映画「クローゼット」は、2020年10月30日から東京・テアトル新宿ほかで全国順次公開しています。
テーマは「孤独」。添い寝屋という職業についても見ていきます。
目次
映画「クローゼット」のテーマは「孤独」
監督は進藤丈広氏。「ヌヌ子の聖★戦 HARAJUKU STORY」を手掛けた方です。
浅田弘幸氏の描き下ろしイラストを使用したポスタービジュアルも素敵です。
あらすじ
交通事故で男性機能が不能になったジンが、行きついたのは「添い寝屋」という職業でした。
そこには10代から70代までの男女の客が添い寝をしてもらいに来ます。
そんな客との交流を通してジンは自分を取り戻していきます。
あるとき一人の女性に、「一緒に死んで欲しい」と乞われるジン。いったいどんな選択をするのでしょうか。
「クローゼット」の意味
タイトルの「クローゼット」ですが2つの意味があるそうです。
・心の中にしまい込む何かを入れておく場所
・同性愛者などの性的志向をカミングアウトしない人のことを指す
見どころ
出演者はほとんどオーディションで選んだそうです。監督の思っていた以上の演技が生まれたと言っていました。
綿密な取材から生まれたリアルな映像が見どころです。ホストクラブの場面は実際のホストたちが出演して、プロの臨場感がすごかったそうです。
主演の三濃川陽介さんについてはこちらに書いています ↓
【エール】114話出演の三濃川陽介とは?俳優の経歴やプロフィールも!
添い寝屋とは
添い寝屋とはどんな職業なのでしょうか。
血行古くからあるようで13年前から営業している店もありました。
1時間1万円くらいだそうですが、決して安くないその費用を出しても添い寝を頼む人たちは様々な境遇の人たちです。
お金に裕福な人ばかりではありません。みな心に隙間を抱えていて、それをどうにかしようと無理しても来るのでした。
「添い寝屋は、女性のお客様のために自宅やホテルに男性キャストを派遣し、腕枕で添い寝しながら、ピロートークなどによって癒やしを提供するサービスです。私たちの場合、料金は2時間2万円から。ロングコースを希望すれば、キャストと10時間以上一緒にいることも可能です」
「Rose Sheep」オーナー談
監督と主演の三濃川さん ↓
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SNSでの映画の感想
映画クローゼットを観ました
添い寝屋、という眠りと寄り添う事に焦点を当てたお話で、それこそビジネスライクな付き合い方を求められるのに愚直に生きる姿の主人公がとても好きでした。
ストーリーはオムニバス仕立てで物凄く現代的、立地的にも身近で48時間プランのおばあさんの話が好きでした! pic.twitter.com/yfp6LOjHbh— あわのゆうか⛩ (@reypro_awano) November 8, 2020
#映画クローゼット
テアトル新宿。
シネ・リーブル梅田。
絶賛上映中なんです。「寄り添うこと」
撮影していた時には考えられなかったけど。今。観て感じて頂いた方の数だけの「寄り添うこと」がきっとあるんじゃないかと思うんです。皆様是非。寄り添ってみて欲しいです。 pic.twitter.com/JPctgTVAyX
— 飛磨 asuma (@asiiji) November 13, 2020
映画「クローゼット」
無名の俳優達が静かに鈍く光る。
添い寝屋とそれを利用する人達、触れ合いを制限される時代に触れるべき映画かも。 pic.twitter.com/8Mba4a6PLK— オガワシンジ (@creekshin) November 6, 2020
清水崇監督の感想メール ↓
2021年に公開予定映画「樹海村」や「呪怨」「犬鳴村」などの映画を監督されている #清水崇 監督から、
映画クローゼット鑑賞後にプロデューサー美斉津にこんな熱くて素敵な感想メールを頂きました!
ありがとうございます!
ご本人の了解を頂きましたのでこちらに原文のままご紹介させて頂きます。 pic.twitter.com/do7Sp1jTFZ— 映画「クローゼット」公式 (@Closet_eiga) November 11, 2020
まとめ
映画「クローゼット」についてのまとめでした。
うちのあたりではやっていないので残念!早く見たいです。
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