のあらゆる享楽や嗜好品を1年間浴びるように楽しんだのちに禁欲生活をおくるという、「一年の享受」という風習を作りました。
現在も常にパイプをふかす愛煙家。
アレクサンデル
引用:https://isekai-shokudo.com/character/
ハーフエルフの剣士。魔王格の魔族を細剣のみで封殺する実力者。
300年の寿命をもつ故に現在でも非常に若々しい姿をしています。楽観的で女好きな性格であり、女性関係の問題を各地に抱えているという面もあります。
戦争後は伝説の傭兵として各地を放浪しています。
ヨミ
引用:異世界食堂2公式サイト
四英雄最強の女戦士。西大陸の山国最悪の悪鬼の性と闇の加護を受けた巫女の腹から、魔王殺しとして「造られた」過去を持ちます。
それゆえに自分を「魔王を滅ぼすために作られた」と真顔で言い放ち、淡々と魔族を殺していくという、仲間からも幽鬼のよう、化け物と呼ばれるほど人間味の薄い人物でした。
邪神の断末魔によって消滅したと思われていたが、実際はこちら側の世界(太平洋戦争終結後)に飛ばされており、そこで料理屋を志すダイキ(大樹)と出会います。
当時終戦後であったことから西の産まれで天涯孤独の身だと説明し、役所で山方暦の戸籍を作り、後にダイキと籍を入れます。
30年前、異世界を繋ぐ魔法の鈴(扉のベル)をたまたま手に入れ、大樹と共に異世界食堂を開店し、後に孫である現在の店主へと受け継がれる。
最初の来店客であるアレクサンデルは、人間味ある性格になった彼女を見ておおいに驚きました。
ある日土曜日のねこやに訪れ、店主に『扉のマスターキー』を授けるのでした。
『異世界食堂』第12話視聴
剣神アレクサンデルは本物のコロッケに感動
さらにロースカツことアルトリウスからかつての戦友・ヨミが異世界で生きていて、その孫が今の店主だと知らされる
月に1度「肉の日」に出るとん汁も皆美味しそうに食べてた
「サービスは金じゃなく料理でやれ」って本当良い言葉 pic.twitter.com/2yN5LZ7jwj— ガリバルディ (@galivaldi) September 28, 2017
まとめ
異世界食堂の常連ロースカツことアルトリウスについてみてきました。
優れた教養と経験からなる狂言回し的なその活躍が今後とも期待できますね。
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