血のハロウィン編で、東京卍會の壱番隊隊長になった武道(たけみち)は、未来に戻ると東京卍會の幹部になっていました。
幹部会に参加した武道は、初期メンバーよりも我が物顔で接する、元黒龍(ブラックドラゴン)のメンバー達と食事を共にしました。
そして武道は、東京卍會が黒龍と合併したことにより、犯罪を利用しお金を稼ぐようになってしまった事実を一虎に教えてもらいました。
また、黒龍の金銭管理を行い、警察に捕まらないように犯罪で稼ぐ方法を編み出し、指揮をとっていたのがココ(九井一・ここのいはじめ)であったことを後に知ることになります。
本記事では、ココが10代の若さで犯罪に手を染め金儲けをしてきた理由と、赤音との過去などについてまとめてきました。
目次
東京リベンジャーズでココ(九井一)の初登場は?
コミック『東京卍リベンジャーズ』でのココの初登場は9巻です。
2017年の未来では、東京卍會の幹部会に出席し、2005年の過去では黒龍の親衛隊長として武道の前に現れました。
ココ(九井一)の初登場は漫画の何巻?
ココの初登場は9巻で、相方である乾と一緒に、2017年の未来で東京卍會の幹部として出席していました。
表向きはIT会社を経営しているようですが、裏では東京卍會の幹部を兼任し、東京卍會を支えるほどの多額の上納金を納めていたそうです。
そのため、イヌピーや八戒と共に、東京卍會の初期メンバーの前でも引けをとらない堂々とした立ち振る舞いをしていました。
また、2005年の過去でも、壊滅寸前だった黒龍の資金調達を担ってきました。
ココの特徴
ココは、長い長髪をモヒカンにしていて、左側頭部に剃り込みが入っているにが特徴的です。
また、梵天のメンバーに加わった時は、剃り込みの隙間に梵天のマークの刺青を入れて髪をブリーチしています。
身長は174センチで、いつも人を見下すような目つきであらわれ、挑発する時は舌を出す癖があります。
頭がよく、なんでもそつなくこなす性格でもあるので、常に人を見下すような態度をとっています。
しかしイヌピー(乾青宗・いぬいせいしゅう)を親友として深く信頼しており、一緒に行動していることが多く、黒龍が解散した時もイヌピーについていきました。
聖夜決戦とのかかわり
聖夜決戦では、大寿がクリスマスの日に一人で聖堂で祈ることを武道達に教えたのはココでした。
ココは、黒龍隊員が東京卍會と内通していることに気付き、稀咲や武道達が内通者と交渉していたカラオケボックスにやってきました。
どうやらココは黒龍の親衛隊長として、隊員内の情報をいち早くつかんでいる人物でもあるようです。
クリスマス当日は、武道達をわざと大寿と落ち合わせ、遅れて聖堂にやってきてました。
ボロボロの武道にしがみつかれていましたが、軽く引き離し、勝利を確信していました。
しかし、形成は逆転し、黒龍の総長の大寿はやられ、100人の先鋭部隊もやられてしまい、イヌピーとともに東京卍會の傘下に加わりました。
赤音のせいでお金に執着?
天竺との戦いの最中、イヌピーとココはタイマンで戦うことになりました。
ココはイヌピーに東京卍會を抜けて天竺に来るようにいいますが、イヌピーはそれを拒みもうお金にこだわらないようココに言います。
乾の姉である赤音の名前を口にすると、ココの態度は豹変しました。
一体、ココと乾と赤音の間にどのような過去があったのでしょうか。
赤音とは?
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— syd (@yunlvrs) June 5, 2021
赤音は、イヌピーの5歳年上の姉で、ココがずっと思いを寄せていた人物でもありました。
二人はたびたび図書館で一緒に本を読んだり、イヌピーとココと赤音と三人で帰宅したりもしました。
イヌピーと赤音の外見は、兄弟であるからだけでなく、髪のウェーブや顔つきもよく似ていました。
しかし、イヌピーは勉強にはあまり興味がなく、ココと赤音はイヌピーをおいて二人でよく図書館に行っていました。
ココは赤音に、自分が赤音のことを好きなことを告げますが、赤音は年が離れ過ぎているとやんわりと断ります。
ココと赤音
ココは、告白を断られても諦められず、赤音の帰宅時に大人になったら結婚してほしいと懇願します。
赤音は根負けして、大人になるまで待っていると笑い、ココは驚きと喜びに震えながら家路につきました。
しかし、イヌピーと赤音の家が燃えていることに気づき、急いで二人の家に戻ってきました。
家はすでに炎に包まれ、意を決してドアを蹴破り煙を吸わないように赤音を助けにいきます。
なんとかして赤音を外へ運びだしましたが、よくみるとその相手イヌピーで、赤音は家の中にとり残され重傷の火傷を負いました。
頭がよく、何事もそつなくこなしてきたココでしたが、たった一つできなかったことは赤音を助け出すことでした。
お金に執着する理由
ココがお金に執着し始めた理由は、赤音の重度の火傷が4000万円という大金を積めば治ることを知ったからです。
赤音のことを一生守ると約束していたココは、なにがなんでも大金を稼げるようになるため本を読み漁りました。
その結果ココは、未成年を集めた窃盗集団を作り、金持ちと繋がり犯罪の片棒を担ぐことでお金を稼ぐ手段を手に入れました。
しかし、ココが4000万円を稼ぐ前に、赤音は息絶えてしまいます。
ココは、自分にもっと金があればと悔やみ涙を流しましたが、ココを使って資金調達をしようという人は後を断ちませんでした。
東京リベンジャーズでは、少年たちが自分の状況をよりよくするため一生懸命努力しますが、未熟さゆえに間違った方向に進んでしまうという展開が多いです。
誰もが体験する失敗をリアルに描いているところが、多くの読者の心に刺さり、幅広い世代に受け入れられているのだと感じます。
まとめ
東京リベンジャーズのココの初登場時についてや、赤音との関係についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。
未成年で悪に染まりながらも、必死に好きな人のために尽くそうとしてきたココの人生に胸を打たれた人も多いのではないでしょうか。
是非アニメやコミックでココの活躍や、イヌピーとの絡みなどをチェックしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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