キングダムで麃公将軍の初登場は漫画の何巻?最後に戦ったのは誰かについても

週刊ヤングジャンプで連載されている漫画「キングダム」は、数多くの魅力的な武将が登場します。

彼らは、主人公信に大きな影響を与え、戦場で華々しく散っていく様に涙する読者も多いかと思います。

本記事では、特に人気が高い麃公(ひょうこう)将軍に焦点をあて調査しました。

また、2022年7月に上映を開始した「キングダム2 遙かなる大地へ」では、麃公将軍はあの人気俳優である豊川悦司さんが演じられます。

多くの読者の注目を集め、信に盾を託した麃公将軍とは、一体どのような人物なのでしょうか。

 

キングダムで麃公将軍の初登場は?

キングダムの武将・麃公の初登場シーンは、太陽のような仮面を被り敵に向かって勇ましく吠え、恐怖さえも感じさせる風貌でした。

とてつもない威圧感と、炎のように燃え上がる闘志を持った麃公は一体どのような人物なのでしょうか。

麃公

引用:原康久「キングダム」集英社

初登場は漫画の何巻?

麃公の初登場は、漫画「キングダム」の5巻です。

5巻では信が、嬴政を咸陽に送り返してから、3ヶ月の月日が経った頃でした。

信は、魏軍との戦いのために蛇甘平原を目指したましたが、麃公と呉慶が一騎打ちをするところを間近に見ることができました。

王騎は、戦場を勝利に導くものを将軍と呼びました。

信は小さい頃から憧れてきた、将軍の戦いを見ることで大きく成長することができたのです。

麃公はどんな将軍か

 

 

麃公は本能型の将軍で、理屈で考えず戦場の空気や流れを読み、犠牲を出してでもひたすら突撃するタイプです。

バハァ!という掛け声と共に突撃し、味方の軍が何人殺されても、振り返らず敵将を攻めることをやめません。

敵軍の配置、比重、兵士の表情や目線をよく観察しているので、常に目が血走り見開いています。

そのため、どう考えても不利な状況でも、戦場の中の綻びを見つけることができ、危険が迫ると素早く退避できるのは本能型の武将の極みでしょう。

また心理戦も得意で、一騎討ちの時などは剣を交えることで、相手の心のうちを読むことができます。

呉慶との戦い

呉慶は優れた将軍で、麃公の配下を襲い麃公軍を潰そうとしましたが上手くいかず、ついには一騎討ちをすることになってしまいました。

麃公軍の重圧に、魏軍は萎縮してしまい、呉慶の重臣だった麻鬼を信が倒し、朱鬼を麃公に倒されたことが大きかった様です。

熱い声援を送る魏軍を前に、麃公軍の態度は真逆なもので、ただひたすら麃公の勝利を信じて静かに待っていました。

一騎討ちの最中、劣勢になりながらも国を失った悲しみを呉慶は語ったが、麃公はそれを

くだらん負け犬の感傷だな

と一掃し、呉慶を討ち倒しました。


麃公が最後に戦ったのは誰?

麃公は戦地で生きる将軍として、数々の戦いを勝ち抜いてきました。

敵の心理状態を把握し弱点を着くことで、一騎討ちで有利な状態にしてきましたが、龐煖に対しては少し違いました。

剣を一度交えただけで、麃公は自分自身の力が龐煖に及ばないことがわかりました。

最後に戦ったのは龐煖(ほうけん)

函谷関の戦いで、合従軍が不利な状況に陥ったとき、李牧は少しずつ兵を選出し南道から咸陽に攻めてきました。

その気配を素早く察知した麃公は、わずかな砂煙を追って信が率いる飛信隊や壁隊を連れて南道にやってきました。

李牧は渦の流れのような戦陣を作り、信達を翻弄しましたが、麃公は突撃し陣を突破しました。

しかし、李牧の元には武神龐煖が控えていたのです。

麃公の最後の様子

李牧は、流動を抜けてきた麃公に敬服しながらも、自分で戦うことはせず龐煖を戦わせました。

信は、李牧の流動に阻まれ麃公を助けに行くことができませんでした。

麃公は龐煖の一振りで、馬ごと体制を崩されるなど、力の差は歴然としていました。

しかし麃公は、龐煖の本質をつき反撃を始めました。

盾を信に譲る

李牧は、龐煖の精神状態が揺らいだのを見逃さず、さらに麃公軍の味方を削り始めました。

渦中には、麃公しかおらず、もはや勝負はつきそうな時に、信に向かって「全身じゃ!」と叫びました。

麃公を見捨て、首都咸陽に行くように指示した麃公は、盾を信にいる方向に投げました。

致命傷を負ってしまった麃公は、龐煖の腕を折り、信に向かって叫びました。

童(わっぱ)信 火を絶やすでないぞォ

そう言って麃公は力尽きてしまいました。

映画で麃公を演じるのは豊川悦司

映画「キングダム2 遙かなる大地へ」で麃公を演じるのは豊川悦司さんです。

ベテラン俳優として33年間勤め上げてきた豊川さんが、パワフルな麃公をどのように演じられるか期待が高まりますね。

豊川悦司のプロフィール

豊川悦司さんは、1962年3月16日産まれで、大阪府出身でいらっしゃいます。

幼い頃から映画に興味があったそうで、関西学院大学では演劇部に所属されていたそうです。

そして本格的に俳優の道を志す様になり、大学をを中退し上京をして、1989年に「君は僕をスキになる」のオーディションに合格しました。

低い声と物静かな佇まいが魅力的で、表情だけでもミステリアスな雰囲気を見せる役柄をこなされている印象です。

そのため、プリベートは公にはせずバラエティ番組などの出演は控え、ミステリアスな役柄を守っていらっしゃいます。

そんな豊川さんが、どのような麃公を演じられるか期待が高まりますね。

豊川悦司の経歴

豊川悦司

引用:映画.com https://eiga.com/person/52300/

1989年に映画「君は僕をスキになる」で俳優としてデビューされました。

1992年にはドラマ「NIGHT HEAD」が、深夜枠にも関わらず人気が上昇し、映画化もされました。

同年に映画「きらきらひかる」で日本アカデミー賞、ヨコハマ映画祭で新人賞などを多数受賞します。

また、1995年には、ドラマ「愛していると言ってくれ」聴覚障害のある画家を演じ、最高視聴率は28.1%を記録しました。

近年でも、映画「20世紀少年」オッチョ役や、「甥の一生」の海江田醇役、など多彩な役柄をこなされています。


まとめ

本能型で、信と共に酒を酌み交わし、戦場に生きた将軍の麃公についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

蛇甘平原の戦いでは、味方の軍を気にせず猛烈に突撃する人だと感じましたが、函谷関の戦いでは皆と酒を飲んで楽しむ様子が印象的でした。

映画「キングダム2 遙かなる大地」では、豊川悦司さんの麃公が好評ですが、是非映画館に足を運びたいと思うばかりです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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