漫画『メイドインアビス』は、今までの冒険漫画と一味違う、シビアな設定のダークファンタジー漫画です。
突如現れた深界に続く大穴アビスは、未知の生物と特殊な力を持った遺物に溢れていて、美しく魅力的な世界です。
しかし、一度降りたら地上に戻ことは難しく、登ろうとするとアビスの呪いを受けてしまいます。
本記事では、成れ果てとは何か、またアビスの呪いを受けて成れ果てになってしまったミーティーやナナチとその祝福について調査しました。
また、アビスに潜ったきり戻らないリコの母親であるライザについても考察しました。
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目次
メイドインアビスで成れ果てとは?
約1900年前、南海ベオルスカの孤島に巨大な竪穴であるアビスが発見されました。
直径1000メートルもある大穴アビスは、不思議に満ち溢れ、探窟家は一攫千金を求めて皆アビスを目指しました。
しかし、その未知の世界には恐ろしい呪いに満ちていたのです。
メイドインアビスの成れ果て村のミスケソーさん私の成れ果てっぽいんだけど pic.twitter.com/3zHvuj5y6H
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成れ果てとは何?
メイドインアビスの成れ果てとは、アビスの呪いを受けて姿形が変わってしまった人間のことを指します。
ナナチのように獣人間のような姿になったり、ミーティーのように身体が溶けてしまった状態のことを言います。
成れ果てになってしまうと、ほどんどの人間は自我を喪失してしまいます。
探窟家は仲間が成れ果てになってしまうと、始末して遺品だけ回収してしまいます。
そのため、呪いを肩代わりしてもらったことで、自我の喪失を免れたナナチは貴重な存在だといえます。
なぜ成れ果てになる?
アビスの深界6層の呪いは、死または人間性の喪失です。
そのため、6層で上に登ろうとすると、人は獣のような姿に変化するか命を落としてしまいます。
アビスの呪いは薄い布のようになっていて、その布を突き破ることで呪いにかかります。
そして頭や胸など命に近いところが通ると、症状が出て成れ果てになるか死んでしまうのです。
そのため、上昇負荷にかかる前にしゃがんだりすると、呪いがかかりにくくなることもあるそうです。
しかし、ナナチやミーティーのように高速のエレベーターに乗ってしまうと、どう足掻いても呪いにかかってしまいます。
成れ果ての特徴
成れ果てになると、体の形が変わってしまうだけではなく、特殊能力を授かります。
ミーティーは不死の能力を得て、ナナチは力場をみることができる能力を得ました。
また、人間であった時の欲が、そのまま成れ果ての形になるとも言われています。
ナナチは、ミーティーの欲に守られたので、可愛らしいうさぎの形に変化したのかもしれません。
ミーティーやナナチそしてライザもか?
ミーティーとナナチは、6層の呪いを受けたことで成れ果てになっていましました。
二人が登場した時、アビスの呪いの恐ろしさを再確認した視聴者も多いのではないでしょうか。
また、確実に6層以降にダイブしているライザは一体どのような姿になっているのでしょうか。
ミーティー
我がチャンネルの主席イラストレーターの書いたミーティー。かわすぎて辛い。#イラスト #ナナチ #メイドインアビス #ミーティー #illustration #drawing pic.twitter.com/lsksIIFcwl
— ゆめのまくら (@yumenomakura_) July 30, 2020
先述しましたが、ミーティーはナナチの呪いを肩代わりしてしまったせいか、成れ果ての中でもひどい見た目になってしまいました。
しかし、皮肉なことに不死の能力を受けてしまい、この醜い状態のまま生き続けなければなりませんでした。
ナナチはミーティーを哀れに思い、毒などを使い、苦しまずに殺せる方法を模索していました。
ミーティーは自我はないものの、魂はずっと体の中に囚われていて、死のふちを彷徨うリコと意識の中で交信していました。
そしてミーティーはレグの火葬砲で殺された時、やっと泣くのをやめて、気高い探窟家の眼差しを残しその場を後にしました。
ナナチ
ナナチぃ… pic.twitter.com/ot5g7Yw2B7
— 🍎もやぴっぴ🐙🌱 (@moyashisousaku) May 29, 2022
ナナチは、先述しましたがアビスの呪いを受けず自我を保ったまま成れ果てとなった、貴重な存在です。
もともと奈落文字が読めるほど、頭脳明晰な子供でしたが、祝福を受けたことで力場を感じることができるようになりました。
生き物は力場に覆われていて、動いたり息をしただけで流れができます。
そのため、ナナチは力場が見えることで危険をいち早く察知したり、周囲の状況を細かく完治することができます。
レグがボンドルドに勝利できたのは、ナナチの危険察知能力と、頭のキレの良さのおかげであったと言っても過言ではありません。
もともと奈落の底に憧れを持っていたナナチは、リコとレグの仲間として冒険を続けています。
ライザも成れ果てとして生きている?
ライザ#メイドインアビス pic.twitter.com/RQi26xxPAH
— 田中シラ (@siratanaka) December 5, 2021
リコの母親であるライザは、成れ果てとして生きている可能性は高いのではないでしょうか。
なぜなら、リコに宛てた文書はひどい殴り書きで「奈落の底で待つ」と書かれたものでした。
それを見たオーゼンは「ライザの筆跡ではない」と話しています。
ライザはすでに文字もしっかり書けない状態にあり、成れ果ててしまったので筆跡も変わってしまったと考えられますね。
どちらにしても、6層以降で待ち受ける上昇負荷は、確実な死ですので生きているという確証があるだけ良いのかもしれません。
今後ライザとリコは再会を果たすと思いますが、二人とも人間の姿を保った状態で会えるかどうかは定かではないですね…。
まとめ
メイドインアビスの成れ果てについてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
2022年7月から、メイドインアビス二期が始まりますが、そこでリコたちは成れ果て村と言う場所に辿り着きます。
ナナチやミーティーとはまた違った、たくさんの成れ果てが登場しますので是非チェックしてみてくださいね。
また、ライザが第6層以降でどのような形で生存しているか、今後の展開に目が離せません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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