キングダムで嬴政の妻・向とは?容姿・性格や太后に意見する強さも

漫画『キングダム』は、戦国春秋時代を舞台に、数々の武将の奮闘を描く大人気漫画です。

アニメは2022年で第4シーズンに突入し、同年7月には映画『キングダム2 遙かなる大地へ』が放送開始します。

主人公で天下大将軍を目指す奴隷出身の青年信(しん)と、後の始皇帝である嬴政(えんせい)の熱い友情に胸が熱くなります。

本記事では嬴政の妻である向(こう)について解説していきます。

特に美人ではなく普通の女の子である向が、嬴政に選ばれた理由、容姿や性格についても迫っていきます。おとなしい見た目ですが太后に意見する場面もありました。

 

キングダムで嬴政の妻・向とは?

政の妻である向

引用:原康久『キングダム』集英社

嬴政の妻である向は、貧しい商人の家柄出身の娘で、後宮に仕えることができただけでも幸運だと感じています。

そんな向は、嬴政の伽(とぎ)に呼ばれ、驚き動揺し寝室に入る時の文言さえ忘れてしまいました。

宮女としてありえない礼儀違反をしてしまった向ですが、果たして二人はうまく行くのでしょうか。

向の容姿や性格、向の初登場は漫画の何巻?

 

 

向の初登場は7巻で、第一印象は本当に個性というものが感じられず、際立った顔立ちでないことはわかりました。

また信からは、「地味宮女」とかわいそうなあだ名をつけられてしまっています。

普通は王から伽に呼ばれるということは宮女にとって、最大の出世のチャンスなのです。

そのため嬴政がその気でなくても、積極的に誘惑するものかと思いますが、特に権力に興味がない向は嬴政が書を読むのを邪魔しませんでした。

そして窓から顔を出し、暗殺集団はそれを決め手に嬴政の部屋を見つけ、危機に瀕した時もありました。

このように、向は抜けているところがあり後宮の噂に翻弄されますが、素直で一途なところが嬴政の心を動かしました。

そして考えた末に「大王様の”心の伽”をさせて頂きたく思います」と伝えたことで、嬴政は向に感心を寄せます。

嬴政は誰にも話すことができなかった、紫夏(しか)の思い出を向に打ち明けることで、心の負担を軽くすることができたんですね。

 

嬴政に認められたきっかけ

 

向が嬴政に認められたきっかけは、やはり命をかけて太后と呂不韋の密談を伝えたことでしょう。

嬴政は、宮廷内の第三勢力である太后と手を組むことを決心しましたが、向は呂不韋が太后に会いにきたところを見てしまいます。

向は宦官に壁ごしから腹を刺されてしまいましたが、剣についた血を拭って命からがら親友宮女の陽(よう)の部屋まで逃げてきました。

陽は嬴政に向を助けてもらうよう頼み込み、向は最新の医療を施してもらったことで命を取り留めました。

しかし、向は嬴政に太后と呂不韋が裏で繋がっていることを伝えるまで、眠ろうとしませんでした。

もともと頼りない性格の向でしたが、嬴政の危機を救いたい一心で重傷に耐えたのでしょう。

https://twitter.com/HitoNana0201/status/1142385547626762240?s=20&t=0f8_F5LI8dGVrkkHbokIxA

第一子王女麗の誕生

向が嬴政の子を妊娠していると判明した時は、山陽を討ち取った後で、李牧が他国と密会をはかり不穏な動きをしていた時でした。

その後合従軍の戦いが始まり、嬴政自身も蕞の戦いに進軍しました。

出発の際に、嬴政は向に会いますが、向は毅然とした態度で嬴政を送り出しました。

見事合従軍に勝利した嬴政は、向と再会し、その後無事に向は第一王女である麗(れい)を出産します。

産まれた直後は体が弱く病気がちだった麗ですが、向や嬴政、そして陽に見守られながらすくすくと育っていきました。

毐国反乱の際は、後宮まで反乱軍が進軍して来てその命を狙われますが、信によって救われます。

信は、麗は嬴政に顔が似てるだけでなく、気が強いところも似ていると笑いました。


太后に意見する強さも

太后は後宮の最大権力者でしたが、反乱を起こしたためその地位は剥奪され、逆に向の地位は太后よりも高位にありました。

そのため、立場上では十分太后に意見することができました。

また、王宮内では太后のその不遇な扱いを誰も責めることができなかったでしょう。

子どもの命乞いをする太后に意見

太后と嬴政は、敵国の趙で差別を受けながら生きてきて、太后は嬴政を虐待することで自我を保ち続けてきました。

しかし向は、ごく普通の貧しい家庭に生まれましたが、お人好しでいつも自分のことを気にかけてくれる母親を好きだと即答できました。

そのような境遇だからこそ、普段おとなしい向が声を荒げて太后に意見することができたのです。

嬴政の子供である麗が産まれて、より一層子供を攻撃し続けた太后の気持ちを許すことができなかったのでしょう。

特に太后が声を荒げ「産むんじゃなかった」と嬴政を責めるのには我慢できるはずがありませんでした。

嬴政も立場上太后を断罪しなくてはいけなかったので、自分の心情を向に代弁してもらうことで、嬴政の気持ちは救われたのです。

まとめ

貧しい商人の家から後宮に務め、見事王である嬴政の心を射止めたシンデレラのような向についてまとめましたが、いかがだったでしょうか。

シンデレラは見た目の美しさで王子様に惚れられましtが、向は傷ついた嬴政の心をケアしてあげることでその寵愛を受けることができました。

向と麗は、これからより一層辛い戦いを強いられる嬴政の心の拠り所として、彼を支えてくれることでしょう。

是非アニメやコミックでチェックしてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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