スパイファミリー人気の理由は?面白くないという意見についても

「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」は現在ウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」にて大人気連載中の少年マンガです。

2022年4月より分割2クールでのアニメ放送も決定しており、私自身もとても楽しみにしています。

この記事ではスパイファミリーはなぜ人気なのか?について解説していきます。

一方「面白くない」という意見もあります。その理由についても見ていきますね。

人気の理由や面白いシーンについて取り上げているので、お楽しみに!

スパイファミリー人気の理由は?

スパイファミリーとは?

「スパイファミリー」は「少年ジャンプ+」連載中の少年マンガです。

単行本の累計発行部数は1,250万部突破!

「次にくるマンガ大賞2019」WEBマンガ部門第1位!

「このマンガがすごい!2020」第1位!

「マンガ大賞2021」でもベスト10入りし、2022年4月からアニメ化もされる大人気作品です!

「少年ジャンプ+」作品の中でも、今最も勢いのある作品と言えるでしょう。

スパイファミリーのあらすじ

「スパイファミリー」は主人公・ロイドこと凄腕スパイ・黄昏(たそがれ)が、エスパーの少女・アーニャ、暗殺者・ヨルと共に互いの正体を隠しながら仮初の家庭を築き、世界の危機に立ち向かうホームコメディです。

1文で情報が多すぎますね(笑)。

 

複雑なので本編でもたまにまとめてくれています。

あらためてあらすじを述べると、以下のようなお話です。

 

舞台は東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)。

「鉄のカーテン」で分断された2国は冷戦状態にありました。

西国の凄腕スパイ・黄昏は、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドと接触する任務を命じられます。

任務・オペレーション〈梟〉(ストリクス)の内容は、偽装家族を作ってドノバンの息子が通う名門イーデン校に養子を入学させるというもの。

イーデン校の懇親会こそが、用心深いドノバンが公の場に姿を表す唯一のチャンスだったのです。

黄昏は精神科医ロイド・フォージャーを名乗り、偽装家族の相手を探す過程で、エスパーの少女アーニャ、暗殺者の女性・ヨル・ブライアと出会います。

妻役を捜していたロイド、恋人役を探していたヨルと、そして「わくわく」を求めるアーニャの利害が一致し、3人は互いに素性を隠しつつ偽装家族としての生活をスタートさせます。

東西の平和はこの偽装家族に委ねられました!


人気の理由や面白いシーンについても

人気の理由

上記にまとめたシリアスな本筋を持ちながら、アットホームなコメディとして描かれる「スパイファミリー」は高い人気を誇っています。

その人気の理由はどこにあるのでしょうか?

人気の理由を考察してみました。

理由① スタイリッシュな絵柄とマンガとしての読みやすさ

アクアグリーンで統一された単行本の表紙に代表されるスタイリッシュな絵柄には高いデザインセンスを感じますよね。

また、アクションシーンの美しさも目を引きます。

どんな角度からでも崩れない、見やすい絵柄で描かれたキャラクター達はどのコマでも魅力いっぱい!

そして、キャラクターの動作や背景、書き文字などの情報が演出として整理されていて、1コマから多くの情報を読み取れる点も見逃せません。

少ないコマ数でも情報量が多く、テンポ良く話が進むので「スパイファミリー」は非常に読みやすいのです!

作者・遠藤達哉先生のマンガ家としての技量の高さを感じますね!

理由② シリアスとコメディのギャップ

あらすじでまとめたように、「スパイファミリー」の本筋はとてもシリアス。

緊迫した隣国関係や暗躍するスパイ、秘密警察、暗殺者。

作品の要素を並べるだけと、大作スパイ映画のようです。

しかし、ここにドタバタアットホームコメディ色が加わる事で話にメリハリがついています。

 

シリアスとコメディのギャップが大きいため、展開が予想しにくいことも大きな魅力だと思います。

理由③ 魅力的なキャラクター

魅力的なキャラクターたちも「スパイファミリー」の人気の理由でしょう。

主人公・ロイドは敏腕スパイ、妻・ヨルは凄腕の殺し屋、娘・アーニャはエスパーと主要人物だけでも非常に個性的。

その他のキャラクターも外見からは想像できない内面や秘密を持っていたり、突然面白い動きをしたりと大きなギャップを持っています。

この個性的な愛すべきキャラクターたちには夢中になること間違いなし!

そして何よりアーニャがかわいい。アーニャがかわいいです。

 

女性にも人気

「スパイファミリー」は女性にも高い人気を誇っています。

人気の秘訣は上記にまとめた通り

– スタイリッシュで見やすい絵作り、テンポのよい展開

– シリアスになりすぎず、ほっこりするストーリー

– 魅力的なキャラクター

にあると思います。

アーニャを中心とした心温まるお話や、はっきりとしていてみやすい画面構成が女性のみならず、大人から子どもまで広い世代で受け入れられているのではないでしょうか。

面白いシーン

では、具体的に私が面白いと感じたお気に入りのシーンを紹介します。

気になった方は是非「少年ジャンプ+」で試し読みしてみましょう!

・ロイドのプロポーズシーン

物語序盤、ロイドがヨルにプロポーズをするシーンがお気に入りです。

なんと言っても手榴弾のピンを婚約指輪に見立てているところが秀逸!

このプロポーズを普通に受け入れている時点で、ヨルの正体を疑ってもよさそうなものですが(笑)。

・アーニャのパンチ

いじめをふっかけてくるダミアンへの怒りが頂点に達した時に繰り出された必殺パンチもお気に入り。

アーニャのピュアな表情と、殴られたダミアンの対比がすごいことになってます。

抉るようなスクリューブローにヨルの指導を感じます(笑)。

・ヘンダーソン先生のツッコミ芸

イーデン校入試の際に披露されたヘンダーソン先生のエレガントなツッコミも大好きです!

エレガントな紳士の見た目から想像もできない巻き舌での「エルルルルェガンンンンンンンヌャスッ!!!」には目を疑いました。

面白くないという意見についても

面白くないという意見

ここまで「スパイファミリー」の面白さを紹介してきましたが、SNS上では「面白くない」という意見も散見されます。

主な理由としては以下のようなものが挙げられます。

– シリアスとギャグが入り混じっており、中途半端

– 現実的にあり得ない設定のキャラクターが多く、感情移入できない

– メインの目的であるオペレーション〈梟〉(ストリクス)の進みが遅い

これらは紹介してきた長所の裏返しとも言えます。

合う合わないは人によると言ってしまえばそれまでですが、それでも幅広い層に受け入れられやすい作品であることには変わりないでしょう。

作者の以前の作品との違い

作者の遠藤先生は過去に「月華美刃」「TISTA」という作品を連載していました。

どちらも月刊誌に連載されていましたが、短期連載で完結しています。

しかし、ファンの間では高い評価を得ているようですが、「スパイファミリー」のように幅広い層に受け入れられることはなかったようです。

「スパイファミリー」は過去の作品に比べて「愉快」かつ「心温まる」ストーリーを重視して作成されているそうです。


まとめ

この記事では「スパイファミリー」の人気の理由について解説しました。

また、面白くないという意見についても見てきました。

「スパイファミリー」の人気は、作者である遠藤先生の高い技術力によって幅広い層に受け入れられるよう作られているからだと考えています。

2022年4月からはついにアニメも始まります。

ますます「スパイファミリー」から目が離せませんね!

この記事が「スパイファミリー」を知るきっかけになってくれたら嬉しいです。

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