ヤングマガジンで連載中の『キングダム』は、累計発行部数8700万部を突破した大人気漫画です。
戦国春秋時代の武将達が魂を燃やしながら戦う姿と、奴隷出身で大将軍を目指す信と、後の始皇帝である嬴政の成長する姿が見どころです。
個性的な武将が数多く登場しますが、本記事では特に異才を放つ秦六大将軍王騎の右腕だった将軍騰についてまとめました。
目次
キングダムで騰の幼少期がかわいい!
秦六大将軍の王騎の右腕であった騰は、見開いた目が特徴的ですが、幼少期の頃もぱっちりと開いたお目目がとても可愛かったようです。
自分は秦六将ではないのに、「私は天下の大将軍だ!」とボケてみたり、王騎の真似をして「コココココ」と笑います。
くりくりのお目目ちゃん
誰かに似てるなぁとずっと考えてて
やっとわかったです!
キングダムの騰(とう)将軍だ!
私がキングダムで一番好きなキャラです♪ pic.twitter.com/BJzXHcShED— kupipo (@kupipo365happy) March 26, 2021
キングダムで騰とは?
キングダムで騰は、王騎の副官として比較的初期に登場しています。
王騎が立派な龍と子供の石像を掘っている時、隣で騰はカエルのような石像を掘っていたりしました。
時々王騎と一緒に出てきては、「はっ間違いありません!」と相槌を打つのを欠かしません。
信が王騎の城を訪れた時、無表情で扉を開き微動だにせずに扉をまた閉めてしまい笑いを誘う演出をしていました。
いつも目をぱっちりと見開いている割には、人の話をあまり聞いていないところが面白いです。
王騎が亡くなってからもそのお茶目さは変わらず、同じく王騎の忠臣だった録鳴未(ろくおみ)との絡みも絶妙です。
将軍・騰の能力は?
馬陽の戦いでは、王騎は命を落としてしまいましたが、騰は趙の将軍趙荘を打ち取りました。
王騎は死に際に「本来あなたの実力は私に見劣りしません。この軍の先のこと一切をあなたに委ねます」と騰に話しています。
そして合従軍戦では総司令を任され、楚軍の敵将臨武に「天下の大将軍だ!」と宣言してから倒しました。
この時重傷を負った録鳴未が「お前は違うだろ」とツッコミを入れていました。
実際に戦地でのファルファル剣を使った突進力は圧倒的なもので、信と王賁が喧嘩した時は素早く間に入り仲裁しました。
また戦略の天才である呉鳳明は、「騰は考えを読みづらく、頭が切れる上に武勇もある」と話しています。
さらに付け加えると王騎と戦場を駆け回った経験により隙がなく、蒙武・桓騎・王翦よりも弱点や欠陥が無いのが強みだそうです。
騰の幼少期のエピソード
騰の幼少期のエピソードは、54巻の巻末と55巻の巻末の後書きで読むことができます。
師匠が幼い騰にファルファル剣の極意を教えようとしますが、騰は全く聞いておらずセミの死骸がいつ死ぬか観察していたりします。
そして、師匠が斬っている様子をあまり見ずに我流で甲冑を斬ろうとして、師匠に止められています。
本来騰はあまり人の話を聞かないタイプの人なので、ファルファル剣を極めるのは大変だったかもしれません。
ファルファル剣の由来についても
ファルファル剣の特徴は、なんと言っても技を出すときの「ファルファル!」という音です。
『キングダム』では将軍達はさまざまな技を出しますが、騰のファルファル剣ほど覚えやすい技はないのでは無いでしょうか。
ファルファル剣とは?
ファルファル剣は、王騎が馬陽の戦いで討ち取られた時に、騰が激昂しながら本陣に突っ込むときにはじめて見ることができました。
回転する刃を振り回しながら、周りの敵を根こそぎ吹っ飛ばすので大変戦闘能力が高いです。
その秘密は柄を握る小指にあると、師匠はドヤ顔で語りました。
小指で柄の端を回転させるこることで、振動が刃に伝わり目に見えないほどの螺旋を生みます。
小さな回転は力を増幅させながら大きな円を描き、そしてさらに大きな螺旋を描くことで鉄の甲冑をも着ることができるそうです。
このファルファル剣と馬の機動力を合わせると、戦地で騰は最強の突破力を誇ります。
#キングダム 3期6話
騰のファルファル剣凄い好きです。録嗚未いじりも。 pic.twitter.com/Q08RgW4Gk8— たにし (@tanishi_poipoi) May 15, 2021
ファルファル剣の由来は?
師匠はこのファルファル剣を大変気に入っているようで、さらに走りながらファルファル剣を披露した時に、なんとオナラをしてしまったのです。
幼い騰は、師匠がオナラをしたことを受け流してくれず、ファルファル剣にはオナラを挟むことが必要不可欠なんですねと言い始めました。
師匠はなんとか騰の頭からオナラの音を忘れさせたくて、ファルファルの音を強調して教えますが、今度は「とにかくっていっぱい言いますね」と突っ込まれます。
師匠はもう投げやりになり、何がなんでも騰の頭に「ファルファル」の音が残るようこう言います。
とにかくお前は螺旋を極め
お前はお前の最高の
ファルファルの音色を
見つけるのだ
それがお前のファルファル道だ
とにかく!
そのようにして習得されたのが、騰のファルファル剣だそうです。
今でも騰は、月を見ると師匠の顔とオナラの音を思い出すようです。
まとめ
ファルファル剣がかっこいい、騰将軍についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
作中では騰の登場は決して多くありませんが、その存在感とお茶目な言動でファンから愛されています。
アニメ第4シーズンでは、騰は著雍の戦いで総大将をつとめるので、sy飛是非チェックしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメントを残す