ジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』では主題歌がとても作品にマッチしていて素敵ですね。
主題歌「Arrietty’s Song」を歌うセシル・コルベルさんもまた、波打つ長い髪や妖精のような雰囲気がアリエッティの世界観にマッチしていました。
セシル・コルベルさんが主題歌を歌うようになったきっかけや、現在の活動・経歴についてまとめてみました。
目次
セシルコルベルが借りぐらしのアリエッティの主題歌を歌うきっかけは?
『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌を歌うセシル・コルベル↓
セシル・コルベルさんは、フランス・ブルターニュ地方出身のシンガーソングライターで、ケルティックハープ奏者でもあります。
スタジオジブリで外国人歌手を起用したのはセシルさんが初めてでした。
実はセシルさんはジブリ映画の大ファンで、自分からジブリにアプローチされたそうです。
2009年に「私はずっと昔からジブリ映画の大ファンで、私の音楽のすべてはジブリ映画から大きな影響を受けています」という手紙と自身の録音したCDを鈴木プロデューサーに送りました。
それで映画「借りぐらしのアリエッティ」の主題歌や映画音楽を担当することになったそうです。
手紙を送ったのがセシルさんの雰囲気にピッタリのジブリ映画を制作している最中だったというのが偶然とは思えないですね。
鈴木プロデューサーがセシルさんの手紙を目にとめたのは、それが手書きだったからと、CDが入っていたからだという事です。
セシルさんのことがあってからは多くのCDがジブリに送られてくるようになったそうですよ。
彼女は映画公開の時には来日し、初日の舞台挨拶に出演してサプライズとしてハープで主題歌を披露しました。
セシルコルベルの現在の活動や経歴!
セシルコルベルの現在
セシル・コルベルさんは現在海外公演は行っていないようですが、フランスで積極的にコンサート活動を続けています。
修道院や庭でのコンサートもあり、アットホームな感じです。
2019年の5月には来日し、大阪と東京でライブを行いました。
↓東京のジャズクラブ、ブルー・ノートで歌手のクレモンティーヌさんと一緒にコンサートを行う、というお知らせ↓
2019年には10作目のアルバム「enfant du vent」をリリースしています。
このアルバムには、岩佐美咲さんとコラボした「さよならの夏」(映画『コクリコ坂から』の主題歌)が収録されています。
結婚やプライベート
セシル・コルベルさんは、2020年現在40歳ですが、結婚しているかなどのプライベートについては分かりませんでした。
「ソングブック 1」というアルバムの中に、「結婚」と言う曲があります。その中で何か結婚観について述べているかもしれませんね。
セシルさんは考古学の博士号を取得しています。音楽だけでなく歴史や考古学についても興味があるのでしょう。
セシル・コルベルの活動と経歴
セシル・コルベルさんは1980年3月28日にフランスのブルターニュで生まれました。
両親が旅行しながらマリオネットショーを演じる仕事だったので、小さい頃はブルターニュ地方をあちこち移り住んでいたそうです。
音楽を始めたのは、まずギターを習い、10代の時にギリシャのハープ奏者エリサ・ヴェリアのコンサートでケルティックハープと出会い興味を持ち、後にエリサ・ヴェリアにハープを習うようになりました。
2005年にケルティックハープのEPレコードを発売し、レコード会社と契約しました。パブと路上ライブを行い、2002年に初の公式コンサートを開催しました。
2009年4月に手紙と自身のCDをジブリに送付したのがきっかけで、2010年 スタジオジブリ作品「借りぐらしのアリエッティ」の主題歌を担当することになります。
2010年の8月に来日し、ROCK IN JAPAN FESTIVALに出演。
2018年7月6日、元AKB48の演歌歌手である岩佐美咲とJapan Expoで共演しました。
2019年5月、ブルーノート東京と大阪でライブを行いました。
今までにアルバムを10枚出し、コンサート活動も続けています。
セシルさんの歌はケルト音楽と、ジブリの世界に大きく影響を受けているそうです。
まとめ
今回は、『借りぐらしのアリエッティ』で主題歌を歌ったセシル・コルベルさんの現在の活動・経歴や、この作品で主題歌を歌うようになったきっかけについてまとめてみました。
また、来日して美しい歌声を聞かせてほしいですね。
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