こちらでは、『ジュラシックワールド/炎の王国』で、ロックウッド財団の実質的経営者イーライ・ミルズが恐竜のブルーを必要としたのはなぜなのかを解説していきます。
目次
【ジュラシックワールド炎の王国】イーライミルズがブルーを必要とした理由を考察
ジュラシックワールド炎の王国で、イーライ・ミルズは恐竜保護グループのクレアに「イスラ・ヌブラル島の火山噴火から何としてもブルーを救出する必要がある」と話し、かつてブルーを飼育していたオーウェンを雇うように言います。
この、ブルー救出劇が『ジュラシックワールド/炎の王国』の重要なシーンになるわけですが、イーライ・ミルズはなぜそんなにブルーを必要としていたのでしょうか?
インドラプトルを完成させるため!
イーライ・ミルズがブルーを必要としていたのは、ブルーのDNAから、新たなハイブリッド種を造りだすためでした。
これはイーライ・ミルズの希望というよりは、遺伝学者ヘンリー・ウー博士が進言したことです。
ラプトルの中でも特に社会性の高いブルーを母親とすることで、次世代のインドラプトル達を生物兵器として従順に使えるようになるからです。
ウー博士が作り出し、ジュラシックワールドを破滅させた恐竜であるインドミナス・レックスから採取したDNAとブルーのDNAから、新たなハイブリッド種を造りだそうとしていたのです。
ウー博士はすでにインドミナス・レックスから採取したDNAで、インドラプトルという試作品を作っていたのですが、それにブルーの遺伝子を加えることで、さらに人間に都合の良い生物兵器となる恐竜を造ろうとしていたのです。
ウー博士によると、インドラプトルは殺戮能力を高める骨格と筋肉を持っていますが、人間の命令にも従うようになるには、「母親(の遺伝子)が必要」なのだそうです。
そこでブルーのDNAをもらい特性を受け継ぎ感情や従順性が備わることで、母親に似た社会性も兼ね備えた恐竜になるという事ですね。
インドラプトルとは?
引用:Jurassic Wiki
インドラプトルは、架空の肉食恐竜で、遺伝子組み換えによって誕生させたキメラ恐竜の雄です。
ウー博士がイーライ・ミルズの助力を得て誕生させたインドミナス・レックスの小型改良版です。
インドミナスと同じく、ヴェロキラプトル、ティラノサウルス、ギガノトサウルス、カルノタウルス、マジュンガトルス、ルゴプス、テリジノサウルスの遺伝子を持っていると言われています。
体色は白のインドミナスに対して黒で側面に黄色い線が走り、頭部や腰、腕に細長い鶏冠が生えています。
写真を見ても獰猛で強そうな様子がよく分かりますね。
オークションでも披露
オークションでは中盤に「非売品」として披露されますが、高性能のためゲストたちの興味を引きゲストが高額な落札値をつけ始め、欲に目が眩んだミルズはウー博士の反対を押し切って競売に乗り出します。
ロシアンマフィアのアントンが3700万ドル(約40億円)の値を付けましたが、オーウェンが解き放ったスティギモロクが会場で大暴れしたことで、会場は大混乱に陥り落札はうやむやになりました。
おさらい!ブルーとは?
ブルーは、ラプトル四姉妹の長女で、群れのサブリーダー的存在。
全体的に青みがかった体色で、濃い青色の横ラインが入っているのが特徴。これはノドグロオオトカゲとナイルオオトカゲのDNAが入っているためだそうです。
オーウェンが育てたためオーウェンには従順で、『ジュラシックワールド』ではオーウェンを助けに走る場面もありましたね。
まとめ
今回はジュラシックワールド/炎の王国で、イーライ・ミルズがブルーを欲しがっていたのはなぜなのかについてのまとめでした。
シリーズ6作目の『ジュラシックワールド/ドミニオン』の撮影も始まったようです。公開は2021年6月の予定だそうです。楽しみですね!
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